転生貴族の銀河
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第四話
前書き
懲りずに投稿します
第四話
帝国歴478年7月
新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)
俺は侍女に案内され、ある場所を目指している
「着きました、既に御待ちになっております」
「はい」
その部屋の中に入ると!
「ロルフようこそ、久しぶりに会えてうれしいわ」
「姉様、ご懐妊おめでとうございます。お祝いに姉様の好きなチーズケーキを作って来ました、つわりとか大丈夫ですか?」
「まだそれは無いのよ、貴方のチーズケーキは大好物ですもの是非に頂くわ、紅茶で良いわねテーブルに行きましょう」
部屋の扉を開ければ其処にはテーブル席に既に皇帝陛下が待っていた
「陛下?」
「ロルフよ久しぶりジャ、席に付け挨拶は無用だ。お前がケーキを作って来るとシュザンナに聞いてな儂も食べたいと思ったのだ」
「私のケーキを?」
「ロルフのケーキは絶品です事よ陛下」
「では、食べてみるか」
既に陛下の前に姉様と俺の前に俺が早起きして作ったチーズケーキが並んでいる
陛下は口に入れ、美味そうにたべている!俺が創ったケーキを
「美味い・・・・・艦隊よりもケーキ職人も良いのではないかの?」
「陛下ロルフは軍人です、大将になり大事な陛下の重臣です。ケーキ職人など以ての外です」
「そうか、そうだなロルフよ、お前には期待しておるぞ。大事な我が臣民を連れ戻してくれブラウンシュヴァイク公はこの件に関しては協力するだろう話してみればよい」
「はっ!かしこまりました」
「ロルフ!昨日から貴方が用意してくれた医師団に私の子供を預けます。今迄は流産をしてましたが貴方が選んだ医師団にこの私と赤ちゃんを任せ静かに待ちます」
「姉さん任せてよ、他に装甲擲弾兵の精鋭を此処に配備する予定だしね」
「ロルフに任せるか、警備責任者を決めてシュザンナを守ってくれよ」
「御意、信頼する部下を配置し全戦力を投入し必ず守りますが!流石に出兵するので父親にこの任は任せますが?」
って陛下は自分で何かしないのか?
「そうだの!それが良いかウム、それと若い娘の件だがどうする! メルスハウゼンの孫娘にその帝国騎士の娘を嫁にすればいいのではないか?」
「それは追い追いに、今回は帝国の戦士を迎えに行かなくてはいけません。
早ければ三月後に恋愛はしたいと思います」
それからは別な用事でクリスティーネ・フォン・リッテンハイム侯爵と密会が行われていた。
「それで卿は行くのじゃな」
「行きます、仲間が待っていますので全員を連れて帰ります。
大事な仲間をすり潰す行為は受け入れません、部隊事撤退しますイゼルローン要塞を前面にして敵を迎撃し帝国内を改革するこれに着きます。
借金をしてまで遊興費を都合し領内の税率は70%等と言う貴族は滅んで当然でしょう。
帝国の危機にそんな領地の経営しか出来無い物等必要ないのです」
「物か頭が痛い話だな、確かに領地を豊かにし富をこの帝国為に使うのが本来の姿、それが出来ている貴族派は少数派だな」
「明後日にはブラウンシュバイク公と此処で密会予定です、改革に乗るかは別にして・・・」
「そうか、任せる好きにするが良い、陛下もそれを望んで居る事だしな」
「好きにしますよ、何しても怒られて拳骨を頭に・・・・・もう自棄ですね。好きにやって怒られるなら良いかも?」
此奴は今迄は好きにしてないと言っているのか!アレだけの騒ぎを起こして置いて敵わんな、三長官も大変だが仕方がない仕事だしな・・・・
儂には関係の無い!ワシには関係事だ・・・・
リッテンハイム侯爵は嫌いだから・・・・・・
以前に男爵家の小童が生意気だと言われ皆の前で笑いものにされて以来リッテンハイム侯爵派は俺の艦隊には誰一人として受け入れていない、前回のサイオキシン麻薬の件でも全ては無理でも確認できる限りは全員を蚊帳の外にし関わらせていない。
他にもいるがリッテンハイム侯爵派はパウルの怒りを買い孤立工作をされていた、株なども全てにおいて偽情報を信用して財産を減らしている段階だ。
貴族の権威や価値に財産を減らし、存在している貴族艦隊は確実に数を減らしていた。
それは皇帝の指示でそれは各配下にリヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼンを筆頭に闇の組織『闇の目』を管理監督している。
デルタ・フォン・ジークヴァルト伯爵もナンバー2として闇に蠢いている。
俺は知らずに誘導され動いている実感はあるが・・・
俺が見ていたアニメの銀英伝とは違って来ているのは確かだが・・・・
どうなのイレギュラーは?
