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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
6章 消滅
  海鳴の長い一日7 消滅

 
前書き
7部終了
7部だけで70話以上
今17?だからほぼ約30%以上7部だったんですね
この後も餓狼みたいに番外編で書けたらいいなっと
闇の書クエストに
これからSTSの間の話まだネタがないんですよね
次からはSTS編です。
8部から少しゆっくり更新になります 

 
 俺は自分の持てるスピードを使用した
その瞬間周囲が白黒になって行くのだがそれでさえも間に合わないことに気付いた。

 俺は思いっきり手を伸ばしたのだが、後3秒あれば間に合ってたかもしれない
あいつを倒すことをしなければ間に合ってた時間だ。
後悔しても仕方ないという物だろう。
衝撃に耐えようと無意識に体が硬直していたのだが、全く来なかった。

「はぁはぁ、間に合ったみたい」

 俺はヘッドスライディングのまま上を向いたらすずかがキャッチしていた。

「流石、すずかありがとう」

「お役に立てて何よりだよ」

 俺はすずかからそれを受け取った瞬間最後のトラップが作動した。
持った瞬間ベルトが現れ拘束されてしまった。

「ここまで・・・自分を犠牲にしなければ・・・貴様を倒すことが出来ぬとは・・・」

 それだけを言ってこと切れたかのようにぶっ倒れた。

開門(オープンロック)

 俺が分かるありとあらゆる開錠の呪文を使用したのだが全く作動しなかった。
騒動が終了して俺は爆弾だと思われる方の爆弾解除は終了
まぁ盗賊スキルを使えばこんなのは朝飯前だ・・・
問題はこの中に入っている黒いボール状のもの
猶予は後1時間
強制時空転移と言うことはわかった。
それで帰ってこれるか、どこに行くかは全くわからない代物
もちろんみんなには内緒
時間がかかるけれどこれは時空震爆弾って言っておいた。
もちろん適当な時間を言ってね。
ここから動かすとボンだから動けないという事を伝えた。
本当にロストロギアがあったとは思わなかった。
どうやらこの代物と箱が外れないから、俺はこれの餌食になるのはわかってるんだけどなぁ
アリサやすずか、お父さんにデビットさん
それ以外の人を巻き込みたくないんだよな
最初はこんなの簡単に決まってると言っていた俺も少し焦ってきている。
ロストロギア「夜天の書」でさえ簡単な構造を知るのに1日かかったものだ
程度の差はあれロストロギア
古代のアーティファクトをたかが1時間で理解しろと言うのは無理があるのかもしれない。

「綾ちゃんごめんなさい!」

「何で謝るのすずか?すずかがとってくれなかったら全員お陀仏だった可能性がある。感謝すればこそだよ」

「綾私にできることはあるか?」

「お父さん、流石に未知の技術だから流石にないかな」

「綾・・・」

「何?アリサまさか無理だと思ってるの?」

 一刻、一刻時間が過ぎ去ってい置く。
こんなのはパズルと同じ
一度ピースがそろえば終わらせることが出来る。

 残り10分を切ったところで、新たな人がここに入ってきた。
栗色の俺の女神

「「綾 ちゃん」」

「は~い、なのは、フェイトあそこで伸びてるやつよろしく」

「ん、わかった。それ」

「ドジった。」

「どうしたの綾ちゃん?」

「ロストロギアに手錠されちゃった!」

 口調はおどけていても焦りがどんどん出てくる」

≪綾様≫

≪もうそんな時間?≫

≪はい、後3分です≫

≪ティアごめんね突き合わせて≫

≪大丈夫です≫

「ごめんなのは。」

 そう言って俺はバックステップで後ろに飛び移った。
俺は目の前に爆炎障壁(ガンズン=ロウ)を放った。

「お父さん親不孝してごめんなさい。お母さんにも誤ってほしいな。
もう1回買い物デートしたかったなぁ」

「何を言っている綾」

「ごめんこれ、この世界以外の転移爆弾らしいの。安心してお父さん達に被害がいかないようにするから」

「馬鹿な真似はよしなさい」

 爆炎がひどくて前には進めれないみたいだ

「アリサ約束守れないごめんね」

「バカァ、いつもの不思議な技でそれぐらい解きなさいよ」

「無茶言わないで、何とか規模を小さくしかできないって」

「すずか」

「私が操られなかったら・・・」

「すずかにはいつも助けてもらったよね。初めのころにあった時にアリサとすずかを見てこんな友情私も築き上げれタラいいなぁって思ってたけれど、できたかな」

「もちろんだよ!綾ちゃん。無理なの?」

「ちょっとね。みんなのフォローはやてとよろしく」

「聞かないよそんな勝手なの。私たちも巻き込んでよ綾ちゃん」

「嫌だ!」

「フェイト」

「何?この世からいなくなるようなお別れの挨拶なんて嫌だよ綾」

「俺の机の引き出しに雷の呪文と俺の基礎魔法の取得の方法が書いてある。
フェイトにあげるよ。フェイトの子供たちに上手く伝えたかったら伝えて」

「勝手な事を」

 フェイトが風の呪文で吹き飛ばそうとするのだが、風の力を受け炎が舞い上がる

「無駄だ!俺の呪文を解くことはできないよ」

「なのは?なにを」

 なのはは、俺の方に向かってレイジングハートを向けた。

 桃色の閃光が俺の横を通り抜け俺の爆炎障壁をそこだけ削りやがった。

「行かせないよ綾ちゃん」

「愛してる。でもそこまでだよ」

 俺はなのはに金縛り(ホールド・パーソン)の呪文を放つ
普段のなのはなら抵抗できたかもしれないのだが、気が動転している今じゃ抵抗できるはずがない
そんな緩い呪文を放ってはいなかった。

「行かないでぇ~私も綾ちゃんの事・・・あいしてるよぉ~」

 それを聞いて俺は涙を流してしまった。

「ありがとう、俺の事は忘れて新しい人を見つけて」

「私の事嫌いに・・・」

「どうなるかわからないし、いつまでも待たせたらいけないでしょ。なのはの道はまだ続く。それに同行できないのは残念だけど、本当にありがとう・・・」

 そろそろ時間か・・・

「海鳴に来て5年間私はすごく幸せだったよ。はやてに頑張ってって言っておいて」

 俺は涙をどんどん流しながらなのはの方を見つめた。

「私はなのはを愛しています。この愛を教えてくれてありがとう。どぢてなのは達に幸せがいつも来ますように・・・」

 そう言って終わった瞬間に俺の周囲だけ爆発が起きた。
日が昇った瞬間。
そこに彼女がいた痕跡はなかった。  
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