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勇者って...何?

作者:碧@midori
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第54話 神殿って...何?

「で、何故僕を呼んだんですか?」
「それは...」

この話について数時間前に遡ろう

「え?エンディア王国との非公式会談?うん、いいよ、別に何もないし」
さてと、なんだろうなぁ...道を繋げてくれとかか?
金がないし...
でも、ホントなんの話だろ
「使いの方は竜車を用意したと言っていたんです」
「...抹茶か、月白に乗って行ったほうが早いんだけど...驚くだろうしなぁ...
乗らせてもらおうか」
「じゃあ、ケンジ、ついてきてください」
「うん、じゃあ、今回は抹茶、皆を守ってて、魔力妨害の結界とかあれば使って良いから」

という訳で、エンディア王国に呼ばれて来たんだが...
何で、ギルドの長が来てるの~?
「それはですね雷帝と契約を交わしていると言うことを聞いたからです」
「雷帝が必要な理由を聞きたいのですが...」
「神殿だと思わしきものが森の中にあるそうです、その神殿の壁には文字がかかれていました
意訳してみると『雷帝を使役した人』という分と『雷帝の魔力』という分があったのです
またよく見ると、中央にはポータルらしき物がありました」
「ってことは...私と雷帝が行けばポータルが開くんじゃないかってことですか?」
「そういうことです」
「分かりました...で、その森の名前は?」
「死の森です」
「そうですかぁ...死の森ですかぁ...って...そこうちの国なんですけどぉぉぉぉ!!」
「それなら行きやすいですね」
「うちの国に神殿があるのか...じゃあ...行ってきます
我、移動魔法を行使する、我、望は竜の聖地の神殿
じゃあ、さようなら」
「あ、それでいっちゃうんですね...」


「さてと、月白、一応普通の姿になっといて...って、これかぁ...ホントに神殿だなぁ」
「そうですね、でも何故私と主殿なんでしょうか」
「分からないなぁ...天空の城ラピュタとかじゃあなければ良いけどね」
「主殿...それ...フラグです」
「え?なんか言った?」 
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