魔法少女リリカル☆イリヤ
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作戦会議part2
前書き
深夜のテンションでものを書いたらダメですね。
朝起きると重い、またクロか
「クロいい加減に...」
イリヤだった
えっ?...えっ!?
どゆこと?
「うーん、あれ?誰かいる...ってソウ!?ななななんで私の部屋に」
「いやここ俺の部屋ですけど」
「へ?ほんとだ...あれ?私なんでソウの部屋にいるんだろう?」
【昨日】
「うぅ、トイレ」
[ぐふふ、このルビーちゃんがイリヤさんの恋路を手伝ってあげましょう。イリヤさんの認識をずらして総刃さんの部屋が自分の部屋だと思わせます。トイレで用を足すとあらまびっくりイリヤさんは総刃さんへ添い寝です!]
【今日】
「ごめんソウ勘違いしてたみたい」
「いやいいけどさ、後ろ」
イリヤは?と首を傾げて後ろを見ると
クロが立っていた
「イーリーヤ?貴女がまさかここまで大胆な子だとは思わなかったわ。私のソウに添い寝だなんて」
「な、添い寝してないしソウはクロの物じゃないよ!」
「まだそんな事言ってる。ソウは私のよ」
「いつクロのだって決まったの!?」
「それは...初めての魔力供給の時」
「おーい、それじゃまるで"まだ"魔力供給してるみたいな言い方じゃん。してないからな?」
はぁ、今日は大事な作戦会議の日だってのに朝からまぁ言い争って
二人を放っておいて下に下りる。
士郎さんは部活に行ってるみたいだ
セラがご飯を用意してくれてる。パンだけど
顔を洗って歯磨きして朝食を取る
この日常も今までよく続いてきたなぁ
イリヤ達はまだ言い争ってるし
さて、カードも本当に最後なのか知らないけど自分にできる範囲で頑張ろう
「エーデルフェルト邸再建おめでとうございまーす」
「おめでとー、大したお祝いもできなくて恐縮ですが」
「あらそんな他人行儀な事は不要ですわよ。オホホホホ」
「はいお祝いムードはそのくらいにして10枚目のカード回収作戦会議始めるわよ」
パチパチと手を鳴らしている
カードの枚数実はもっとあるんじゃと思う今日この頃
「屋敷の再建と同時にボーリング工事も完了。地中深くに眠っていたカードの元へようやくたどり着いたわ。あとはこれまで通り鏡面界にジャンプしてカードを回収するだけ」
回収するだけてそんなに簡単にいくのかな?
「はいはいしつもーん現実界(こっち)はボーリング工事してあるからいいけど鏡面界(ジャンプ先)は土の中なんじゃないの?」
「あっ言われてみれば」
ん?鏡の世界みたいなもんなら現実世界を写し取って向こうもボーリング工事し終わった状態なのでは?
[それは大丈夫です鏡面界は可能性の重ね合わせ状態にありますから]
「は?」
[我々がジャンプする事によって重ね合わせのなかから相対状態を選び取る訳です。まぁ本当の意味で理解はじじぃにしか不可能ですがシュレディンガーの猫を思い浮かべればわかりやすいかと]
「よ、よくわからないけど大丈夫ならそれでいいです」
つまりアレか、一番適してる世界の平行世界になるわけだ。なるほどわからん
「バゼットさんはどうするんですか?」
「うんそれが問題そのいちね。彼女も同行する事になったわ」
「「「「えっ」」」」
「と言ってももちろん仲間ではない。どちらが先にカードを手にするか...競争相手って所ね」
「競争かぁ」
アレと競争して勝てる見込みがないのですが
「ならとにかく速攻ね!あっという間にケリをつけてあの筋肉女より早くカードを回収!」
「事はそう簡単じゃないわ」
「どういう事ですか?」
「問題その210枚目のカードはこれまでの比じゃないほど魔力を吸ってる。よりにもよって地脈の本幹のド真ん中。二ヶ月半にも渡って途方もない量の魔力を吸収し続けてるのよ」
「地脈が収縮するほどの吸収量...ですか」
「いったいどんな化物になってるのか想像もつきませんわね」
[ですがならばこそクロさんの仰ったように一瞬で終わらせるべきでは...?]
