怪しい屋敷と謎の少女
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おかしすぎる子供部屋
前書き
青鬼の設定2
オカリナ青鬼 1人称 ボク 2人称 あいつ
オカリナの形をした青鬼。決して音は鳴らないが、結構敏感である。
ガリガリ青鬼 1人称 オレ 2人称 お前
餌となる人を食べていなかったせいでガリガリになってしまった青鬼。原因としてはあのデブである。
デブ青鬼 1人称 俺 2人称 お前
餌となる人をたくさん食べてきたせいで、デブになった青鬼。ガリガリと喧嘩をすることが多い。そして、デブだからドアを通り抜けるのが遅い。逆にガリガリは速い。
歪曲青鬼 1人称 オレ 2人称 お前
歪んでいて何かと編集ミスされたのじゃないかと評判の青鬼。歪んでいるせいで左目だけが見えると意外と怖いらしい
今回から謎を解いていきます。ぜひ、考えてみて下さい。
「子供部屋ってどこでしょうか…」
「最初に入ったあそこには何もなかったよな。図書館のところに何かありそうじゃないか?ほら、ある本を抜いたら扉が出てくるとか…」
「それは、あり得そうですね。行ってみましょう。」
ひろし達は、寝室で見つけた鍵の鍵穴を探す為に、ひとまず、当てずっぽで考えた図書館で探すことにする。
*
「試しに抜いていこう」
「でも、こんなにある本1つ1つ試していくの?」
「探している間に…絶対に…あの化け物が…ガタガタ」
「いや、待って下さい」
「どうしたんだひろし?」
「実は、何か違和感がありまして…」
ひろしは、1冊の本に何か違和感を感じていた。それは、様々な本よりもボロボロだった。他の本はまるで新品のような綺麗な本だった。ひろしはボロボロの本をスッと抜いてみた。すると、どこからかガチャッと音がした。
「まさか、本が鍵だったとはな」
「卓郎のお手柄です。あんな考えをしていなかったら、私達はきっと、青鬼から逃げ回っていたでしょう」
「そうだな。ひとまず、奥に扉っぽいのがあるから、そこへ向かおうぜ」
「脱出できる場所だといいけど…そんなわけないか……」
ひろしは、卓郎の言っていた奥へと行くことにする。それを卓郎、美香、たけしが後ろに着いて来る。試しに鍵を使うと見事に開いた。
「ここが子供部屋とは凄いことですね…」
「それは思うぜ。こんなに、広いとは思えねぇや。」
「普通、ドアとかあるの?」
「子供が何人住んでいたのか気になるな」
見るからに子供部屋と思えないところに4箇所のドアがある。更に、真ん中に何か看板っぽいのがあった。それをひろしが読み上げる。
「1人1人に別れてそれぞれ謎を解け…ですか……」
「ひっ、1人は勘弁だ!ガタガタガタガタ」
「左から1,2,3,4って数えるとしたら、みんなどこに行く?」
一同はどこにしようかと悩む。ひろしは1がとても簡単で4が難しいと考える。たけしは、できるだけ最短距離がいいと思い、1番にしようとする。卓郎と美香はどこでもいいかなと思う。
「決めました。4にします!」
「どうして4だ?」
「1が簡単で4が難しいと思ったんです!」「なら、私は2にする!」
「だったら、俺は3だ。たけしは1だ」
「お、おう…ガタガタ」
4人はそれぞれの部屋で謎を解いていくことにした……。みんなが、それぞれの部屋に入った時、あの青鬼が子供部屋に入ってきた。
「謎を解いてる最中に…あいつらを喰ってやる………」
後書き
4人が謎を解こうとしていた頃、青鬼が中まで入ってきてしまった……。そして、彼らは各部屋に閉じ込められ………
「!! ガタガタガタガタガタガタ」
「嘘っ!?開かないっ!!」
「くそっ!開かねぇ!!」
「閉じ込められた…!?速く謎を解いてここから出ないと……」
そして、彼らは知らなかった。ここで、1人犠牲者が出るということを………
次回もお楽しみに!
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