獣篇Ⅱ
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12 女子の前で下ネタを言うのは、よくよく考えてからにしましょう。
云)「団長ォォッ!やめろォォッ!
オレたちの目的を忘れたかァァッ!?」
阿)「よせ、云業ォッ!」
威)「引っ込んでてヨ。今楽しいとこなんだ。邪魔すると…殺しちゃうゾ。」
云)「団長ォォッ!」
阿)「言わんこっちゃなェ…あァ、また始まっちゃったよォ、団長の悪い癖が。…ああなると誰にも止められねェ…」
威)「オレたちの居場所は…そう、オレたちの居場所は戦場ですよ?」
_「まただ、鳳仙様の部屋からだ。やっぱり私たちも行かないか?」
_「もう仲間が向かった。こういう時ほど警備を怠ってはいかん。隙をついて、曲者が侵入するかもしれないだろ?」
_「その通りじゃ。」
と、月詠の声。
もうすぐ来るに違いない。
_「頭ッ!?」
_「今までどちらに?」
_「うん。崩壊したパイプの撤去作業にな。」
_「でも良かった、頭が来てくれれば安心です。」
_「うん。鳳仙様のことはわっちに任せておけ。主らはここの守りを頼む。」
_「ハイ。」
…なんか不審者来た。
_「い~い?不審者は一匹たりとも通しちゃダメよぉ?ちょっとでもピンときたら110番よ?あたいが許可する。ヘマしたら承知しないからね。」
_「頭、曲者です。」
だろうな。www
_「いや…違う。それは…あの…新入りじゃ。」
_「新入り!?こんな怪しいヤツらが!?」
_「パー子でぇ~す」
_「パチ恵でぇ~す」
_「グラ子でぇ~す」
_「三人併せてぇ~、はち切れピーチ三大輔!」
だよなー。www
_「頭、曲者です。」
_「いや、新入りだってば。」
_「大丈夫なんですか?こんなの連れてって。鳳仙様の方がはち切れますよ?」
_「股間が?」
あーあ、変態だよこりゃ。www
_「んなわけねェーだろッ!?鏡見てこい、シリコン三大輔ッ!」
_「こんな使えなさそうなヤツらを連れて行くのは、危険です!」
_「大丈夫よぉ~、どうせ沈砲様のことだからぁ~。また女と一発シケこんでるだけよ、騒ぎすぎ。」
_「沈砲様、って誰だよッ!?鳳仙様ッ!どんなシケこみ方したらあんな騒ぎになんの?」
_「いや、夜王とか呼ばれてんでしょ?そりゃとんでもないバズーカ搭載してんでしょ?」
やめて、誰か助けて、wwwwww
_「そういう意味じゃねェよッ!」
_「新入りじゃが、腕は立つ連中じゃ。心配せずともよい。」
_「頭がそこまで言うのなら、お通りください。」
入ってきた。
_「お気を付けて行って下さいね?
…死出の旅路を。」
ドアがしまった。
クナイが飛んだ。
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