転生旅行
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第十八部[Fate物語]
原作開始前
第一の物語[手始めに世界を救っていた]
前書き
前回のあらすじ
クロウ誕生=地球誕生
クロウ・・・直死の魔眼に開眼 (転生=死を経験=死を理解)
地球・・・氷河期起き過ぎ
進化・・・Gじゃ、Gが出たんじゃ
古代竜・・・クロウのペット
クロウ・・・暇だしこの世界の魔法を極めるか
ティアマト・・・私と似た子がいる誰だろう?
神・・・産まれる
ティアマト・・・命を狙われる
マルデューク神・・・サクッと喰われる
人類・・・誕生
主人公・・・弟子を取る
弟子の一人・・・アラヤを名乗る
人類・・・霊長の長になる
携帯投稿
捏造設定が多いです
宇宙戦艦ティラミス・・・頭おかしい
紀元前約三百世紀日
神々仲が悪すぎワロタ。
ティアちゃんが死んだことになってから仲良く統治したのは本当に短い期間だけだったね。
直ぐにトップ争いを起こしたからね。
とても大まかだけど、
メソポタミア神話・・・ティアちゃんが住んでいた地方に残った神たちが作ったコミュニティ
ギリシャ神話・・・比較的に欲望に忠実な神たちが作ったコミュニティ
インド神話・・・全体的に大きい神様が多い
エジプト神話・・・お金大好き、死後の世界はお金で買います。
ケルト神話・・・少し話した事あるけど脳筋だったなぁ
北欧神話・・・セフィロト付近に根を下ろした神の一族。
アステカ神話・・・私が持ってた本だとケツァルコアトルって男神だった気がするんだけど女神、果てしなくフレンドリーで強力な神が多い。
中国神話・・・外宇宙の滅びた惑星から亡命してきた外神、殆ど世界と融合して自我すら残って無い。唯一残った女媧って女神だけが同族のお墓を守ってる感じ。一人で他の神話とやりあえてる所を考えるとヤバい。
の八勢力が生き残った。
細かく分けるとまだたくさんあるけど弱小勢力かバラバラに旅している感じの神々
紀元前約二百五十世紀世紀日
恐ろしい事に、
弟子が世界と同化してからの人類の躍進は凄いものがある。
勇者・英雄・武神・拳聖
言い方はいろいろだけど同じ存在を指している。
周りと隔絶した力を持った人間。
それがちょくちょく生まれる。
まるで何かを確認するかのように。
あの日から人間のスペックも恐ろしく高くなったし。
昔は生きるために集まって隠れて過ごしていたのに、
今だとひらけたところに普通に一族で集落とか作ってるし。
一般人が
「皆、丸太は持ったな」
とか言って集団で丸太とか振り回して、
牛ぐらいのサイズの魔獣を蹴散らしてるし・・・
私の知ってる人類じゃない。
まあそれでもドラゴンとかに普通に喰われているんだけどね。
でも狩れる人間もちらほらいる。
紀元前約二百世紀春日
神々の小競り合いが一応収まった。
あと日本神話が生まれた。
槍で突くだけで島が分離するって・・・
無茶苦茶な能力だな。
自分の国って言ってたけど、
あそこって八岐大蛇が生息している地方じゃなかったっけ?
神々とかを結構食い殺す類の龍神なんだけど、
倒せるの?
それとも素戔嗚が産れる迄放置?
・・・
うちの伊邪那美様が若かりし頃の自分を見て顔を真っ赤にして
「黒歴史じゃ、今思うとなんであんなくだらない男に靡いたのかわからん」
とか言ってた。
紀元前約二百世紀夏日
日本の伊邪那美様がポンポン神を産んでるんだけど、
長年生きている経験上神を沢山産む神って短命なイメージが・・・
神話的にも結構あっさりと逝っちゃったよね?
医療関係の神を産婆として待機とかさせなかったの?
紀元前約二百世紀秋日
神様、
武器とか道具とかばら撒きすぎ。
何でも神が創ればいいってものじゃないぞ・・・
神造の鍬とか笑いをこらえるのが大変だったな。
性能は異常に良いんだよ。
無駄に良いんだよ。
・・・
神々が世界各地に散った。
世界各地で信者を得るつもりらしい。
この場合は集落神っていうのか?
紀元前約二百世紀冬日
良い神ほど人助けをしても威張らない。
良い神様もいるんだよねぇ・・・
旅している神は比較的に良い神。
まあちゃらんぽらんな奴もいるけど。
全員がティアちゃんを殺そうとした神みたいのだったら皆殺しにしてやるつもりだったけど。
暫くは様子見かな。
紀元前約百九十世紀春日
また私を師事する人が来た。
アラヤ君が卒業してから居なかったけど、
久し振りの弟子だね。
どんな方法で旅している私の位置を割り出したんだろう?