俺が転生してこの世界は変わっているし、地球教も全容は把握している今は恐らくは70%位だが
久しぶりにラインハルトに逢ってみるか
と!思ったが何故か?
「ジーク久しぶりだな元気にしていたか?」
「お久しぶりです、勉強が大変ですけど毎日たのしいです」
「そうか」
俺はワシワシと頭を撫でる
「父さんはいるのか」
「居ますけど、父さんを呼んで来ます」
「俺も行こう」
それから家に入り
「エーリッヒさんお久しぶりですね」
「これは閣下、大将就任おめでとうございます」
「有難うございます、それで仕事の話でしていいですか」
「是非に」
「情報はこのパソコンに入っています、半年間で必要な物や情報を集めて下さい。金は幾ら掛かっても良いですので庭が欲しいのです、癒しの私の癒しの場所をお願いします。
完成まで三年は見ています、西暦2000年の地球の一部の場所でしか無かった物ですので五年位掛かっても良いですのでお願いします」
「分かりました、庭師として最後の最高傑作を作ります」
「その後のメンテナンスもお願いしますよ、毎日世話が大変らしいのでお願いしますね、それと酒も持ってきたのでこれでも飲んで下さい」
出した酒は家が一軒建つほどの価値が有る物だった
「これって!良いのですか?」
「是非飲んでください、今日は楽にして明日から御願いしますね。ジーク父さんを明日にでも俺の家に案内してくれ良いかな」
「はい」
「うん、御願いね、庭は好きに見て良いので。俺は忙しくて休みなのに休みも無い・・・・・・・
酒!飲みますか?」
「飲みましょう」
「オーゼル!美味い酒とツマミ持って来てくれ今日は飲む、休みも無く働くのは嫌だからな」
「分かりましたが、明日は面倒な相手との交渉ですから程ほどにして下さい。最高級の酒を屋敷から持ってきますので」
「頼んだぜ」
その後は朝まで吐きながら飲んだ!
頭がガンガンするし風呂に入ってスッキリしスッポン料理で元気を取り戻してから!
新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)に向かい、門閥貴族のラスボスに会う
二時間後に
「挨拶は無用と思いますので省きますね」
「良いだろう、で?」
「酷寒の惑星カプチェランカからの撤退です、全兵士の撤退をします」
「分かった、私は貴族に根回しをすればいいのだな」
「良いのですか?」
既に概ね理解し協力してくれるんだな
「陛下の意思も確認してる、門閥貴族は陛下の為に壁になり剣に槍にもなる今は滅んでいるがな、しかし中には陛下に忠誠を誓う者もいるのだ残念だが少数派だ。
私は娘婿として陛下にたいして御言葉を頂いた、それに答えなくてはいかんのだ」
「それでは門閥貴族の件はお願いしますね」
その後に俺は新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)
「姉様、今日もケーキ作って来ました。アルコールも少し入ってますが医者がリラックスには適度に良いと言ってくれましよ」
「そうか!それは楽しみじゃな」
「陛下!!!!!」
「今日もケーキが来ると聞いてな待っていたんじゃ」
満面の笑顔で待っていたのですね
「ごめんなさいね、陛下は貴方のケーキに夢中になったみたいで」
「嬉しく思います、拙い技術で作った物ですが」
「そうか、だが洗練された物では無いが暖かい美味さだ。昔に街の中で作って貰ったのに似ていて懐かしい」
それはまさかの黒歴史の話か?
ページ上へ戻る