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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start

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Turn:27 運命のラストファイト

 
前書き
ファーストステージの長かった闘いも終わりが近づいていた
ミライの前に立ちはだかったのは何とアムだった
ドロップゾーンを駆使した彼女の戦術に苦戦を強いられるミライ
はたしてこのファイトに勝ってセカンドステージに進出することができるのか 

 
「さあ、ファーストステージ2日目も終盤戦に突入、順位が目まぐるしく入れ替わっていきます」
あちこちで勝利するファイター、負けてしまうファイターが出てくる
「おっとこれは、チームフォーチュンライトの綺場ミツキ、初日に続いて再びハンターに遭遇」
サーヤと対峙するミツキ

Turn:27 運命のラストファイト

ミツキがサーヤ相手に奮闘する中ミライは森のステージで対戦相手を探していた
「あっ!」
ファイカから警告音が鳴り響くとあたりを警戒する
木の後ろから一人の女性が現れるのを見たミライは目を丸くした
「アムさん………」
ミツキの母親であるアムの姿がそこにあった
「なんだかおもしろいことになったわね」
「最後の相手があなたなんて………」
「けど、娘のチームのリーダーと戦えて私は嬉しいわ、あなたなりの言い方になるけど、運命のいたずらって感じがする」
真剣な表情で対峙するミライとアム
「「スタンドアップ!ヴァンガード!」」

惑星クレイ、メガラニカの暗い海を航海する幽霊船の船上
「ガイル・シェイド」
「クロノ・ドラン・G!」

「ミライとアムが………」
「確かに、これは運命のいたずらって感じだね」
中継画面越しに見ていたトコハとハイメも驚きを隠せなかった
「ミライはここまで負けなしで来て、大量のポイントを持っている、それが倍増できればかなりのメリットになる、けど」
「逆に負ければ、その大量のポイントを失ってしまい、予選突破は絶望的になる」

「ライド!フェイタル・シェイド!ガイル・シェイドは移動、荒海のバンシーをコール、ソウルに移動して1枚ドロー」
「ライド!クロノエトス・ジャッカル!ドラン・Gのブースト!ヴァンガードにアタック!」
【ドキドキ・ワーカー】クリティカルトリガー
「やるわね」
ジャッカルの杖がフェイタル・シェイドに振り下ろされる
【星影の吸血姫 ナイトローゼ】トリガーなし
【夜霧の吸血姫 ナイトローゼ】トリガーなし
「ライド!マルトリート・シェイド!お化けのとみー兄弟をコール、手札の星影の吸血姫 ナイトローゼを見せてもう1枚星影を手札に、手札からスケルトンの砲撃手をドロップ」

「えっと、タイヨウさん、蝶野アムの今のプレイ、何か意味があるんでしょうか」
「スケルトンの砲撃手はドロップゾーンにあるときに最大限効果を発揮するユニットです、ですから彼女はドロップゾーンに送る手段としてとみー兄弟のスキルを使ったんです」
困惑する実況に対して冷静に解説するタイヨウ

「とみー兄弟でアタック」
「ガード!」
とみー兄弟がナイフを手に向かっていくがドキドキ・ワーカーがレーザーを放って迎撃する
「マルトリート・シェイドでアタック!ドライブチェック」
【死せざる死者 グルナッシュ】トリガーなし
マルトリート・シェイドの持つ剣がジャッカルに振り下ろされる
【ドキドキ・ワーカー】クリティカルトリガー
「ライド!クロノビート・バッファロー!ヒストリーメーカー・ドラゴンをコール、ヒストリーメーカーでアタック!」
「ガード」
ヒストリーメーカーの振り下ろした剣を短剣で受け止めるグルナッシュ

「あれもドロップゾーンに送りたいユニットだね」
「アムのグランブルーデッキはドロップゾーンがカギ、強いわ、アムは………」
ハイメとトコハは心配そうにミライを見守っていた
「大丈夫さ、ミライなら………」
「ハイメ………」