最近は人里にも寄って無いし探知系の能力じゃ私は探知できないはずだけど・・・
辺境の賢者ってあだ名も誰が付けたか知らないし。
ヘカテーって名乗ってたけど、
ギリシャ神話の神と同じ名前だね。
神性は恐ろしく低いから多分元ネタの人とかかな?
まあ神の血は引いているみたいだけど・・・
結構奴等って人間に手を出しているしこの時代だと神の血を引いている人は割と普通。
・・・
私に会えたのは勘らしい・・・(ぇ?
勘かぁ・・・勘は防げないなぁ。
紀元前約百九十世紀夏日
なんかやたらと物覚えが良いと思ったら、
彼女は半神半人で、
神々が究極の存在を創ろうとしている実験の試作品だとか・・・
・・・
何をもって究極とするんだろう?
少なくても欲深な神々が創るって時点で欲深い存在、
もしくは傲慢な存在になりそうな気がするけどね。
彼女は礼儀を知っててまともに見えるけど・・・
産み出した神がまともだった?
でも究極の存在を産み出そうとするって、
私の経験上マッドか自己顕示欲が強い屑かの二択なんだけど・・・
・・・
女として生まれた瞬間に捨てられて、
老夫婦に育てられたらしい。
やっぱり神々は屑・・・
紀元前約百九十世紀秋日
数百年の修行の結果、
彼女は大体何でもこなせるけど魔導系の才能が特に飛びぬけていた、
次点で格闘術。
鍛錬相手として出した古代陸上竜を素手で制圧した時はこの子はどこに向かっているんだろうって思ったもん。
鍛錬中に自身に重力荷重系の魔法をかけて鍛錬してるから笑える。
彼女って出会った時と見た目が変わらないんだけど身体能力はかなり強いと思う。
考えるだけで現象を起こす奇跡をマスターしたのは今の所、
弟子の中だと彼女だけだし。
このまんま根源にでも到達するつもりかね?
紀元前約百九十世紀冬日
彼女が世界に私の魔導を広める旅に出るらしい。
まあ彼女の才能を考えるとこれ以上私の元での鍛錬は惰性かな?
守破離の考えで行くと彼女は私から離れて独自の技術を産み出すべきかな。
餞別として杖や籠手、短剣やローブ、私のいる方角を指す方位磁針、
あと移動用に彼女に懐いたいつぞやの古代陸上竜をプレゼントした。
「では師匠、行って参ります」
「ヘカテーさん、風邪には気を付けてくださいね」
「師匠も壮健で」
「では、縁があればまたお会いしましょう」
壮健でって言われたけど今世の私ってどうやったら死ぬんだろう?
・・・
ある時から半人半神だった彼女の神性が恐ろしく高まった気がしたけど、
神にでもなったかね?
魔力量も修行前の万倍近い量になったし。
彼女がギリシャ神話の神だとしたら歴史改変とかのレベルじゃない気がする・・・
ゼウスが彼女に勝てると思えない・・・
紀元前約百八十世紀春日
色んな集落で犬っぽい魔獣を使った狩りが行われている。
犬と人間の共存関係ってこの時期からだったのか。
でも、見た目完全に化け物で巨大なわんこをよく餌付けして使役しようと思ったよね。
狩りの効率は目に見えて上がったみたい。
また生存圏が広がりそう。
紀元前約百八十世紀夏日
ヘカテーさんがアナトリア半島って所で主神になった。
よかったギリシャ神話関係なかった。
これからは枕を高くして寝れるね。
彼女の活躍により人類の生存圏がまた広がった。
今まで何となくで使用していた魔導を系統付けして広めた結果だね。
まあしっかりと伝わらなかったみたいでかなり劣化しているけど。
各地の集落で神に仕える巫女とかシャーマンとかが生まれる原因になったみたいだし。
弟子の活躍は素直に嬉しいな。
・・・
主神になってから年1日位の割合で私の所に来るせいで、
彼女を信仰している地方だとその日は完全な休日になった。
暦の休日ってこんな感じに決まってたのかもね。
・・・
高速神言何て技術を教えてもらった。
なんか言葉を超高圧縮する事により一言で強力な威力を誇る現象を起こす技術。
確かに想像の具現化は多様性はあるけど威力は低いもんね。
言葉で補強するだけでここまで威力が上がるのか
弟子から習う経験は正直新鮮で嬉しい。
紀元前約百八十世紀秋日
そろそろ腰を据える拠点でも作るか。
・・・
