勇者って...何?
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第67話 図書館って何?
「さて、乗り込んだのはいいんだけど」
「よく来たな、富士の使いよ」
「よく来たなって...」
「我を倒しに来たのだろう、早速やってみろ、まあ、倒せないだろうがな」
「なぜ?」
「アンデッドなのだから」
「月白、食べて来ていいよ」
「美味しくなさそうですし、浄化しますね」
「う、アアアアアアア、何をする」
「お前が殺してくださいって言ったのが悪い」
「そんなこと...いって...」
「主殿...」
「よし、富士さんのとこ行って報告してこよう」
「ってことで倒してきました」
「は、はあ...それよりも...何か報酬を渡さなくてはいけませんな」
「それについてなんだけど~、ここに『アレ』がありました」
「あ、じゃあ、それの使用と破壊をさせてくれれば...あと、できればお米が欲しいです
うちの国で作りたいので」
「了解しました、では、一時的にそこはあなたの領地に...破壊した時に私の領地に戻りますが
米は1升分でいいですか?」
「ありがとうございます、行こうか」
「あ、うわぁぁぁぁぁ、なんで空にあるんだよぉぉぉぉ」
「大丈夫~?」
「あ、ありがとう...じゃあ、行こうか...」
「僕の霊力で良いのかなぁ?入れてみよ~」
「良かったみたいだよ」
「そうだね~」
月白は飛べたんだ...
「ようこそいらっしゃいました、創造主」
「創造主って...ここはなんなの?」
「ここは図書館です、魔法学書や料理本、小説などが置いてありますなんなら...」
「なんなら?」
「Hな本まで」
「ごめん、ちょっと用事が...」
「すみません」
「まずは結界を消して貰いたいのだけど」
「失礼します」
「ん...ぐご、むぐむご」
「創造主を通じ庭園、城とリンクしました、接続を開始します
はぁ、はぁ、気持ちよかったです...創造主」
「なんなんだよ、君は、フェムと同じじゃないかぁぁ、何?ドライがおかしかったの?え?嘘でしょ?」
「フェム、ドライとは?」
「ああ、君から見たら...ドライがNo.3、フェムがNo.5だよ」
「名前を替えてくださったのですね...」
「で...君は?」
「シロネナンバーズ、中期型、No.11、ここの管理者です」
「一番下の子ってことか...さて、名前はエルヴァでどうかな?」
スウェーデン語で11って意味ですけどね
「ありがとうございます、創造主」
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