クロノビート・バッファローが腕を振り上げマルトリート・シェイドに襲い掛かる
【クロノジェット・ドラゴン】トリガーなし
その大きな腕による攻撃を何とか受け止めるが後ろに大きく動かされてしまうマルトリート・シェイド
【荒海のバンシー】クリティカルトリガー
「それじゃあ、そろそろ本気で行くわよ、ライド!」
風がアムのヴァンガードを包み込みその姿を隠す
光が奔ったかと思うと風を切り裂いて大きな剣を担いだ女性ユニットが姿を現した
「星影の吸血姫 ナイトローゼ、ガイル・シェイドを退却してランペイジ・シェイドをコール」
とみー兄弟の後ろにいたガイル・シェイドが船から飛び降りるとランペイジ・シェイドがガイル・シェイドのいた場所へと現れる
「ランペイジのブースト、とみー兄弟でアタック」
「ガード!」
とみー兄弟が剣を振り上げ突っ込んでくるとどこから買飛び降りてきたクロノクロウ・モンキーがその行く手を遮るように立ちはだかり腕を振るった
体の小さなとみー兄弟はその勢いで吹き飛ばされてしまう
「星影の吸血姫 ナイトローゼでアタック、ランペイジ・シェイドのスキルでソウルに入って1枚ドロー、パワー+5000」
「ノーガード」
流石にこの攻撃を防ぐことは出来ずノーガード
【粉骨の呪術師 ネグロボーン】トリガーなし
【クラッシャー・フランチェスカ】ヒールトリガー
ナイトローゼが剣でクロノビートを切り裂くとその巨体が仰向けに倒れた
【クロノクロウ・モンキー】トリガーなし

「蝶野アムの猛攻!ダメージこそ3対2と押されてはいるものの確実に新導ミライの手札を削っていきます」
「本当に強いですからね、彼女は………けど、それは対戦相手のミライさんも同じです」
「さあ、注目の対決の行方………おっとこれは!?」
実況が別の画面を見て驚きの声を上げる

「やったぁー!」
サーヤに勝利したミツキが喜びの声と共に飛び上がった
「あーあ、負けちゃったみゅ」

「これで綺場ミツキの保有ポイントが2倍になり初日の遅れを取り返した」
「それだけじゃありません、彼女のポイントが倍増したことでチームフォーチュンライトは順位を大きく上げています。新規のファイト受付はついさっき締め切ったところですから」

「予選の行方はあいつのファイト次第………こうしちゃいられねえ」
それを知ったタツマは現在地からミライのいる場所へと急行すべく走り出した
「って、ミツキのポイントが倍って、俺もしかして抜かれたんじゃねえか」
途中、昨日の約束を思い出し青い顔になるタツマだった

「ストライドジェネレーション!超刻獣 スプリット・ペガサス!ストライドスキル、手札からスチームメイデン メスキアをコールして、ヒストリーメーカーをタイムリープ!クロノジェット・ドラゴン・G!」
クロノジェット・ドラゴンが身構える
「更にクロノ・ドラン・Gの効果、メスキアと同じグレード1のクロノエトス・ジャッカルをスペリオルコール!さらにスプリット・ペガサスの効果でファンロンを表に、ルガル・ウレを2枚コール」
タイムリープを駆使してユニットを並べるミライ
「メスキアのブースト、右のルガル・ウレでアタック」
ルガル・ウレの蛇がナイトローゼに襲い掛かる
【お化けのとみー兄弟】トリガーなし
「スプリット・ペガサスでアタック!」
スプリット・ペガサスの砲門から無数の攻撃がナイトローゼに向かっていく
だが骨で出来た巨大な腕がそれを阻んだ
「ジェネレーションガード!蝕骸竜 ディープコープス・ドラゴン、スキルで山札の上2枚をドロップゾーンへ!更にガード」
お化けのみっく一家がディープコープス・ドラゴンの周囲を漂い壁のように立ちはだかる
「トリプルドライブ」
【クロノボレー・ラビット】クリティカルトリガー
【ヒストリーメーカー・ドラゴン】トリガーなし
【スチームブレス・ドラゴン】トリガーなし
トリガーの乗ったルガル・ウレがナイトローゼに迫るが
「完全ガード!防潮のバンシー!」
防潮のバンシーに阻まれ攻撃は届かない
「今度はこっちの番よ、ストライドジェネレーション!」
ナイトローゼが再び風に包まれると今度は翼を広げた姿へと変わった
「霧幻の海賊王 ナイトローゼ!ストライドスキル、山札の上から3枚をドロップゾーンへ送り、防潮のバンシーをドロップゾーンからコール、亡霊能力を持っているのでパワー+3000しバンシーを亡霊に」
アムの得意とするグランブルーの特殊能力、亡霊(ホロウ)
ターン終了時に退却してしまうことと引き換えに亡霊状態となり、強力なスキルを得ることが出来る
「霧幻の海賊王 ナイトローゼでクロノジェット・Gにアタック、ナイトローゼのスキルで、ドロップゾーンから死せざる死者 グルナッシュとマルトリート・シェイドをスペリオルコール」
翼を広げクロノジェット・Gへ向かってくるナイトローゼ
【フェイタル・シェイド】トリガーなし
【クラッシャー・フランチェスカ】ヒールトリガー
【夜霧の吸血姫 ナイトローゼ】トリガーなし
「パワーはマルトリート・シェイドへ、ダメージゾーンの荒海のバンシーを回復」
ナイトローゼの剣がクロノジェット・Gを切り裂く
【刻獣 ラッシュ・ボア】クリティカルトリガー
「パワーはクロノジェット・Gへ」
「防潮のバンシーのブースト、とみー兄弟でアタック」
とみー兄弟が向かってくるが
「インターセプト」
ルガル・ウレがその攻撃を食い止めて見せた
「マルトリート・シェイドでアタック」
マルトリート・シェイドが持っていた剣をクロノジェット・Gに振り下ろした
【クロノエトス・ジャッカル】トリガーなし
「ターン終了時、亡霊状態の3体は退却、グルナッシュが亡霊状態で退却したのでカウンターチャージ2、更に防潮のバンシーの効果でドロップゾーンのバンシーを1枚、山札の下に、手札からネグロボーンを捨ててもう1枚を手札に」

