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勇者って...何?

作者:碧@midori
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第88話 白音って...何?

で、色々とあって、俺は今、パソコンをいじっている
一番最初に押してね?自爆ボタン...?
「ピコン」
え?自爆じゃないよ?早く押してね?
怖い...さすがにここを作った人が自分で壊さないか...
信じて...
「やっと、押してくれましたね、兼司さん、私は白音、こっちの世界では
シロネ・シリンダ・エンディアと呼ばれていました、一応エンディア王国の先代国王です...
私を起こすには、ここの工房用の蔵の一番奥にある機械を起動させればできますので
パソコンを持って行ってくださいね」
ノートパソコンなので持ち運びは楽だ
それより、先代国王って...先代勇者の事だよね?
どういうことなんだろう...
「ネイン、どこにあるか分かる?」
「はい、わかりますが」
「了解、アザレア、一緒に行く?」
「...待って...る...」
「分かった、じゃあ、案内してくれる?ネイン」
「マスターのご命令とあらば...こちらです」
さて...その機械、起動できるのか...?
やってみなきゃいけないんだけども...
「マスター、こちらです」
「これ...どうするの?」
「兼司さん、魔力を流してください、それでパソコンと機械が同調し接続されますので」
「どうやってパソコンにプログラミングしたのやら...とりあえず流すけど」
「兼司さん、成功です、これより、自動起動モードに入ります、ご注意ください」
本当に、どうやってプログラミングしてるの?
「起動まで、10...9...8...7...6...5...4...3...2...1...0...起動します」
あ、蓋が開いた...
「はじめまして...ですよね、一応、記憶等々を残したままシロネナンバーズ初期型No.2の体に入っています
外見は似せたんですけどね...」
「はじめまして、白音さん、色々と聞きたいことはありますが...とりあえず、今は帰らせて...
あ、魔法が使えない...」
「マスター、使えるようにすれば良いのですね」
「そうだけど...」
「では...失礼します...」
「むぐぅ!むご...むぐごぉ!!」
「...No.9...私もしたかったのに...」
「ですが、ここは私の管理下にありますので」
「一応私の管理下でもあるんですよ...」
何言ってるの...?あの人たち...
確かに、見た目的には、俺の理想どストライクですけどもね? 
 

 
後書き
白音「だから、No.9、あなたを作ったのは私でしょ?だから~」
ネイン「今は私もシロネ様もマスターの所有物ですので...」
兼司「抹茶、逃げようか」
抹茶「いいの~?」
アザレア「何...があった... の...?」
兼司「色々...」 
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