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魔法少女リリカルなのはVivid ーオーブ列伝ー

作者:末武克之
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第12話 信じる強さ

 
前書き
シビルジャッジメンターギャラクトロン

ウルトラマンメビウス 

 
オーブを追い掛けるためにティアナとアインハルトは車に乗りロボットを追っていた。

「今したよ!ティアナさん!」

アインハルトはそうティアナにオーブが居たこと告げた。

「あっ!オーブが!」

ロボットはオーブの腹部に剣を突き刺した。

「あのオーブが手も足も出ないなんて!」

ティアナはそう言った。

「お待たせ!ティア」

アスカはガムをバイクの後ろに乗せながら言った。

「ミライ!メテオールショットの準備は?」

ティアナはミライに聞いた。

「準備完了です!」

ミライはそうティアナに言った。

「いくぜティア!」

そうアスカはティアに言った。

「ええ!」

アスカとティアは照準をロボットに向けた。

「喰らいやがれー!!」

アスカとティアナはトリガーを引いた。

二つのエネルギー弾はロボットに直撃した。

だがロボットはティアナとアスカの方を振り向いた。

「この世界には有り余る力があるのに君達は争いながら殺戮を起こしている。これは低レベルのやり方だ」

そうロボットはヴィヴィオの声で言った。

「私達の世界は低レベルだって言うんですか!」

アインハルトはそう珍しく大声で言った。

「耳が痛いか?だから君達は耳を塞ぎ目を背ける。弱い生き物だ」

そう言ってロボットはアインハルト達を見ていた。


「何言ってるんだよ!あんただってヴィヴィオの事利用してんじゃんか!世界を救う気があるなら他の世界の女の子を誘拐しないでよ!」

リオはそう大声でロボットに叫んだ。

「考えてないでヴィヴィオさんを返してください!」

アインハルトはそうロボットに言った。

「いや、今は考えるんだ!」

コフネはそうアインハルトに言った。

「ガム、昨日集めたデータであいつを止める手を考えるぞ!」

アスカはそうガムに言った。

「ああ!」

ガムは車からノートパソコンを取り出してロボットのデータを集め始めた。



ーーー破壊された森林ーーー


ガイは片手に闇のカードをじっと見た。

「俺にはあんたの力は強すぎる」

ガイはベリアルのカードを見てオリヴィエとクラウスの言葉を思い出していた。

二人が残した言葉を。

『ガイ、また楽しい音楽を聞かせてくださいね』

オリヴィエとクラウスの言葉を胸にガイはオーブリングを片手に持ちながらロボットを睨んだ。

「やるしかねぇ!」

そう言ってガイはオーブリングに2枚のカードを差し込んだ。

「ベリアルさん!」

【ウルトラマンベリアル!】

『ファア!』

ガイの右にウルトラマンベリアルが出現した。

「ゾフィーさん!」

【ゾフィー!】

『ジュワ!』

左にゾフィーが出現した。

「闇と光の力、お借りします!」

【フュージョンUP!ウルトラマンオーブサンダーブレスター!!】

「ジュワア!」

ガイはウルトラマンオーブサンダーブレスターへと変身した。


ーーー森林ーーー


ロボットは目から赤いビームを放ちながら次元空港に近づいていた。

「ガムさん!デバイスウルトラマンのカードまだありますか?」

ミライはそうガムに聞いた。

「おい!ミライ何言ってんだ?」

アスカはミライに聞いた。

「ガムさん達が考える時間を稼いできます!」

そう言ってミライはデバイスウルトラマンのカードを片手に持ちながら走り出した。

「ミライ!」

ガムはミライの覚悟を見た。

「メビウース!!」

ミライはデバイスウルトラマンのカードを空に向けて叫んだ。

そしてミライはウルトラマンメビウスへと姿を変えた。



ーーー次元空港ーーー


メビウスは次元空港の前に立ちロボットに攻撃を仕掛けた。

片手に光の剣メビュームブレードを出現してロボットに斬りかかった。

だがロボットはアームでメビュームブレードを簡単にへし折った。

「セア!」

メビウスは回し蹴りでロボットから離れて右腕のアームを破壊するため必殺技メビュームシュートを放った。

ロボットはメビュームシュートを喰らい片腕が破壊された。

メビウスはメビウスブレスに力を溜めてライトニングカウンターゼロを放とうとした。

その時。

「ジュワ!」

オーブがメビウスに重い右ストレートを撃ち込んだ。

メビウスはそれを喰らい西から5㎞程ぶっ飛ばされた。

オーブはロボットに攻撃を仕掛け始めた。

「ジュワハハハハ!」

オーブは不気味に笑いながらロボットの後ろの部分にあるアームを掴み引きちぎり始めた。

「フッ!」

