勇者って...何?
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第97話 2人の好意って...何?
「.........よし、公王陛下、ちょっとこっちへ
我、移動魔法を行使する、我、望はリアイアス王国、王城」
リアイアス王国にて
「で、公王陛下、あれは、トラップですかね?」
「国王陛下...い、いえ、トラップとか、そんなものじゃなくてですね...
国王陛下に好意がある事さえ私は知らなかったのですよ...まさか娘2人が...そういう...」
王子1人に王女2人がいたらしい...えっ?
「トラップじゃないのはなんとなくわかりましたけど、私はどうすれば良いんですかね...
一応婚約者が2人いるんですけど」
ミントと白音です...はい
「どうすればと言われましても...」
「とりあえず、戻りますか
我、移動魔法を行使する、我、望はアリアメント公国、王城」
再度戻ってきて
「お姉さま、帰って来ました」
「そうでね、フィル、帰って来たわね」
「えっと...とりあえず...名前を教えてください...」
「私は、フィルル・フェリー・アリアメントです
お姉さまは...」
「私は、フェリス・フィルー・アリアメントよ」
...どっちもフィルって呼べるよね?
とりあえずなんて呼べば良いんだろ
「宜しくお願いします、フェリスさん、フィルルさん」
「私はフィルかフィーと呼んで頂ければ」
「私はフェリスで良いわ、呼び捨てでね」
......性格は、妹の方が穏やか?
「はい...フェリス、フィー」
フィルよりかは呼びやすいし?
「ちょっと待ったーーーーー!!」
誰?
「お父様」
...え?王様が親だったんじゃないの?え?
「あのぉ...もしかして...公王陛下は...」
「はい、私は女ですよ」
...あーそうですか
「私は認めん、認めんぞ、新興国の国王にまかせられる訳がない」
「お父様、どうすれば?」
「お父様、どうすれば良いの?」
「私と戦え!!勿論二人とももだ」
二人とももだ...?もしかして...
「まずは、お前だぁ、新興国の国王」
「そんな言葉で...」
陛下の方がまし?それよりも...対戦は苦手です
後書き
兼司「あ、もう、どうにでもなれ」
ミント「増えていきますね...」
白音「そうですね」
兼司「ごめんなさい」
ミント「私は...ちゃんとやってくれるなら良いですけど」
フィルル「奥様が2人もいたのですね」
フェリス「しょうがないわ、魅力的だもの」
兼司「そういわれると...照れる」
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碧「リア充よ、爆発せんでいいから、暴発しろ」
シエラ「それ、ほとんど同じ意味です」
咲菜「私の出番はもうここにしか...」
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