「1枚はさっきガードに使った分、もう1枚はストライドスキルでドロップゾーンに送られた分」
「しかも、マルトリート・シェイドは亡霊状態で退却した時、山札に戻してカウンターチャージできる、ヒールトリガーが出なくてもこのターン裏にしたダメージがすべて回復できるよう準備していた」
このターンのアムの動きを見て彼女が本気だということを知るトコハとハイメ

「ストライドジェネレーション!クロノドラゴン・GG!」
ギアグルービーにストライドして勝負を賭けるミライ
「ストライドスキル、メスキアをタイムリープして、ディレイドブレイザー・ドラゴンをスペリオルコール、ディレイドのスキルでルガル・ウレをタイムリープ、クロノジェット・G、ソウルブラスト、ネクステージを表にしてギアグルービーのパワーを+5000、さらにギアグルービーのスキルでネクステージとファンロンのスキルを獲得、クロノジェット・Gでヴァンガードにアタック」
拳を振り上げナイトローゼに向かっていくクロノジェット・G
「フェイタルでガード」
フェイタル・シェイドがその攻撃を阻止する
「ギアグルービーでアタック!」
「ノーガード」
ギアグルービーが光を奔らせながら向かっていく
【クロノファング・タイガー・G】トリガーなし
【刻獣使い ルガル・ウレ】トリガーなし
【クロノジェット・ドラゴン】トリガーなし
ギアグルービーの攻撃を受け膝をつくナイトローゼ
【海賊剣士 コロンバール】トリガーなし
「ギアグルービーの獲得したファンロンのスキル、バインドゾーンのルガル・ウレをスペリオルコール、更に獲得したネクステージのスキルを使い、クロノジェット・Gを再びヴァンガードに!ルガル・ウレでアタック!」
ルガル・ウレの蛇が放った攻撃を受けマストに叩きつけられるナイトローゼ
【粉骨の呪術師 ネグロボーン】トリガーなし

駆け付けたタツマとミツキがファイトの状況に注目していた
「よしっ、今のアタックでダメージが追い付いて、しかもクロノジェット・Gとディレイドブレイザーの攻撃も残ってる」
「けど、お母さんはそんなに甘くない」
ガッツポーズするタツマだったがミツキには解っていた
これくらいで勝負が決まるほどアムが楽な相手ではないことに
「………はあっ!?お前の母ちゃん!?」
「いやそこ今更驚く!?確かに説明してなかったけど」

「クロノジェット・Gでアタック!効果でパワー+15000」
「完全ガード!」
先程回収した防潮のバンシーを使いこの攻撃を防ぐアム
【ドキドキ・ワーカー】クリティカルトリガー
【ラッキーポッド・ドラコキッド】ドロートリガー
「ディレイドブレイザー・ドラゴンでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!墳墓の幻妖術師 ネグロモード!スキル発動、ドロップゾーンが15枚以上ならシールド+15000、ドロップゾーンは21枚、条件達成!」
ネグロモードによってディレイドの攻撃も凌ぎ切られる
次はアムのターンになる
「ストライドジェネレーション!贖いの海賊王 ドラクート!」
翼を広げて現れるアムの切り札
勝負を賭けに来ている
「ストライドスキル、山札の上から3枚をドロップゾーンへ送り、ネグロレイジーをスペリオルコール、パワー+3000、亡霊!ネグロレイジーのスキル、パワー+2000、マルトリート・シェイドをスペリオルコール、ドラクートのスキル、ドロップゾーンからお化けのみっく一家とフェイタル・シェイドをコール!コールした亡霊能力を持つユニットは2体いるので同じ数相手のリアガードを退却、亡霊状態に、みっく一家のスキルでマルトリート・シェイドにパワー+10000!」

「なんてスキルだ」
「手札の多いミライさんに対抗するためにパワーを上げてきた………」
アムの気迫に圧倒されるタツマとミツキ
既にほかのファイトはすべて終了しこのファイトの終了を待つのみとなった

