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ヘタリア学園

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第六千六百八十話  舵は左へ 

第六千六百八十話  舵は左へ 
 ゴーマンな漫画家さんは反米が止まらなくなってしまいました、そしてそれからどうなったかといいますと。
「資本主義否定になられましたね」
「昔はお金持ちになりたいと言っておられましたが」
「そのお気持ちは変わらない様ですが」
「どんどん共産主義を認める様になりまして」
 以前は全否定していたというのにです。
「そしてでしたね」
「同時にでしたね」
「アメリカさんを評価する人達をポチ保守と言われたり」
「あれはレッテル張りでしたね」
 つまりアメリカの犬に過ぎないと全否定したのです。
「そこから中流崩壊でしたね」
「格差社会を言われましたが」
「格差社会もあちらの人が言っておられたことで」
「実際は他のお国よりもずっと少ないですが」
「確かに派遣や若い人の問題もありますが」
「全体ではないですし」
 この時この漫画家さんに誰か経済のことを教えろと言った人もいました、聞く耳があるかは甚だ疑問だったにしましても。


第六千六百八十話   完


                   2017・11・19 
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