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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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記者会見

 
前書き
間違ってるところがあればご指摘を 

 
「ええか?いらん事言うたらアカンで?聞かれた事だけに答えるんや」

って言われてもなぁ。というかそれどこのハリおっと誰か来たようだ

「本当に帰って来たのでしょうか!?」

「...」

「いました!英雄!ミッドチルダの英雄が!本当に帰って来ました!」

やめて、恥ずかしいから。それよりこの変な感じどうよ?

「本物ですか!?」

「本当に帰って来たとか言ってたじゃん...正真正銘衛宮総刃で聖船総刃ですよ、ほらゼロだっていますし」

[おう!よろしくな!]

「では今のお気持ちをどうぞ!」

「...すごく恥ずかしいです」

いろいろとメモってるし
ん?子供?

「どうした?迷子か?」

「...うん」

こんな所に迷子...親と一緒に見に来たかそれとも偶々入り込んだだけか...とにかく

「お母さんかお父さんと一緒だったか?」

「お母さんと一緒」

そう聞くと安心し手を繋ぐ

「なら探してやる。ほら行こう」

「うん!」

歩き出す。そして

「すみません。迷子の親探し行ってきますんでしばらく待っててください」

そう言うと部屋を出る。しかし今の言い方。親が迷子見たいじゃないか。まぁいいが

「どの辺でいなくなったか分かる?」

「うん...こっち」

歩いて行くとそこは下水道に通ずる場所。しかも地面に穴が開いている所だ
なんでこんな事になってるんだろうか

「...ないだろうけど下見に行くか。どうする?ついてくるか?」

「うん」

セットアップして子供を背負って下に降りる。総刃は唯一緊急時以外で町での魔法の使用を許可されている。ライトをというかゼロを明るくして回りをみると倒れている女性を見つける

「お母さん!」

「...大丈夫ですか?」

「...うぅ...はい...なんとか」

怪我は...軽い捻挫程度か。これなら宝具使わなくても治せるな
回復魔法を使って治す
足は動くようになったようだ

「とりあえず上にあがりますね」

ここ危ないな。はやてに連絡入れとこう

「はい、お母さんも見つかったし、もう大丈夫。さ、行ってきな」

「うん!ありがとうお兄ちゃん!」

「おう!じゃあな!」

はやてからメールが届いている。内容はなんで記者会見抜け出してるんだ。と罵声と早く戻れとの事
さっさと戻るとまたざわつきだした

「子供は!?」

「親見つけて渡して来ましたよ」

なんでそれだけで喜ぶんだ?
それから記者会見は続いた。これからの事とこれまでの事

「これまでの事で反省すべき点は?」

「これまでの事で...ですか...俺は守る者が自分の身の回りの者しか考えていませんでした...ですがよく考えたら自分の手は色んな所に届くんだと実感しました。少し自分の力を軽視してたかもしれません。それに怒りに身を任せて攻撃してたのも反省すべき点です。本当に回りだけしか見えていませんでした。今日六課を出るときヴィヴィオ...娘にパパはひーろーだから...と言われて実感しました。この手の魔法や奇跡は誰かを傷つけるだけじゃない。誰かを守る力でもあるんだと」

総刃は考えた。イリヤと出会ったあの日の夕方から今までの事、それはひとつひとつ大切な思いでだから覚えている。
繋ぎ目があるような間が切れている訳でもない。
かと言って全てを覚えている訳ではない。
総刃だって英雄の身になれど人の身だ。
才能や異能はあっても完璧ではない。
だが感じたのだろう。昨日今日とこれまでの事は決して無駄じゃなかったんだって。もちろん正当化するつもりはない、自分は既に人殺し...それは蘇ったからなしとかは言えない。
背負って生きていくための物だと

「...これからの事はどうお考えで?」

「これからの事...まずは今の犯罪者激減ですね。やっぱりエンデ達がいてくれたから今のような犯罪数になったんだとしてもやっぱり多いです。でもみんなが繋いでくれたこの一瞬を誰かを守るために使えたらと思います。やっぱり平和が一番なので。それと娘が平和に過ごせる環境を作っていけたらと思います」

これからの事は今できる精一杯の事をやると言って終わった。最後に

「敵との和平を結んだとは本当ですか?」

「エンデとスカリエッティとの事なら、はい。アイツらも悪さはもうしないでしょうししたらまた止めます!でも今は幸せな環境がありますからアイツらにも」

そう言うと総刃は敬礼して会場を出た。
外に出ると待っていたのかクロノがいて本局に誘われるそして

「すまなかった!もっと早くゆりかごの対処ができていたら」



「いやいいから頭あげろ。俺はこうして戻って来たんだし次元世界はこれからよくしていけばいい。な?」

「そう言ってくれると助かる」

軽く握手をして戻った。

次の日

「お、ミッドの英雄じゃねぇか」

「む?お前か。英雄などと言われて楽しいか?」

「わーい総刃だ!遊ぼうよ?」

「英雄」

「英雄」

「「英雄」」

「総刃、これなんだけど」

「あ!ミッドチルダの英雄だ!」

ボカッとスバルを殴るティアナ

「すすすすいません!総刃さんこいつ馬鹿なんで!これで失礼します!」

「あ、総刃さん」

「こんにちは!」

「キャロ!エリオ!お前達だけだ!」

「えっと」

「えーと」

『『どうして総刃さん泣いてるんだろう?』』 
 

 
後書き
メンタル弱い総刃... 
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