魔法少女リリカル☆イリヤ
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クロエ・フォン・アインツベルン
昨日はまた色々なことがあったな。でも俺も力を身につけたしこれからなんとかなるだろう
「「行ってきまー」」
「ごきげんようシェロ!家が向かいだなんてこれも運命、今日からは是非もなく私と一緒の車で」
「「.....」」
「...あら?」
朝っぱらからなにやってるんだこの人は
そんなにも士郎さんと行きたかったのか
というか絶対考えてから話かけようとしてたよね?
「お兄ちゃんならとっくに朝練に行ったよ...」
「くうっ!相変わらずのナチュラルスルー!。まぁいいですわ...せっかくですし貴女達だけでも送りましょう」
「「え」」
こ、このリムジンに乗るのか?
うわぁ、絶対まわりからなんか言われるわ
「....」
「....」
「....」
お、重い空気だ...
こんな事ならリムジンに乗らなきゃよかった
「うぃーす、うぉ!?」
「「「イリヤ!」」」
「はい!?」
「てめこらどういうアレだオアーッ!」
「まさかだとは思ったけど、いや本当はソウの事も興味あるんだろうけどイリヤやっぱ!」
「あんたの性癖は自由だけど人を巻き込まないでくれる!?」
な、なんだ?イリヤが関係あるってイリヤは朝からずっと俺と一緒に...クロ...か
そういや昨日もそんな事あったな。昨日の今日だな
「なに!?なんの話!?私なんかしたっけ!?」
「「「なんか...だと」」」
「え」
あー、これ大変な事になるな。さてクロの場所でも探すか...
「「「人に無理矢理チューしといてすっとぼけてんじゃねぇー!」」」
「はーー!?」
「ちゅー...?無理矢理?3..4いや5マタ..?」
「ミユ誤解しな...なんで今ふたつ増えたの!?、ちょっと待ってよみんな!何の事か全然わかんないよ」
見つけた、屋上か
「だいたい私は今来たばっかで」
「イリヤちゃん?」
「あ、せんせ」
「わたし、ファーストキスだったの...責任とってくれる?」
「せんせえぇぇ!?」
「だから私知らないってばー!」
屋上はこっちからの方が、いや外から行った方が早いな
外に出て、セットアップし飛ぶ
あー、やっぱり...というかまだやってるし
....お、イリヤ。幸運が高いと言うかなんと言うか
おうふ...ちょ、直視できない。いやチラ見してるけどさ?気になるじゃん?
男だしさ
イリヤが蹴りを入れた...ヤバっ、あいつクラスカード使う気だ!人殺しする気か!?
止めに入るために下に降りる
「限定」
「投影」
「ちょっと待った!」
しかしそこでガシャンと扉が開く
「イリ..ヤ?それにソウ?」
「なんだそのかっこー!?」
「コスプレ!?学校で!?そんなステキ趣味が」
「え、て言うかイリヤが二人!?」
はぁ、こんな事に使いたくなかったが
「クロ...自己紹介を、後は任せろ」
「うーん、まぁいっか。クロエ・フォン・アインツベルン、イリヤの従妹です」
「と、言う事だ。ちょっと早い学校見学に来てただけだ。イリヤの友達に挨拶してたってだけ」
「イリヤに従妹がいたのか...すご...まるで双子じゃん」
いや、そんな設定ないからな
「がっ、外国じゃいつもこんなチュッチュしてるのか!?」
「ええそりゃもちろん」
「まじでか!」
いやそんな嘘つくなよ
「というか二人のコスプレの話が終わってないぞ!」
「人が紡ぐは絆、言葉を繋ぐは希望、力の元、俺が守りたいもののために!神に届かぬが故の鎧盾...発動!」
「え!?何!?これ!?」
「これ...は?」
「時間操作さ、軽いやつなら月単位で使える。みんなには悪いが今のやり取り以外を忘れてもらう」
「なにそれ!?インチキもいいところじゃない!」
まぁそう思うよな。因果に干渉して起こす事象。イージスの盾が起こせる奇跡、本当はこんな事に使いたくなかったんだがな
「あ、でも面白いからキスの事は忘れさせないしな」
「なんでよ!?」
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