魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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9部 ViVid!
4章 インターミドル予選
魂砕き(ソウルクラッシャー)
3回戦13組俺の出番が訪れた。
お互い初参加
相手は キョウコ・クサナギ
獲物は背中に抱えているグレートソードだ
言うわけで俺もいつものように短剣を装備して対峙していたのだが、
鞘を抜いた瞬間その剣は禍々しい妖気を発していた。
「なんか物騒な物じゃない?」
「食らえばわかる。お前が本物か偽物かも!」
あれデバイスじゃないだろう、あれは魔法の武器だ
今スタンダードなここの魔法ではなく、
地球でもおなじみのRPGの魔法もこの世界にもあることは知っている。
古代ベルガより以前の代物
ほぼ絶滅した魔法の文明の品物だ。
俺が知る限り、あの選手今まであんな物騒な物装備していなかったはず。
あんな禍々しい物は絶対に魔剣のたぐいだ
戦闘中に鑑定をしてみるか
いつもなら侍マスター奥義二の太刀いらずで落とすんだけど・・・
自分ルールにより使えないんだよなあ・・・
そんな事を考えていたら、開始の合図が鳴った。
バトルは先手必勝
俺はスッテプを踏みながらクサナギに近づき、さっとフェイントを使用して、死角を作り、背後から攻撃をする
盗賊技能のバックスタブ(背後攻撃)
鞘から横一線の剣戟を与える。
いくら厄介な物でも相手に攻撃をさせなければ良い事
当たったと思った瞬間、クサナギは自身を炎を纏っい、そのまま肘打ちで剣の腹を下から叩きそのまま擦り上げるように飛び上がり、
俺はそのままカウンターになりもろに食らってしまった。
そのまま受け身を取り立ちあがった瞬間、クサナギの姿が消えたように見えた。
クサナギは着地とともにジャンプをして弧を描いてケリを放ってきた
俺は攻撃の察知で何とか転がりながら回避をした。
転がりながら態勢を立て直した瞬間クサナギは装備してあった剣を突き出してきた。
間一髪ヘッドグリップで回避でそのまま、膝蹴りを食らい、ぐらついた瞬間頭部からその剣をもろに当たってしまった。
綾はそのまま前のめりでダウンをしてしまった。
「終わりだ、ちっ燃えないね・・・」
「ああっとクサナギ選手勝ちポーズだ!!!
ダウン判定でカウントが入っています。クリステラ選手ここで終わってしまうのか」
カウントが8になった時俺は目を覚まし、カウント9.5で何とか起きだした
あぶねぇもう少しでK・O負けだった。
何だあの剣?
肉体ダメージよりもすごく精神にダメージが来たような気がする
俺だったから何とか起き上れたが、普通ならあれで終わりだろう
大剣、黒い装飾、精神ダメージ
思い出した。
呪われた島の暗黒皇帝が持ってた剣に近い物だ。
たしかバスタードでも先代四天王が所有してたっけ
同じ物ではないけれど、効果はほぼ同じはずだ。
「厄介な物持ってるじゃないか?」
「あれで終わらないなんて、やはり本物か!」
それにあの攻撃の仕方は近代武術じゃねえ、
覇王流と同じく古武術か・・・
それもこっちではなく流れが地球の物の感じがする。
俺はすぐさま普通のシューターを飛ばすけれど、クサナギはそのまま剣で受け流しながらこちらに来た。
やつは、そのまま突いてきたので、
先端を剣の鍔でガードをしながら剣を回し始めた。
剣同士が絡み合う感じになり剣を上に放る感じで手放し、
その剣たちを前蹴りで剣を後ろの方に蹴り飛ばした。
「クリステラ剣術 捨蛇」
「ちっ剣が無くなったか」
「当たり前でしょ、健全な大会に魂砕き(ソウルクラッシャー)なんてありえないでしょ」
「あれを知っているなんてやはり貴様は綾で間違いないな」
「アヤ・クリステラっていってるでしょうが、もしあなたの探している綾だとしたら?」
「遊びは終わりだ。潰す」
「そう言ってきた人は大勢いるけれど、それをなした人は誰もいない。貴方誰?」
「キョウコ・クサナギ、所属は勝ったら教えてやるよ」
「ふ~ん。少しは楽しめそうな大会になってきたのかな」
その瞬間1Rの終了が鳴った。
俺を倒そうとしたい奴なんて沢山いるだろうけれど、なんだろうね
合計ガードもいれて4撃食らったのか、精神のダメージがきついなぁ
変身を解けば余裕なんだけど、あっちも確信してやがるし
それをすれば、俺自身が決めた敗北になるってことを
負けるの嫌だし
戦いながら調べてみるか
俺はゆっくりとコーナーに行き
休憩を取る
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