大陸の南側にある誰も住まない巨大な岩でできた島に決定。
アトランティスと名付けた。
最終的にはリトルキングダム送りかワザと沈没させるか。
巨大な神殿を建ててくれるわ。
紀元前約百八十世紀冬日
数年掛けて岩山を土に変えて、
永遠の実を植える事により食糧問題を解決。
品種改良し魔力を大量精製する木を島の四方と中央に植える。
数十年掛けて森や花畑を作成。
数百年かけて神殿や街を作成。
リトルキングダムから幻獣類の放し飼い。
空中庭園や地下都市。
侵入防止用の結界の数々。
巨大な龍脈があったからたやすい事だったね。
・・・
まさに神話の島って思ったけど、
ご近所さんが結構神様だしまんま神話だった・・・
紀元前約百七十世紀春日
ゼウスとかってギリシャ神話の最初からいる神じゃないんだね。
産れた子を権力が奪われるからって理由で食い殺そうとする親も親だけど、
親を倒して権力を奪う子も子だよね。
遺伝子レベルで権力を求めてるのか・・・
そして末っ子のゼウス君は欲望に忠実過ぎ・・・
紀元前約百七十世紀夏日
アトランティスに海岸を作っていると、
鈴木さんが
「ちょっと冒険してきます」
って言ってペガサスに乗って出かけた。
ビジュアルが・・・
ビジュアルがダメだと思うの。
骸骨が乗る純白の天馬。
後世でペガサスが恐ろしい魔物扱いされそう・・・
鈴木さんは大人しくハムスケに乗るべき。
まあハムスケはヒノに可愛がられてるけどね。
紀元前約百七十世紀秋日
鈴木さんが友達として冥府の神様を連れてきた。
冥界で殴り合いその後にお茶した仲だそうだ。
女性と男性の神。
エレシュキガルとハデスって名乗ってた。
うちの島に居る伊邪那美様とかと同じ神様かな?
金髪で病的な肌の白さを誇る美女のエレシュキガルちゃんと
青い顔で髪の毛も青い炎の筋骨隆々なイケメンのハデス君。
権能が結構被ってるから気が合うらしい。
あと家族関係で悩みを言い合える同志らしい。
住んでいる地方は全然違うんだけどね。
神からしたらそれほど離れていないってさ。
何時か冥府神同士でコミュニティーを築きたいとか言っていた。
アトランティスの地下都市に冥界の出張所を作る許可と、
定期的に遊びに来る許可を求められたので許可した。
なんか加護を貰ったんだけどそんなんでいいのか?
あと、
地下都市を作った時すでにある程度結界があったからよかったけど、
順序が逆だったら冥界に落ちたらしい・・・え、この時代って地面掘るだけで冥界に落ちるの?
・・・
結構上位神なのに謙虚だったな。
やっぱ一部の神に神々の良心の大部分が固まってるんじゃない?
紀元前約百七十世紀冬日
世界に幾つか村が産まれた。
集落が幾つか集まってできたみたい。
まだ個人の名前って概念が無いみたいだけどね。
役職がそのまんま名前みたいな感じ。
でもすごいよね、
世界各地に人口が点在してるのに全員同じ言語使ってる。
どういう理屈?
紀元前約百六十世紀春日
世界各地にそれぞれの地域の神が居て笑える。
全知全能の神が結構沢山いて笑える。
世界各地で主神だのなんだの・・・
私から見たら主神を名乗る神って下衆か屑しかいない感じがするんだよね。
まともな神ほど地味な仕事をしているんだよね・・・
目立ちたがりと権力欲を持っている奴と、
美の女神を名乗ってるやつは大概屑 (権能を外見に極振りしてるみたいだけど、神って一部を除くと基本的に美形なんだよね
紀元前約百六十世紀夏日
技術班が・・・
アトランティスがいつの間にか未来的な都市になってたよ・・・
風情が、
風情が死んだ。
なんという事だ。
私は悲しい ポロロン
紀元前約百六十世紀秋日
私が落ち込んだのを見て技術班が見た目だけは古代の神殿風に戻してくれた。
性能が良いのは良いんだけどやっぱり見た目だけは古いとかロマンがあっていいよね。
超絶未来の訳解らん建物とかも嫌いじゃないけど・・・
あの映画とかに出てくる水晶の建物とか見た目だけだろって思うもん。
紀元前約百六十世紀冬日
一部の神々が人が増えすぎないように間引きしてる・・・
個人的な感覚なんだけど、
間引きと称して殺しかかってくる相手に信仰とか抱くか?