オーブは引き裂いたアームを足で踏みながらロボットに近づいた。


ーーーロボットの中ーーー



ヴィヴィオはロボットの支配から逃れることができた。

「あれ?ここどこ?」

ヴィヴィオはそう言って怖がっていた。



ーーー次元空港ーーー


オーブはロボットの左腕をゼットシウム光輪で切り落とした。

そして剣の部分を掴み武器の様に使いながらロボットを破壊していた。

オーブはロボットが倒れてもなお攻撃を止めずに連続で攻撃を仕掛けた。

「ジュワア!」


ーーー道路ーーー


リオとコロナとアインハルトとティアナとアスカとガムとコフネはオーブの戦いを見ていた。

「ガムさん!オーブを止めてよ!」

リオはそうガムに言った。

「無理だ!今の科学でオーブを止めるのは無理だ」

ガムはそう言って自分の片手をじっと見た。

ピコンピコンピコン

オーブのカラータイマーが点滅を始めた。

「リオちゃん、コロナちゃん。オーブは直に消えてくれる」

そうガムは言った。

「ヴィヴィオがこのままじゃあ死んじゃうよ!」

リオは涙を溢して言った。

「止めろー!」

アインハルトはそう大声で言った。

オーブは攻撃を止めて何か思い詰めた表情をしていた。

だがロボットは目からビームをオーブに向けて放った。

オーブは剣を盾にして攻撃を避けてそのまま吹き飛ばされた。

オーブは怒りに任せてゼットシウム光線を放とうとした。

だがメビウスがオーブの放ったゼットシウム光線をまともに喰らった。

「ミライ!」

ティアナはメビウスが消滅した場所に向かった。

オーブは最大パワーのゼットシウム光線をロボットに向けて放った。

バチバチバチバチ

ロボットはオーブの光線を喰らい体から火花が出て爆発した。

爆風が巻き起こりオーブが立っていた林は爆発で大半が倒れていた。

「フッ!ウワアアアアアアア!」

オーブは光になり姿を消した。


ーーー病院ーーー


ミライとヴィヴィオは救急治療室に運ばれた。

「フェイトちゃん、ヴィヴィオ助からないかもって」

なのはそうフェイトに涙を流しながら言った。

「大丈夫、きっと助かるよ」

フェイトはそうなのはを抱き締めて言った。


リオとコロナはアインハルトの背中をじっと見た。

「ヴィヴィオさん、貴女まで消えてしまうんですか?」

アインハルトはヴィヴィオの手を握って言った。


すると後ろからアインハルトの肩を叩いた。

「ガイさん」

アインハルトはガイを見て涙を流しながら言った。

「ヴィヴィオさん目を覚まさないみたいです」

アインハルトは下を向いて言った。

「俺は、オーブを許せない」

ガイは自分がオーブに変身してヴィヴィオを傷つけてしまった事を憎んでいた。

「私も、オーブは味方だと思ってたのに」

リオはそう言った。

「機械と同じなんだよ。強すぎる力を手に入れたら歯止めが効かなくなるんだ。だがな力っていうのは力で制御したらダメなんだ!包み込む優しさが必要なんだ」

そうコフネは病室に居る皆に言った。

その言葉を聞いたアインハルトは自分の片手をじっと見た。

「ガイさん・・・」

ヴィヴィオはそう小さな声で言った。

「ヴィヴィオ?」

なのはやフェイトはヴィヴィオの声を聞いて近づいた。

「私・・・何をしてるの?」

ヴィヴィオはガイに聞いた。

「病院で俺の手を握ってるよ」

ガイはそうヴィヴィオに言った。

「暖かい」

そう言ってヴィヴィオまた眠りに入った。

ガイはそれを見てヴィヴィオから手を離して病室を出た。


ーーー森林ーーー


ガイは片手にベリアルのカードを持って呟いた。

「俺はあんたを包み込む優しさを持つ事ができるのか?」

そう言ってガイは何処かへ消えた。


続く 
 

 
後書き
ガイのウルトラヒーロー大研究!

ガイ 今日のヒーローはこの人だ!

ウルトラの母

ファア!

ウルトラの母はタロウさんの母でウルトラの父のパートナーなんだ。

しかも銀十字軍の隊長を勤めてるんだ。

光線技のマザー光線はあらゆるケガを治すことができるんだ。

そして今回の怪獣は?

ナメゴン

火星怪獣ナメゴン。

かつて火星から帰還したロケットのパイロットが卵を持ち帰って産まれたんだ。

体長は20mぐらいしかないが目から人を石に変えてしまう光線を放つが海水を浴びると死んでしまうんだ。

次回も見てくれよな!

次回の予告

ヴィヴィオを傷つけた俺は二度とあんな悲劇を起こさない為に俺はオリヴィエとクラウスと一緒に楽しい日々を過ごしたアリムスの森で昔を思い出していた。

しかしジャグラーが俺を追ってアリムスの森で戦いを始めた。

だが俺は闇のカードは使えない。

あれを使えばまた同じ過ちをしてしまうかもしれない。

次回 幻でも

光を照らし悪を射つ! 
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