「ネグロレイジーでヴァンガードにアタック!」
ネグロレイジーが不気味な攻撃を放ってくる
【ヒストリーメーカー・ドラゴン】トリガーなし
「ドラクートでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!アルカ!」
アルカが盾でドラクートの攻撃を受け止める
「トリプルドライブ!」
【夜霧の吸血姫 ナイトローゼ】トリガーなし
【マルトリート・シェイド】トリガーなし
【防潮のバンシー】トリガーなし
「マルトリート・シェイドでアタック!スキル発動!亡霊状態のユニットの数だけパワー+2000」
「ガード!」
クロノボレー・ラビット2体とドキドキ・ワーカーによる決死のガード
アムの全力の攻撃を防ぎ切った
「亡霊状態のユニットは退却、カウンターチャージ2枚と、ソウルチャージ1枚を行いターン終了」
だが、ミライも勝つためにはこのターンで決めなければならない
とはいえリアガードが一体だけ、手札もわずかに3枚
しかもアムの手札には完全ガードが

「ミライさん………」
「………」
ミツキとタツマも心配そうにミライを見つめていた
そんな二人に向けてミライは振り返った
「大丈夫、一緒に戦いましょう」
ミライのその言葉に二人は目を見開いた
「一緒にって………あっ!」
「そうか………あのユニットならまだチャンスがあるかもしれない!」
「交差する2つの力、今こそ一つとなれ!ストライドジェネレーション!時空竜 クロスオーバー・ドラゴン!」
巨大な砲身を手にクロスオーバー・ドラゴンがナイトローゼを見据える
「ストライドスキル!手札からコールしたラッキーポッド・ドラコキッドをタイムリープ!スチームスカラー ジジをスペリオルコール!更にジジの効果でドロー!スチームメイデン メラムをコール!クロスオーバー・ドラゴンのスキル発動!」
クロスオーバー・ドラゴンの両脇を2体のクロノジェットが固める
まるでミライの隣に並び立つミツキとタツマのように
「クロスオーバー・ドラゴンでアタック!」
クロスオーバー・ドラゴンの砲身にエネルギーが貯まっていく
アムは手札を見た
「(この攻撃を完全ガードしても、リアガードをどちらか一つ通さなきゃいけなくなる………クロスオーバー・ドラゴンのスキルでスタンドさせるくらいなら)」
ナイトローゼは手を広げ真っ直ぐクロスオーバーを見据えた
「ノーガードよ!来なさい!」
「トリプルドライブ!」
【クロノエトス・ジャッカル】トリガーなし
【スチームブレス・ドラゴン】トリガーなし

「あと1枚………お願い」
「決めろ!ミライ!」

「サードチェック!」
【ドキドキ・ワーカー】クリティカルトリガー

「「やった!」」
それを見たタツマとミツキは同時に声を上げた
「パワーはクロノジェット………クリティカルはヴァンガードに!」
クロスオーバー・ドラゴンの方針から放たれたエネルギーが真っ直ぐナイトローゼへ向かう
「(いいチームになったわね………)」
目を閉じてその攻撃を受け入れるナイトローゼ
その口元は自然と緩んでいた
【荒海のバンシー】
【夜霧の吸血姫 ナイトローゼ】

「決まったー!死闘を制したのは新導ミライ!これによりファーストステージ全日程が終了!チームフォーチュンライト!見事な逆転で予選を突破しました!」
実況の声と共に会場中からミライたちに拍手が送られる
メイン会場へと戻ったミライたち
「ミライさん!」
「やったな!ミライ!」
ミツキに飛びつかれタツマに頭をわしゃわしゃとかき回されるミライ
「ありがとう、二人がいてくれたからここまでこれたのよ」
会場の人たちと共に拍手をしていたアムがそんな彼女たちに歩み寄り手を伸ばした
「ファーストステージ突破、おめでとう」
「アムさん………ありがとうございます」
握手に応じて手を握るミライ
「セカンドステージ以降も頑張って、あなたたちならきっと………」
「はい!」
「よし!俺も頑張るぜ!」
「あ、タツマさん、ポイント比べっこしましょうよ、私にポイントで負けたらクレープおごってもらう約束、忘れてませんよね」
「うっ、やっぱそうなんのか」
こうしてファーストステージは幕を閉じた
セカンドステージではどのような戦いが待っているのか 
 

 
後書き
次回予告
「さ、約束通りクレープクレープ」
「私もあやかっちゃおう」
「容赦ねえな、つか、あのラミーラビリンスの娘だったなんて、苗字違うじゃねえか」
「結構有名な話だけど………お母さんのは仕事の時に使ってる旧姓」
「けど以外ね、タツマそういうの興味なさそうに見えるのに」
「親父がCDやグッズとかいっぱい持ってんだよ」

turn:28 新たなる可能性

「さて、私もあやかっちゃおうかな」
「トコハさんは勘弁してくださいよ」 
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