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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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8部 StrikerS
1章 戻ってきた
  対面3

 お言葉に甘えてこちらにいる時は高町家にお世話になっていた。
なのはは仕事を置いてきていたので次の日にはミッドの方に戻ってしまった。

 一応こちらに戻ってきたことでフィリス先生に会いに行ったら、大泣きされてしまった。
そりゃそうかフィリス先生は専門カウンセラーだったっけ。
なら隆俊さんと栞さんの事は診に行っているはずだった。

「えっと、帰ってきました。そんなに泣かないでくださいよ」

「す、すみません。そうだ今綾ちゃんの親御さんが大変なんです!」

「うん、実は・・・」

 凄く怒られましたが、自分が争いごとに巻き込まれることと、やはり狙われやすい事を伝えて無理やり納得してもらったんだけど、実は義姉ちゃんのフィアッセさんは何となく気づいているらしい。
HGSでもフィアッセさんはリスティさんとは違って心を読むことは出来ないけれど何かを隠していることは何となく気づいているらしい。

 そりゃそうだ大体数ヶ月に数回はメールやら電話やらしていたのにプッツリ連絡がなければ絶対に怪しむって

「フィアッセさんの事は了解です。まだ士郎さんにも言ってないんですが私も拠点はあっちにしようかと思っています。」

「なんでか聞いても良い?」

「こっちってやっぱり私のこと知っている人が多いんですよね。またあっちの世界だと一応みんなあっちでは強いですし、こっちだとやっぱりあの時みたいなことが起きたら結構辛いことがわかりました。まぁ本音はあっちになのはがいるからなんですが」

「はいごちそうさまです」

「高町家には士郎さんや美由希さん。アリサやすずかは家の方。フィアッセさんはエリスさん等いますけれど、家の親はやっぱり一般人なんですよ。いくら記憶を消したとしても狙われる可能性がありますし、何かの拍子で思い出す可能性もね。まぁそれとなく警護はしてもらいますけれど、そちらはデビットさんが手配してくれてるみたいで安心ですが、もしこっちで私が生きてると知ったらまた狙われる可能性が大ですし、さいわい身長がこんなに縮んだし、年齢も14歳ですので新たに向こうでがんばろうかなって。」

「わかりました。でも体の不調があればぜひ」

「その時はお願いします。フィリス先生の生態受けるとすごく軽くなるのでこちらからお願いしたいですよ」

 そうして俺は高町の家に戻ってから電話をする。

「はいクリステラですが」

「フィアッセさんお久しぶり」

「う・うそ」

「義妹の声を忘れたの?」

「何してたの?電話番号も違うし」

「チョット旅に行ってました」

「五年間も?」

「うんそれは本当、ただ連絡が出来ないところにいたから」

「綾は私に隠し事しないよね?」

「言えないことはあるけれど、本当に旅って言うか転移させられていて誰にも連絡できなかったの?」

「本当に?」

「うん、本当だよ。もう電話で泣かないでよ。私も泣けてくるじゃない」

「姉妹そろって泣き虫だよね」

「義理だけどね」

「でも私もミッドの方に引っ越しをしようと思ってるの?」

「ねえ、聴きたいんだけど、あっちってそんなに魅力的なのかな?」

「ん~こっちと変わらないけれど、なぜかこちらで私有名人だから、フィアッセさんみたいにいい意味ならよかったんだけど、テロリストやら裏の世界で有名になりたい人ばかりからアプローチが多くて」

「中々会えなくなるのかな」

「大丈夫。プレゼント渡しておくから、それにこうして連絡もしたいしね」

「うん、あ、そろそろ」

「お仕事頑張って」

「うん、綾もね」

 そうして、一応周辺のフォローはしたのかな
本日も高町家でお泊り
 
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