ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
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第2章 仮面ライダークロニクル
第12話 差し止められたゲーム
前書き
ゲームスタートした仮面ライダークロニクル。
しかし、ショッカーPXは仮面ライダークロニクルの流通を阻止するため、ある一手を打つ。
その一手とは・・・・・・
亜里沙「今回は仮面ライダービルドに登場する滝川紗羽が動き出すみたいよ」
アラン「誰が立ちはだかっても、私たちは負けん!!」
悠斗「さあ、始まるよ」
この話から、前書きはこんな感じでやっていきます。
仮面ライダークロニクルのゲームスタートから1週間が経過したある日の土曜日、亜里沙は隠れ家でのんびりしていたが、悠斗のスマートフォンにある人物から着信が来る。
亜里沙(音也さん?)
着信は音也からで、亜里沙は電話に出る。
亜里沙「もしもし」
音也『亜里沙か。仮面ライダークロニクルのことでまずいことになっている。早くテレビをつけてくれ』
亜里沙「何があったの?」
音也『つければわかる。早く!!』
亜里沙は音也に言われ、テレビをつける。すると、政府の会見がLIVEで行われていた。
『本日、政府は仮面ライダークロニクルの販売禁止を発表いたしました。今後、仮面ライダークロニクルのプレイを決して行わないでください。命に関わる重大な事態であります』
亜里沙は政府の会見を見て驚いた。それは仮面ライダークロニクルの販売及びプレイの禁止を発表したのだ。政府の会見は続き、ゲームオーバーになったプレイヤーは死亡するやテロに使われないかという懸念があるということで、販売とプレイの禁止を発表する理由と語った。
亜里沙「プレイ禁止って・・・・・・」
音也『ああ。政府がプレイ禁止を発表してな、今、幻夢コーポレーションの社内で対応に追われている』
亜里沙「そんな・・・・・・」
音也『それに、社長と貴虎からパラド達に呼び出しがかかって、俺も今、幻夢コーポレーションに向かっている。悠斗やアランたちにも言ってある。亜里沙もすぐに来てくれ』
亜里沙「分かったわ。音也さんも気をつけてね」
音也からの電話が切れた後、テレビを消した亜里沙はガシャットギアデュアルを持ち、隠れ家を出て幻夢コーポレーションへと向かう。
幻夢コーポレーションに向かっている途中、亜里沙はある女性に襲撃されているのを目撃し、その場所へと走る。そこには音ノ木坂学院の制服を着た女子生徒3人に、1人の女性がおり、女子生徒3人はその人をみてなぜかおびえていた。
亜里沙「待ちなさい!!」
亜里沙の声に1人の女性と3人の女子生徒が気づき、亜里沙の方を向く。その後、3人の女子生徒はその場から逃走する。
???「たしか、絢瀬亜里沙ね」
亜里沙「あなた、何者!!」
紗羽「私はショッカーPXの幹部、滝川紗羽」
彼女はショッカーPXの幹部の1人である滝川紗羽である。彼女は表向きではフリーのジャーナリストをしているが、実際は戦力を集めるために行動している。
亜里沙「あなた、ショッカーPXの幹部なのね!!」
紗羽「その通りよ。すべてはショッカーPXによる世界征服のため。それを邪魔する人間はすべて消してあげるわ!!」
そう言った後、紗羽はガイアメモリを取り出し、スイッチを押す。
《ヴァルゴ!》
ガイアメモリのスイッチを押した後、紗羽は左腕の比較的手首に近い部分に、ガイアメモリを挿入し、紗羽はヴァルゴ・ドーパントに変身する。
亜里沙「ドーパント!!」
ヴァルゴ・ドーパント「これより、我々に歯向かう愚か者の処刑を始める」
亜里沙「そんなことはさせない!!」
亜里沙はガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを右に回す。
《PERFECT PUZZLE!》
亜里沙がガシャットギアデュアルのダイヤルを右に回したことで、ゲームエリアが展開される。
《What's the next stage?》《What's the next stage?》
亜里沙「変身!!」
《デュアルアップ!》
《Get the glory in the chain. PERFECT PUZZLE!》
亜里沙は仮面ライダーパラドクス・パズルゲーマーレベル50に変身し、ガシャットギアデュアルをホルダーに装填した。
ヴァルゴ・ドーパント「仮面ライダー・・・・・・」
パラドクス(A)「行くわよ!!」
パラドクス(A)はヴァルゴ・ドーパントに攻撃を仕掛ける。
パラドクス(A)「ふっ、はあっ!!」
対するヴァルゴ・ドーパントは羽扇子と斧が合わさった様な武器『ロディア』でパラドクス(A)の攻撃を防ぐ。パラドクス(A)の攻撃を防ぐと、ロディアでパラドクス(A)を攻撃する。
パラドクス(A)「うっ、きゃあ!!」
さらにヴァルゴ・ドーパントはロディアの斬撃をパラドクス(A)に浴びせ、パラドクス(A)はダウンする。
パラドクス(A)「だったら!!」