確かに、途方もない力を持った相手に持久戦なんてできるわけない。ただでさえバゼットさんに苦戦するってのに
あの時は本当に運が良かったとしか言い様がない。
「その通りね正体不明にして恐らく過去最強の敵...そんな相手にとれる作戦はひとつだけよ。最大火力をもって初撃で終わらせる!...なんだけどイリヤ...手持ちのカードは?」
「え?えーっとキャスター、アサシン2枚、バーサーカー」
「見事に火力不足なメンツですわね」
「つ、使いようじゃないかなぁ」
半分以上持ってかれてるじゃねぇか!あの時の俺の勝利はいったい何?あの時凛さん何かしようとしてたし俺がいなくてもなんとかなったんじゃ
「バーサーカーを限定展開(インクルード)するとどうなるの?」
「なんかでっかい剣になったよ。でも重すぎて持ち上がらない」
「実用は無理か。あとは総刃の交差次第ね」
「え?俺ですか?」
「当たり前じゃない。貴方みたいなイレギュラーの力を使ってこそよ。で貴方の持てる最大火力は?」
「あー、俺の宝具を使えば星ひとつは消滅させられますかね...あれ?なんでみんな固まってるの?」
「アンタいきなり「星ひとつ消滅できますー」なんて聞かされたら誰でも固まるに決まってるでしょ!?」
ぐわんぐわんと揺さぶられる
「そんなんじゃ使えないじゃない...はぁ...でも全員でやるしか」
そこで携帯電話が鳴る
「はいもしもし」
「なんでソウのデンワは何時もタイミングが悪いの!?」
「うん...え、いやでも...うーんとりあえずうちの上司に話通してからじゃないと。うん。わかった。直ぐ目の前にいるよ。わかった。はい凛さん」
「?はい、もしもしお電話変わりました遠坂凛ですが」
なのはside
なんだろう。胸騒ぎがする。嫌な予感が、そこで携帯電話が鳴る、フェイトちゃんからだ
「もしもしフェイトちゃん?どうしたの?」
「うん、なのは、突然で悪いんだけど悪い予感がするんだ」
「フェイトちゃんも?もしかして向こうで何かあるのかも...総刃さんが手伝ってるお仕事...私達も手伝えないかな?」
「難しいと思うよ。でも私は賛成...きっと総刃の身に何かあるよ」
フェイトちゃんも感じてたこの気持ち、きっと何かある
「総刃さんに電話してみる!」
「うん、何か分かったら教えて」
電話を切り直ぐに総刃さんに電話をかける
直ぐに出てくれた
「はいもしもし」
「総刃さん大丈夫ですか!」
「うん」
「あの、総刃さんがお手伝いしてる仕事私達も手伝いたいんです!」
「え、いやでも」
「お願いします!」
「うーんとりあえずうちの上司に話通してからじゃないと」
「その人とお話させてください!」
ダメもとで頼んでみた
「うんわかった。直ぐ目の前にいるよ」
「変わって貰えますか?」
「わかった」
「?はいお電話変わりました遠坂凛ですが」
遠坂凛さん?確か海でイリヤさん達のお兄さんの事でもめ事があった時の人かな?
うぅ確か部外者は口を挟むなって怒られた気が
「あの高町なのはって言います!...私達にも遠坂凛さん達がしてるお仕事手伝わせて下さい」
「...私達がしてる事を知ってて言ってるのかしら?」
「はい!確か実体化するカードを回収するお仕事ですよね?私達も同じような経験があるので力になれるかと!」
「ならなおのこと関わらない事ね、これは危険過ぎるって思い知らされなかった?」
「確かに危険で恐い事ですがそれでも総刃さんのお手伝いをしたいんです!」
「...最後に聞くわ、貴女魔術の経験は?」
「魔術...ですか?魔法なら経験ありますけど」
「そう、あ、イリヤ、総刃捕まえて」
「離せー!」
あ、あれ?何かおかしな事言ったかな?もしかして魔法関連じゃなかった!?
「まぁいいわ、今作戦会議中だから今からならまだ誤差の範囲で貴女達を入れられる。数は?」
「二人...と二匹です」
「二匹?使い魔の事?まぁいいわ。貴女達が死ぬ覚悟があるなら今すぐこっちへ来なさい。私達魔術師は貴女達魔法使いを歓迎するわ」
「ありがとうございます!場所は」
「総刃から伝えさせるわ。というか総刃の家の前よ」
凄く近くで作戦会議してたんだなぁ、っとフェイトちゃんに連絡しないと
「もしもしフェイトちゃん?手伝える事になったよ!」
「本当!?直ぐにそっちに行くね」
これで総刃さんを守れる
sideout
「さーて、言い残す事は?」
「...凛さんは綺麗で」
「ふん!」
「ゴフッ...児童虐待...」
マジカル八極拳喰らって痛い目を見る。くそおだてる作戦は通用しなかったか
「さぁ高町なのはさんに連絡しなさい」
「はぁ゛い」
念話で連絡する。家は前にちょっと場所教えたからわかってるようで直ぐにこっちに飛んで来るとの事
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