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勇者って...何?

作者:碧@midori
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第106話 剣技王国って...何?

さて...部屋の強化と言ってもどういう風にやろう...
結界が張れればとりあえず魔法でこれなくなるけど...
あ、いいところに
「白音、結界ってどうやって張ってるの?」
「結界ですか...天空島ではエンチャントで結界魔法を付け加えていますよ」
古代魔法のオンパレード...
「エンチャントって事は物が必要なのね...」
「はい、そうです、ですが...なぜこれを聞きに?」
え...そ、それは...とりあえず
「暗殺がしにくくするためにかな」
「そうですね、移動魔法でこられたらすぐにやられてしまいますもんね」
「そういうこと、じゃあ、俺は王城の部屋に行くから
我、移動魔法を行使する、我、望は自室」



よし、着いた、今から付けるやつを探すか
「結界を張るんですか?」
「あ、シトリン、そうだよ」
「行使妨害でしたら...私は消えてしまいますが」
「え...なんで?」
「私達、精霊はこちらの世界に存在するには魔法を行使し続けなければいけないのです」
「そうなんだ...じゃあ...」
「移動魔法の妨害なら大丈夫ですが」
「了解、椅子で良いか...
我、付与魔法を行使する、効果、移動魔法行使妨害結界魔法」
「できましたね」
「うん、そういえば、さっき魔法を行使し続けているっていってたけど魔力は?」
「私達大精霊と呼ばれる者は契約者の
それ以外の精霊は空気中の魔素です
精霊は魔素をすぐに使い切ってしまい5分程度しかいられませんが」
「だから、石に憑依するのね」
「そうです...」
「ま、とりあえずはこれで終わりっと」

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...どうすれば告白できる...かな...
コンコンコンコン
「誰かいらっしゃいませんか?」
誰だろう...
「は~い、少し待ってください.........どうぞ」
「ありがとうございます、ところで国王陛下はどちらに?」
「何をしに?」
「お手合わせ願いたく」
「わかりました、こちらで待っていてください」
「はい」

兼司を連れ広間へ

「お連れいたしました」
「お初にお目にかかります、国王陛下」
お手合わせって...決闘...だよね...
「こちらこそ...して、貴女は?」
「申し遅れました事をお詫び申し上げます
私はシーレア剣技王国、マイク・エルファス・シーレアが娘
第5王女ルミネ・メリー・シーレアと申します」
...シーレアの国は子沢山なんだなぁ...
「シーレア剣技王国の姫君がなぜこのような国へ?」
「単純かつ明解な事ですが、私とお手合わせ願いたく
陛下はたくさんの竜を相手に自分の身に一切触れさせずに一瞬で倒し
数々の国の騎士団が相手にならなかった、ブロンズを倒し
エンディア王国が呼び出した勇者として、魔王を倒したと聞いております」
ブロンズ...?えっと...確か...気体にしたって言ってたやつだっけ...?
「その力を持つ、再度言いますが、陛下とお手合わせ願いたいのです」
「私と...ですか...私よりも強い方がいると思うのですが」
「今まで数々の騎士団の団長と戦って来ましたが...相手にもなりませんでした」
え...王国の騎士団が...全滅...
「わかりました、そこまで仰られるならやりましょう
剣は木刀で場所は...この国の騎士団の訓練場でよろしいでしょうか」
「木刀...?」
刀がない国に...刀の話しは...
「木刀はジパングの刀という武器を木材で作り上げた物です
刃を落とした剣よりも安全です」
「わかりました、それでは行きましょう」
「僕、見学する」
「了解、響...負けても笑わないでね?」
「うん、笑わない」 
 

 
後書き
響「頑張ってね」
兼司「善処します...」
ルミネ「楽しみですね」
兼司「楽しみ...ですね...」
響「嘘は良くない」
兼司「場に合わせた嘘は...許して...」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
碧「僕の名前ちゃんと読めてる?」
シエラ「『あお』ですよね?」
咲菜「違う、『へき』」
碧「皆読めてない......一応僕としては『みどり』のつもりなんだけど...」 
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