魔法少女リリカル☆イリヤ
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VSモリアーティ
前書き
後半だけみればわかります。なんでこんなしょうもないの書いたんだろ...
俺は地球に帰ってきている。理由はクラスカード、決して里帰りなんかじゃない。
こっちで新聞を買ってよんでみると事件になっていた。
それは爆発事件や工事現場の崩壊、他にも色んな事件が起きている。
そして一番気になったのは穂群原学園爆発事件だ。雀花達は大丈夫なのだろうか?
新聞によると学校は休校、被害者は一人もいないとの事、唯一被害者と言えるのは学校の責任者だろう。
まぁそんな事はどうでもいい。計画的犯行、となるとやっぱり思い付くのは一つだけ。
ジェームズ・モリアーティ
推理小説のシャーロック・ホームズシリーズに登場する悪の存在。
架空の人物だが英霊とは架空のものでもなる事ができる。
それにこの写真見にくいがよくみると銃痕がみられる、ならモリアーティは銃を使ったと言う事だろう。
だが何故だ?モリアーティは決して表舞台に出ない存在。
ならこの記事に載ってる銃痕はなんだ?何か固定砲台のような物でも使ったのか?それにしては証拠が残っていない。回収したとは考えられない。ならばこういう仮定が作れる。
モリアーティは遠くから撃った。そしてそれを狙った所に当てた。それが真実か否か分からないがそういう風に想像していいだろう。
じゃないと辻褄が合わない。いくら犯罪界のナポレオンと言われようと常識を越えた事、というか理屈でできない事はできないはずだ。
後はどこにいるかだ。黒化英霊なのに頭脳的...これは本能で動いてるのか、それとも完全な意識があるのか。どちらにせよこのまま放置するのはよくない。
次に事件が起これば被害者が出るかもしれない。早く解決しないと
「爆弾よ!」
その声で新聞をたたみ走って声のした方へ向かう...だが誰もいなかった。...っ!しまった!罠か!目の前が爆発する...咄嗟にゼロディフェクターを展開し守る...なんとかなったか。
それにしてもモリアーティは俺の存在に気づいたと言う事だ。これは大変な事になった。俺の事がバレればモリアーティは穴熊を決め込むだろう。ただでさえ出てこないと言うのに...いや一つある。
モリアーティは必ず犯行が行われてる場所をどこかで眺める傾向があるとかを聞いた。なら犯行が起きたこの場所から見やすい場所...ではなくギリギリ見える所だ...あった。あのビルか!
飛んでビルまで向かう。
「ゼロ...足跡見れるか?」
[あぁ...ついさっきまでここに誰かいたようだぜ]
「そうか」
俺の考えは当たっていたか。だが捕まえる...もとい倒すにはいたっていない。それじゃ意味がない。ただいたと言う証拠だけだ。
だが彼方は現代科学や宝具しか使えないのとは対照的に俺は魔法が使える...ただ相手の保有スキルが問題だ。カリスマは多分持ってるだろう。
そして恐らく...魔弾...これはありえる...もしかしたら今回のモリアーティは普通のモリアーティではないのかもしれない。たしか魔弾の射出だったか?
必ず6発当たるが7発目は大事な者に当たるっていう悪魔との契約...まず学校爆破に1発、工事現場崩壊にて2発目、どこか知らないがもう一つ爆破されてる。
確証はないがそこで3発で俺を狙ったのが4発目と考えれば後2発は確実に当ててくるという事だ。大事な者が誰かは知らないが7発目も警戒しといた方がいいな。あくまで仮定だがな
あの後だが何も起こらなかった。生きてるのを確認して一旦計画を練ろうとしてるのか知らないが事件という事件は起きなかった。
ただこれを気に犯罪を犯す人が多数でている。モリアーティのせいで町は目茶苦茶で人があまり出歩いていない。お店も閉まっていたりとこれは早期に決着をつけないと
家に帰る途中(地球の衛宮家)凛さんにあった
「お久し振りです」
「久しぶりね、貴方がここにいるって事は事件を?」
「はい」
家ではなくエーデルフェルト邸に入った。お茶を出されて現状を聞いた。ロンドン...時計搭の方でもここの事件は目を見張る物があるらしい。
凛さん達はその解決の為に日本に戻ってきたとの事。そして俺は自分の考えを話した。すると驚かれた。理由はもうそこまで辿り着いているのかという事で。
「なるほど...魔弾の射出ね...英霊が変に改変されるのはありえる事だしね。あのアーサー王でさえ女性だったもの。驚かないわ。それにそれなら辻褄が合うわね」
納得したみたいだ。確かにアーサー王が女性だったというのは驚きだが今はそんな事を話してる場合じゃない。問題はあの凛さんとルヴィアさんの手を持ってしても辿り着いていない事だ
どうした物か...囮なんてないしみすみす大事な後2発を使うとは思えない。場合によってはここだって、いやどこでも危ないかもしれないんだ。そこでテレビのニュースが始まる
「えー、明日、アメリカの大統領が日本に訪れるそうです。理由は今冬木で起きている事件に対して話すそうです」
「まずいわね」
「えぇ、非常に」
「大統領が狙われる...」
だが逆に言えば大統領を囮にすれば倒せるかもしれないと言う事だ。大統領には悪いが囮役になってもらおう。
「オーギュスト!」
「かしこまりました。17時間で手配を」
時間を見る...今から17時間か...ギリギリ間に合うかどうかって所だな。
今の話は大統領の護衛につくという話だ。
そうすれば少なからずモリアーティに近づける可能性が出てくる。
決着は明日!
