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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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予言

「臨時査察?」

「そや、なんとかならへんか?」

「...それならリインフォースに聞いたらよかったのに」

「リインフォースに?どうして?」

「あいつ万古不昜の迷宮使ったらしいじゃん」

「なんやその万古不昜の迷宮って」

「あぁえっとすっごい迷宮なんだよ」

「そういえばフェイトちゃんはリインフォースと戦闘経験があるんやったな」

俺が心の闇に囚われてる間にな。

「というか明らか六課は過剰戦力だし無理があるだろ?もういっそのこと話せばいいんじゃないか?」

「うーん、そやな。フェイトちゃんやなのはちゃんにもそれに王様にも話といた方がええやろ」

「俺は?」

「勿論入っとるで」

そうか、ハブられるのはもう嫌だしな
そこでフェイトがなのはに通信を繋げるが

「うわぁああん!行っちゃやだー!」

うるさ!?子供の泣き声?
なんだこの子昨日保護した子供じゃないか

「...」

「...とりあえずうちと総刃君は王様呼んでくるからフェイトちゃんはなのはちゃんをお願いや」

絶対面倒だからフェイトに投げたな

「うん、分かった」

フェイトは少し天然な所があるんだよな~。ナンパとかされないか心配だわ
こうしてはやてとディアーチェを呼びに行きなのはとフェイトと合流してヘリに乗る

「小烏、貴様の六課設立について我はなんとなく理由は想像がついておる」

「え?そうなのか?」

「うむ、大方ユーリのような敵が出るのであろう?」

「王様内密にな?」

「分かっておる、ただでさえユーリの存在は危ういと言うのに」

ハハハ、本当に歩くロストロギアだしな
聖王教会につく

「高町なのは一等空尉であります」

「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官です」

「衛宮総刃と」

「ロード・ディアーチェだ」

「ようこそ。聖王教会騎士、カリム・グラシアです。それにしてもディアーチェさん。本当にはやてと似てますね」

「癪だがな」

「照れ隠しか?」

「シュテルに...言うぞ?」

「ゴメンナサイモウイイマセン」

みんな座るが俺だけ立っている。椅子がないし場所もないからだ。まぁ立ってるくらいならいいがな

「久しぶりだなクロノ」

「あぁ、通信でしかここ最近は見てないからな」

「久しぶりですクロノ・ハラオウン提督」

「ここは私情の場だ。そんなに固くならなくていい」

「なら久しぶりだねクロノ」

「我は敬語等使う気はなかったがな」

「はやてとは似ても似つかない人ですね」

「それじゃあ本題頼めるか?正直六課に俺が呼ばれたのは不思議で仕方がなかった」

「そうですね...地球での英雄でありミッドでは憧れの存在衛宮総刃さん」

「止めてください。さすがにその物言いは好きじゃありません」

「そうですか...では」

「六課設立の表向きの理由は、ロストロギア、レリックの対策と独立性の高い少数部隊の実験例。後見人は僕と騎士カリム、そして僕の母親で上官のリンディ・ハラオウンだ。さらに、非公式ではあるが彼の三提督も設立を認め、協力を約束してくれている」

「その理由は私の稀少能力レアスキルと関係があります。プロフェーティン・シュリフテンこれは、最短で半年、最長で数年先の未来を詩文形式で書きだす能力です。二つの月の魔力がそろわなければならないのでページは年に一度しか作成できません」

4人にページを見せるカリム

「予言の中身も、古代ベルカ語で書かれた、解釈によって意味が変わる難解な文章。世界に起きることをランダムに書き出すだけで、解釈ミスも含めれば、割とよく当たる占い、程度です。まああまり便利な能力ではないんですが...」

「この予言は聖王教会はもちろん、次元航行部隊のトップも目を通す。信用するかどうかは別にしてな」

「地上部隊はこの予言がお嫌いなんやけどな。実質のトップがこの手のレアスキルとかお嫌いやからなぁ」

「レジアス・ゲイズ中将、だね」

あの人か...前に俺の能力見せてみろっていう依頼があったな。あれには、え?そんなのでお金くれるの?って思ったよ

「ま、まあそれは置いておいて、数年前からこの予言にある事件が書き出されているんだ」

あれ?これ声に出てた?

「古の結晶と無限の欲望が集い交わる地、死せる王の元、聖地より彼の翼がよみがえる。死者たちが踊り中つ大地の法の塔はむなしく焼け落ち、数多の海を守る法の船も砕け落ちる」

「それって...」

「まさか...」

「ロストロギアから始まる、管理局地上本部の壊滅と...管理局システムの、崩壊」

「更にもう1つ...これは関係があると見てるけど」

「けど?」

「深き闇、総てを照らす光の刃を書き消さん。そして蒼き光は無に変える...しかし光の巨人が希望の光を照らし闇は倒されん」

「深き闇?」

「総てを照らす光の刃ってまさか」

「俺の事か?」

カリムとクロノ、はやては頷く

「光の巨人というワードも気になるな。いったい何を指してるのやら」

「ま、王様も思う通り総刃君は負けるんかもしれん」

「そんな訳に行くか。俺は守らないといけない者がいるからな」

「それが上手くいけばええんやけどな」

深き闇...絶対に負けるもんか!
 
 

 
後書き
注意
※ガタノゾーアではありません 
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