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ヘタリア学園

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第六千七百十七話  ベトナムでも

第六千七百十七話  ベトナムでも
 かつてアメリカとベトナムは何年も激しくかつ泥沼の戦争を戦ってきました、ですが今はといいますと。
「それなりに仲がいいぞ」
「そうだな、私は確かに攻撃的なところが強いが」
 アメリカの上司の人はそのアメリカにお話しました。
「実は戦争は好きではない」
「戦争になればビジネスは出来ないからな」
「それでどうなるというのだ」
 この人にとっては問題外の出来事です。
「だから君とベトナムの関係もだ」
「悪く無いな」
「むしろその友好関係を深めることだ」
 そうしてもらいたいというのです。
「私もそうしていくしな」
「じゃあベトナムでもお付き合いだな」
「今度は南シナ海のことも話すが」
 しかしと言うアメリカの上司の人でした。
「どうも我々も中国も彼等に足元を見られている気がする」
「そうなのか?」
「私の気のせいならいいが」
 ふとこうも思ったアメリカの上司の人でした、ひょっとして自分達も中国と中国の上司の人も実は東南アジア諸国の読み通りに動いているのではと。


第六千七百十七話   完


                2017・12・8
 
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