恐怖を与えれば一時的に畏怖から信仰を得られるかもしれないけど・・・
その内反発されるから差し引きゼロどころかマイナスじゃない?
紀元前約百五十世紀春日
集落で普通にドラゴンの肝とか売ってるんだけど・・・
いや、物々交換だけどね。
紙幣とかが無いし。
竜の血を浴びると肉体が竜の鱗並の硬度になるのか・・・
村人が普通にドラゴンスレイヤーなんじゃが・・・
私は昔、
血とか普通に飲んだりとかもしてたけど、
内臓も硬くなるのだろうか?
紀元前約百五十世紀夏日
アトランティスの存在が神々にバレたみたい。
私の掛けた認識阻害の結界に気が付ける神がいるのか・・・
もう少し警備を厳重にしよう。
ゴーレムでも巡回させるか?
あの子達なら神秘に対して高い耐性を持つし、
肉体も純粋に硬いから神々も手を焼くだろうし・・・ただし脳筋てめぇはダメだ。
奴等は普通に素手で私の鉄人を粉砕しそう。
紀元前約百五十世紀秋日
世界各地の神々が勢力拡大の為に旅などをしているハグレ神を勢力に吸収しだした。
うちの島にも侵入してこようとする神が居て鬱陶しい。
ヘカテーさんの所も勧誘が五月蠅いそうだ。
・・・
黙らすか?
紀元前約百五十世紀冬日
ヘカテーさんがアトランティスに逃げてきた。
何でもゼウスが攻めてきて叩きのめしたら、
ギリシャ神話の神々が群れを率いて来たから面倒くさくなって逃げてきたらしい。
いくらでも居ればいいよ。
・・・
神々を群れって・・・
紀元前約百四十世紀秋日
なんか白髪頭の赤い外套の男が襲い掛かってきた。
前世とかに似た人が何人かいたし、
多分ありふれた顔なのか、
世界には同じ顔の人が3人いるってパターンか、
平行世界の同一存在って所かな?
まあ今まで戦った事がある中だと私に弟子入りした子の次ぐらいに戦い方が上手かった。
致命傷を与えると光の粒子になって消えていったけど。
アラヤ君の魔力を感じるな・・・
私の存在が人類の繁栄にとって邪魔になったか?
でも足りない。
私を討伐したいなら彼クラスを百万人以上集めても蹴散らされるだけだよ?
面白い技術と、
まだ歴史上で存在していないはずの武器・・・
未来からの召喚かな?
・・・
便利な技術だと思うけど、
私の場合は打った方が強いし・・・
でも新しい系統だし、
剣以外も投影できるように訓練しよう。
少なくても旅先で包丁とか鍋とか準備出来たら便利だし (冒険者のカバン
投げナイフとかの準備も結構優秀そうだからね。
紀元前約百四十世紀冬日
白髪の人の正体は抑止力らしい・・・
アラヤ君が準備した人類の守り手。
つまり私がやった何かが人類にとって取り返しのつかないレベルの事で、
それを直すために殺しに来たって所かな?
でも神代でやっちゃダメな事って何だろう?
殺人も不倫も犯罪もし放題な時代で人類にとってやってはいけない事・・・
私って言っては何だけど今代に入ってからはあまり人間は殺してないと思うけど・・・
紀元前約百三十世紀春日
あ・・・日本の伊邪那美が死んだ・・・
なんで医療の神とかを産婆として控えておかなかったんだ・・・
・・・
伝承通りになったみたい。
うーん、
神話を見ると色んな神話で黄泉返りの伝承があるのに、
何で最後に振り返るんだろうね?