パラドクス(A)は立ち上がると、装填されているガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを左に180度回転させる。
《KNOCK OUT FIGHTER!》
《The strongest fist! “Round 1” Rock & Fire!》
パラドクス(A)「大変身!」
パラドクス(A)はガシャットギアデュアルの起動スイッチを押した後、再度ホルダーに装填する。
《デュアルアップ!》
《Explosion Hit! KNOCK OUT FIGHTER!》
パラドクスはパズルゲーマーレベル50からファイターゲーマーレベル50にチェンジし、両肩にあるマテリアライズショルダーが両手に装備され、マテリアライズスマッシャーとなった。
パラドクス(A)「心が滾るわ」
ファイターゲーマーとなったパラドクスはマテリアライズスマッシャーを使ってヴァルゴ・ドーパントに攻撃するが、ヴァルゴ・ドーパントは飛翔し、空からロディアを振り回して攻撃し、パラドクス(A)を翻弄する。
さらにパラドクス(A)はマテリアライズスマッシャーから炎を発生させ、ヴァルゴ・ドーパントに攻撃するも、ヴァルゴ・ドーパントは回避し、再びパラドクス(A)に接近すると、ロディアの武器で攻撃し、ダメージが蓄積したパラドクス(A)は変身を強制解除され、亜里沙の姿に戻る。
亜里沙「くっ、うう・・・・・・」
ヴァルゴ・ドーパント「絢瀬亜里沙、いまからあなたを処刑してあげるわ」
亜里沙「くっ・・・・・・」
亜里沙(そんな、ここまでなの・・・・・・。パラド、音也さん、みんな・・・・・・)
ヴァルゴ・ドーパントが接近し、絶体絶命の亜里沙。諦めかけたその時・・・・・・
???「亜里沙!!」
別の場所から亜里沙を呼び声がしたため、亜里沙とヴァルゴ・ドーパントがその方角を向くと、そこにはアランがいた。
亜里沙「あ、アラン・・・・・・」
アラン「貴様、ショッカーPXか!!」
アランは左腕にメガウルオウダーをセットし、右手に眼魂を持ち、スイッチを押す。
《スタンバイ!》
スイッチを押した後、眼魂をメガウルオウダーにセットし、ユニットを起こし、待機ボタンを押す。
《イエッサー!》
《ローディング!》
待機ボタンを押すと、メガウルオウダーからパーカーゴーストが現れる。
アラン「変身!!」
アランがメガウルオウダーの緑の部分のスイッチを押すと、水滴が垂れたような音がした。
《テンガン!ネクロム!メガウルオウド!》
《クラッシュザインベーダー!》
アランに白のスーツが覆い、パーカーゴーストを纏い、アランは仮面ライダーネクロムに変身した。
ネクロムに変身すると、ガンガンキャッチャーを装備し、ガンモードにしてヴァルゴ・ドーパントに銃撃する。銃撃は数発回避されたものの、2発はヴァルゴ・ドーパントにヒットし、ヴァルゴ・ドーパントは空中でよろける。
ネクロムはグリム眼魂を取り出し、それをガンガンキャッチャーにセットする。
《ダイカイガン!》
《オメガフィニッシュ!》
グリム眼魂をセットしたガンガンキャッチャーのトリガーを引くと、無数のペンの弾が放たれ、多くがヴァルゴ・ドーパントにヒットする。空中でネクロムの必殺技を受けたヴァルゴ・ドーパントは地面へと落下する。
ヴァルゴ・ドーパント「やってくれるわね。でも、次はこうはいかないわ!!」
負け惜しみを言った後、ヴァルゴ・ドーパントは転移し、撤退した。
ヴァルゴ・ドーパントの撤退を確認し、ネクロムは変身を解除し、アランの姿に戻る。変身を解除した後、アランは亜里沙のもとへと駆け寄る。
アラン「亜里沙、立てるか?」
亜里沙「な、何とかね・・・・・・。でも、あのドーパントと戦って、時間かけちゃったから、早く行かないと!!」
アラン「それなら、私に任せたまえ」
そう言うと、アランは目玉の紋章を発生させ、亜里沙と一緒に幻夢コーポレーションに転移した。
後書き
今回登場したオリジナルドーパント
・ヴァルゴ・ドーパント
仮面ライダーフォーゼに登場するヴァルゴ・ゾディアーツの姿をしたドーパント。
能力はヴァルゴ・ゾディアーツと変化はない。
前回の話で登場した滝川紗羽。今回は亜里沙の前でヴァルゴ・ドーパントに変身しました。
アルゴス「まさか、亜里沙が苦戦を強いられるとはな」
アドニス「こういうこともある。敗北から立ち直って強くなることも、戦士の宿命だ。逆境を乗り越えてこそ、勝利の栄光がある」
アルゴス「そうですね、父上」
悠斗「次回はメンバーたちが幻夢コーポレーションに集結するぞ」
アリア「政府によって販売とプレイを禁止されてしまった仮面ライダークロニクル。今後、どうなるのかが注目ね。それでは、みなさん・・・・・・」
アルゴス・アリア・アドニス・悠斗「次回をお楽しみに!!」
最後に七志野権兵衛さん、お気に入り登録ありがとうございます。
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それでは、次回をお楽しみに!!
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