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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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8部 StrikerS
5章 敗北
  摸擬戦

 ヴィヴィオと擬似家族となって数日の朝練
新たな人がこの六課に出向となった。
108部隊からスバルの姉のギンガ
レイジングハートをはじめ幼馴染のデバイスを調整してくれているマリエルさん通称マリーさんが来た。

 挨拶も済み
ただ今みんなで摸擬戦を見ている
スバルVSギンガ
みんなは嬉しそうって言っているがあれは嬉しそうではなくただのじゃれ合ってるだけなのだが、内容は須吾kぅ激しく戦ってる。
ギンガの方がクイントさんの戦いに似てる
欲しいとか行っているが
流石なのはとヴィータに鍛えられてるせいもあり、成長が速い
俺は正体をフォワード陣にはバラしているけれど、訓練を受ける方
フォワード陣はセカンドモードも慣れてきているから教える方もきっと楽しいのだろう。
大方の予想通りギンガがスバルに勝った。

 号令の歓迎も込めての隊長VSフォワード陣
なのは、フェイト、シグナム、ヴィータの4人対スバル、ギンガ、エリオ、キャロ、ティアVS俺っていじめに近いんじゃないのかこれは

 廃ビルを使用したステージなのだが、なぜ俺だけがこんな仕打ちを・・・
絶対に負けてやらねえ

 ルールは簡単
いきなりスタートはさすがに困るから、俺が廃ビルに入ってから1分後のスタート
いきなり全員でスタートされたら今の力なら速攻で潰されるのがおちだが、時間差スタートならやり方でいくらでも勝機がある。

 俺は、盗賊スキルで気配を消し、まず最初にティアナを落とすことに決めた。

 距離を計算して夕姫を構えて、侍マスター最終奥義二の太刀いらずを行動に移したんだが、それを読んだエリオが盾になり作戦失敗
まぁエリオを落としたので良しとする。

 俺としてはフォワードの頭脳ティアナが一番厄介
俺にはまだみんなの知らない顔を持ち合わしているけれど、ここでは使用しない。

 ティアの作戦により、追い詰められているのだが、フリードのフレアを躱した瞬間に左右からナカジマ姉妹のパンチが来た瞬間に俺はしゃがみこんで地面に拳を当てる

 その瞬間籠上のエネルギーが飛び出し2人を貫いた。

『ケイジング・ブリスナー』

 テリーに聞いたのだが、同じような技をギースが使用するそうだ
技の硬直にすかさず永遠のロリっ子ヴィータからの射撃
それをシールドでガード
一瞬がガードしてくれたらそれでいい
そんなバトルをしていたのだが、結局全員VS俺のような感じになって嫌がる。

 実力持った多数なら呪文を使う隙を与えてくれない。
なら体術で何とかするしかない
ジューダスペインが使用で来たら詠唱なんて関係なしなんだけどな

 最後に残ったのはエースオブエスのなのはと金色の女神フェイト

「なのは、何このリンチ?」

「ん~はじめ3組だったのにね」

「喋ってると危ないよ」

「バインド!」

 フェイトのバインドで動きを封じられ誰もがこれで終わったと思った瞬間

「そうだ!ナカジマ姉妹見てて、クイントさんが得意にしていたわざ」

 俺は 脱力して静止した状態から、 足先から下半身、上半身、腕といった具合に 力を伝え、拳撃と共に強烈な拳圧を飛ばした。

 それによりフェイトは拳圧に当たり脱落

「まさかアンチェイン・・・ナックル」

「流石ギンガは知ってるみたいだね。二人の母親の必殺技だよ。私も軽く摸擬戦やった時にバインド砕かれたからビックリして教えてもらったの」

「綾ちゃん?二人のお母さん知ってるの?」

「ん、以前少しだけゼスト隊と仕事したことがあってね。後なのは一人だね」

 そうこうしていると時間切れで終わってしまった。

「いじめだよこれ!」

「でも綾、あんた一人で私たち落とされたんですが」

「ティアナいくら制御されたって、自分の得意なポジションにもってけばなんとかなるって、魔法力が少ないのなら圧縮すればいいだけだし」

「そんなものなんですか?」

「後は経験だよね。俺は数ヶ月で化け物たちの戦争に参加してるから・・・策略で何とかなる地形だったし、だからまず厄介なティアナをつぶそうと思ったらエリオに邪魔されたのが痛かった。」

「僕はあなたをカウンターで落とすつもりだったんですが・・・」

「そう簡単にあれはカウンターできないって、されたら困る」

 二の太刀いらずは名の通り、最初の一撃しか使用できない技
それゆえに攻撃力は最高で命中すればかわされることない技なんだけどなぁ

 リンチに近い摸擬戦が終わった瞬間にあちらからヴィヴィオがこちらに向かって走ってきた。

「ママ~、お姉ちゃん」

「ヴィヴィオ~」

「危ないよ~転ばないでね」

「ヴィヴィオおはよう!」

 手を広げて走ってこちらに来ていたのだが、そのまま転んでしまった。
ここでママ二人の教育方針が見えた。
なのはは起きてこちらにっていう感じであくまで自立を手助けする感じなのだが、フェイトはもう過保護って感じで、まぁヴィヴィオが泣き出したから仕方ないのかも
みんなで昼食の時も好き嫌いがあったり、でもキャロお前がスキキライしてたらダメでしょうが・・・
そんな平和なゆったりとした空気がここ数日流れていた。

 なんか六課最強は誰だという話があった。
俺は規格外でエントリーなしらしいけれど
なのはが禅問答でフォワード陣達を悩ましたらしい
内容が
「自分より強い相手に勝つためには、自分の方が相手より強くないといけない。この言葉の矛盾と意味を、よく考えて答えなさい。」

 また難しい問題をまぁ悩むといいよね。
108部隊の要請で出撃したときにその事を聞いた。

「最強ねぇ~、私が入ってないのがなんか寂しいんだけど」

「いや、いや、綾、もうあんた規格外すぎるのよ」

「ティアそれ傷つくよ」

「ティアは思いついたのなのはの問答」

「言葉遊びみたいにも思えるんだよねぇ」

「私からしたらフォワード陣みんな持ってるんだけどねぇ、あまりヒント与えるとなのはに叱られるから」

「相変わらず知った顔ですね」

「エリオ君。なんで綾さんの時だけそうなの?」

「ん~、初めて会った時からからかな」

「ねぇティア。実はエリオって綾さんの事」

 くだらない話になってきやがった。

「ティアそろそろまとめて、お客さんがこちらに向かって来たから」

「了解、行くわよ」

 結局スバルはその後ギンガにもその話をして答えを出したみたいだけど、夜なのはから嬉しそうな顔で聞いたときは俺自身もうれしくなった。

「綾ちゃんはこれの答えわかる?」

「誰でも長所はあるって事でしょ、どんなに強い人でも苦手な事はある。
自分の強いところを伸ばすか、相手の弱点を責めるかかな。
スバルはあの突進の破壊攻撃、ティアナはあの策略と幻術、エリオはスピードと電撃、キュオは補助と召喚。
この別々の力を昇華させれば怖いね」

「綾ちゃんにも勝てるかな?」

「私は負けないよ。でもこのまま成長してけば厄介かな」

「うん、うん」






 
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