・・・
うちの伊邪那美様が自分を回収しに行った。
・・・
今考えると自分を回収ってすごい言葉だな
紀元前約百三十世紀夏日
伊邪那美様の力が恐ろしく高くなった。
まあ元から主神クラスだったのに長く生きてるもんね。
ティアちゃんの方が権能的に強いけど・・・
だってティアちゃんって私が生きている限り死なないんだぜ・・・
つまり私も彼女は殺せないし。
多分誰にも殺せない。
・・・
二人とも目を凝らしても死が視えないのは多分権能の問題だろうね。
紀元前約百三十世紀秋日
技術班がついにワープ装置を開発した。
まあまだ入り口と出口を準備してそこを行き来するレベルだけどね。
でも個人の技能じゃなくて誰でもできる文明にしたのは褒めてもいいと思う。
中央の転移神殿からアトランティス各地に転送できるように装置を設置した。
まあ使う人は殆どいないんだけどね。
個人の技能で転移するから・・・
・・・
アトランティスから撤退する時は海に沈めようと思う。
人類が海を征服しきれれば超古代文明をゲットチャンスみたいな・・・
本格的なアトランティス捜索隊みたいなのが未来で出来たら絶対に参加しよう。
今のうちに金属板に世界各地の未来予想でも書いた神殿でも作るか。
紀元前約百三十世紀冬日
アトランティスを海底に沈めても大丈夫なように大改装を行っている。
海水が入ってこない様にする魔術的な結界と科学的な電磁障壁。
ナノマシン技術による自動修復機能。
植物を育てるための人工太陽[現在はOFF]。 (沈めるときにONにする
あとは町を整備する苔の生えたゴーレム・・・ (ナノマシンのせいで完全に本気の無駄機能
言語はワザと世界で全く使用していない念文字。 (解読に時間を掛けると良いと思うの
後は中途半端に念文字を解読した後を残した世界各地の言葉で書かれた多種多様なノートと白骨化した髑髏。
この土地を離れるときはもう少し趣向を凝らそうと思う。
バミューダトライアングルに入ると超低確率で入れるようにするか・・・
空間の裂け目とか演出して・・・
紀元前約百二十世紀春日
最近、
星からかな?
なんか助けて欲しいみたいな感覚を感じる。
何かあったかヒノさんに探らせようと思う。
・・・
ハデス君とエレシュキガルちゃんの情報で、
最近冥界に殆ど死者が来ないらしい・・・
私の感覚だと結構死んでる感じがするんだけど・・・
紀元前約百二十世紀夏日
ヒノさんの情報で
宇宙人襲来で神々が迎撃に出てどんどん倒されているらしい。
一定以内の範囲に入ると死んでしまうため、
今までは見る事すらできずに末端の草達が狩られて情報が入らなかったとか・・・
・・・
ヒノさんの諜報網が通じないレベルの強さか・・・
これは強敵だな。
紀元前約百二十世紀秋日
神々の間で同盟を組んで一斉攻撃で仕留めるつもりらしい。
私の出番はその後でいいよね。
・・・
自信満々だった神々が敗走するのを見るのは楽しいな。
紀元前約百二十世紀冬日
褐色の美女の姿をした惑星かな?
戦闘してみたけど、
遠近問わずエネルギー攻撃は吸収されて強化される。
剣に触れた物全てが破壊される・・・
多分破壊という概念が人の形になったのかな?
同型機だと思われる存在が彼女以外に二人もいるし・・・
・・・
数百年間戦い続けて相手のエネルギー切れで終了。
途中で彼女に指示を出していたと思われる彗星に攻撃したら彼女以外の二人は泡を喰って離脱していった。
彼女の主人格以外の後で埋め込まれたと思われる人格と彗星との接続を消滅させておいた。
操られていたのかな?
まあ戦ってみて、
何度戦っても負けない自信があるし、
自由に生きればいいと思う。
挑んでくるなら倒すだけ。
外宇宙から来たとしても、
私からしたら移住してきた神と変わらんし。
・・・
彼女はアルテラというらしい・・・
次の頁に続いている。
後書き
newスキル
高速神言:A++・・・神代の言葉。魔術を発動するとき一言で大魔術を発動させる、高速詠唱の最上位スキル。
呪文・魔術回路の接続を必要としない。
区分としては一小節に該当するが、発動速度は一工程と同等かそれ以上。
しかも威力は五小節以上の大魔術に相当する。
呪文自体が「神言」である為、詠唱の長さと威力が比例するという法則は適用外。
故に本来ならばせめて凛のように相応の触媒を用意しておかねば実現不可能な、「大魔術をただの一言で発動させる」という行為を可能とする。
神代の言葉なので、現代人の舌では発音不能、耳にはもはや言語として聞き取れない。
統一言語:A・・・言霊に強い力を与える。
同スキルを持つ相手には効果なし。
死の女神の加護:A++
死の神の加護:A++
投影魔術:A・・・道具をイメージで数分だけ複製する魔術。
投影する対象が『剣』カテゴリの時のみ、ランクは飛躍的に跳ね上がる。
魔力吸収:EX・・・エネルギー系の攻撃を魔力の形にして吸収する。
newアイテム
神造の鍬:EX・・・木製なのに異常に強度があり、
大地に対して特攻効果がある。
軽く耕すだけで土を作物に合わせた成分に変質させ、
畑主に豊作を約束する。
土仕事に関してだけは体力消費が無くなる。
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