| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

勇者って...何?

作者:碧@midori
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第62話 システムの声って...何?

「で、この城には何があるの?」
「何もありません、あるのは部屋だけです」
「休憩とかに楽かな?」
「そうでしょうか...」
「で、この城はなんで一番上が見えないのかな?」
「マスターがそう設計しました」
「どうやって、上までいくの?」
「中にエレベーターがございます」
「へぇ、エレベーターかぁ...ええ!?あれ電気で動く機械なんですけど?なんでこっちにあるの?」
「こちらのエレベーターは魔力で動きます、魔力タンクはマスターが作りませんでしたので
使うときに中で魔力を流さないといけません」
「うっわ、使いにくい、てか、おれ、バカじゃねぇぇぇのぉぉぉぉ」
「乗りますか?」
「うん、乗る」
「では、ここに流してください」
「ok...はえええええええええ、もうついたし、え?一番上まで来るのにこんなにはやくつくの?」
「階も選べます」
「凄いなぁ、これ、あ、そうだ、ここの魔法行使妨害を消してほしいんだけど」
「はい、わかりました、では」
え?キス?え?なんで?
「何やってくれてるんですかぁ」
「粘膜採取です」
「だからってなんで、キスするんですかぁ?」
「趣味です」
「ばっかじゃないですかぁ!?」
「面白いお方ですね」
「面白いのはどっちかって言えばお前だよ」
「マスターを通じ庭園とリンクしました、接続を開始します」
「フェムの声じゃない?」
「これはシステムの声です、庭園と城は1つの天空島になりました」
「コレクション的なことができるとは...」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