それまでに準備をしておく。俺はどんな事にも対処できるように思考をフル回転させる事、凛さんとルヴィアさんは宝石を準備してなんとか明日までに守りを万全にする事
どうなるか分からないが作戦はこうだ。まず事件が起きるまで待つ。これはモリアーティを倒す為には必要な事、事件が起こればそれを見る奴の姿を見つけられるかもしれない。
そして俺は李書文を交差して姿を消す。これが今回考えた作戦。事件が起こるまでってのは嫌だが姿を現さないのだから仕方がない。チャンスはこの1回!
俺は空を飛んで大統領の姿を確認した後周りを見る。それらしい黒い影はないがまだいない。もしくは最初から眼中にないのかもしれない
大統領は会見をする為に会場に、俺も李書文を交差して姿を消す。これで敵にはばれないと思う。今のうちに探すのも手だが逃したら二度とやってこないチャンスだ。一番効率のいい方で行こう。そうして待つこと10分、会見が始まった
大統領は喋っている...英語で...勿論テレビでは翻訳しているだろう。さてどこから狙ってるか...そう考えた時に大統領の方をみた時に違和感があったのを思い出した。再び見ると何故か天井の装飾品がシャンデリア...確かに場所は高級でおかしくないが何故シャンデリア?まさか
すぐにシャンデリアに近づこうとした時事件は起きた
シャンデリアが突然落ちていったのだ。すぐにささえて人がいない場所に投げる。
周りは混乱している。銃声は聞こえなかったと言う事は魔弾を使っていないと言う事、そしてモリアーティは...一番怪しいのは取り乱してる者だ
何故かは確かに取り乱すのが普通だろう。当たり前の反応だろう。
だが取り乱すのにも限度がある。錯乱してる人もいればただパニック障害のような物を起こしてる人も...だが一人だけ混乱してるように見せかけ大統領を見ていた人がいた
あいつか!
すぐにゼロで霊子反応を調べたら案の定黒化英霊だった。よし!ゼロで斬りかかるとどこからか武装をして対処してくる。見えてるのか?このままだと普段の戦闘はできない。交差を解除して姿を現す
「やっと見つけたぞモリアーティ!」
「ふははは!私を見つけられるとはな、だが君は既に分かってるのではないか?」
何が...まさかこの事件自体が囮!?
「気づいたようだね。そう。この事件は君を誘きだすための囮!こうして会えるのは初めてだね。衛宮総刃君...いや聖船総刃君」
!?真名がバレてる!?だが宝具まではわかるまい。そしてこいつは俺を待っていた。それだけは言える
「全ては君という最強を倒す為!」
「俺が最強?」
「そう!英霊の力を借りれて更には魔法まで使える」
「どうしてそこまで分かった?」
「調べたら直ぐに分かったよ。管理局とやらもね」
やっぱり侮れないな。だけど逃げる場所はない
ここでどちらかが死ぬまで
「ここでどちらかが死ぬまでと考えているね?違う、私が君を倒すのだよ。最強を討ちくだす所をね!」
「そんな事のために態々総刃を呼んだってわけ!?」
凛さんが問う。確かにそうだ。でもモリアーティという男は
「不可能を可能にする事それが私生きてる理由だよ!さぁ喰らうといい!局的犯罪 (ザ・ダイナミクス・オブ・アン・アステロイド)」
「神に届かぬが故の鎧盾(ウルティメイトイージス)!」
モリアーティの連射を全てイージスで防ぐが
「それはよんでいた事だよ!局的犯罪(カタストロフクライム)!」
なっ!?2発目!?
「かはぁっ!」
口から血を吐く
「私のかっぐっ!?」
モリアーティに転輪する勝利の剣(投げる版)が当たる
「な..ぜ!?」
「アンタは用心深いからな。必ず俺に一撃入れると思ってたよ。でもな人間てのは勝ったと思った瞬間に油断するものなんだよ」
「なる..ほど..人間の心理を利用した攻撃か..すばらしい...ホームズに次いで私の宿敵だよ」
「...光栄だ。じゃあな」
「ふっ、楽しい心理戦だったよ」
クラスカードに変わる、撃たれたのは腹、でも致命傷ではない。カードを回収すると凛さん達が
「どうやら倒したようですわね」
「大統領は?」
「避難させたわ。貴方達のやり取りを見てた人は誰もいないはず。カメラも壊れちゃってるしね」
「そうですか。ありがとうございました。二人がいなければどちらかを天秤にかけてました」
「なら偶には顔を出す、いいわね?」
デコピンをされる。笑ってはいと答えた。今度の休みはみんなで凛さん達の所に行くか!
後書き
推理小説書いてる人ってすごいね。と思った。
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