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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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7部 中学生編
2章 ディベート大会
  文化祭の出し物とディペード大会

 
前書き
今回の章でのゲスト出演はマリみてになりました
まぁ名前だけかも 

 
 無事に修学旅行も終わり?、月の期末テストに向けての授業が始まると思うとまぁ気が重いのだが、テスト動向じゃなく授業がたるい

 そんなことよりももっと面倒なことがおきてしまった。
その一 7月夏休み前に号令の英語のディベート大会があり
今回はゲストがあるそうだ
去年はすごい白熱したのを覚えている
おれ自身は結構適当にやっていたのだが、どうせアリサとの一騎打ちになるだろうと予想したら結構伏兵がいて面白かった記憶がある。
確か名前は水野蓉子さん、佐藤聖さん、鳥居江利子さんだったかな
水野さんは今期の生徒会長さん。
才色兼備のミスパーフェクトだね
佐藤さんは色素の薄い髪型と石膏像のごとくな容姿をしていてかな
鳥居さんは和風の整った顔をしていて何時もヘアバンドをしていておでこがチャームポイントな女性
接戦の末IQ200オーバーのアリサが優勝をもぎ取ったのは去年のお話。
適当にやってたのであとでアリサにこっぴどく怒られた

「みんな真面目にやっているのに何であんたは手を抜いてるの」

言われた記憶はまだ新しい。

問題2は2時間あるLHRの時間だった。
2クラス合同で出し物を2つ出すとかあほな事を言っていた。
それだったら1クラスずつで1個出し物にすればいいのにって思ったけれどなんかやる気みたいなんだよね。
合同でやる必要なしと言いたかったけれど、親友たちの目が怖いものになっていたのでその発言を自ら封じた。

話し合った結果
喫茶店と劇らしい
喫茶店は普通ではつまらないと愛くるしい狸が言っていた。

「誰が狸なんや~」

女子中だから男装喫茶にしようなんて話が出た。

「却下」

「なんでや綾ちゃん」

「兄弟がいればいいけれど、服とかどうするの?」

「そんなん作ればいいやん」

「あのはやてさん服製作って難しいのですが」

「学園中綾ちゃんの男装やフェイトちゃんの男装を見たらみんな惚れ直すし見たいはずや」

「男装なんて見たって嬉しくないでしょ?」

「なら綾ちゃん賭けをしようやないか?」

「賭?」

「多数決で綾ちゃんの男装が見たい人が少なければこの企画無しで良いし、綾ちゃんのやりたいものをしてもいいよ」

「私女の子だよ、見たい人なんているはずないじゃん」

「賭してもいい?」

「これがアリサとかフェイトとかならわかるよ、私の男装を見たがる人はいないでしょ」

「してもいいんやな」

「賭の内容は?」

「今回は綾ちゃんに勝負やから、綾ちゃんの男装で接待を受けたいかどうかやな」

「それならいいよ、私が買ったら一クラス一つになって私の要望が叶うで良かったかしら」

「かまへんで、私が勝ったら企画が通って綾ちゃんにも活躍してもらうけどいいんやな」

「乗った」

 結果大負けしました。
男装喫茶否決1でした。
この2って私と多分フェイト何だろうなぁ
なんかフェイトは聞いてないって声が聞こえてきた。
うん根回しがしてある出来レースか
でも結果が出た以上は受け入れないといけないか・・・
見切れなかった自分が悪い
流石タヌキだ
まぁ男装して何が嬉しいんだろう。
男の時女装は・・・
やっぱり何がうれしいかわからん

 ラスト1時間は劇なんだけど
アリサとすずかとはやてがオリジナルの話を作ったあらすじをみんなに配られた。
すごいありきたりなヒロイックファンタジー
魔王が姫様をさらい騎士が助けに行くと言うごく普通のお話。

「これがはやてのもうひとつの要望かしら」

「ちゃうよ、これは提案や」

「提案?」

「この次が要望や」

 なんかすごい嫌な気がする・・・・

「みんなこれの騎士を綾ちゃんでお姫様をなのはちゃん、魔王をギャップでフェイトちゃんでどうかな」

「「はやて (ちゃん)聞いてない」」

 ふ~んはやて、ありさ、すずかがグルッてのはわかったけれど、
なのはも絡んでいたんだ。
教室が少しうるさくなってきて、それを聞いてみると
いいかもって言う話が聞こえてきた。
賭に負けたんだから受け入れるしかないけれど、負けっぱなしと言うのもね。

「綾ちゃん、みんなの意見なんやけど」

「は~受け入れるけれど、ひとつだけお願いがあるの」

「武士の情けや聞くだけ聞くわ」

 誰が武士だ、根回ししていたところやっぱり狸じゃん。

「配役のチェンジを希望」

「却下、綾ちゃんのその身長と美貌を使わないといけないし、考えた結果裏方やサブキャラだとみんなが消えるんや」

「違う違う、賭に負けたんだ、メインキャラは受けるよ、すこしイカサマに近い気がするけど」

 メイン5人をにらみ返すとさすがアリサとタヌキは知らん顔しているねぇ

「わたしが魔王でフェイトが騎士を希望する」

「なんでや」

「そっちの方がやり易いし、機を狙いすぎてもいけないと思うから」

「わかったわ、それで手を打とう」

「はやて私は受けないよ、聞いてない」

「それは却下や、みんなフェイトちゃんの男装の騎士を見たい人」

 ほぼ全員手をあげ可決

「わたしがお姫様じゃなくすずかちゃんの方が似合うよ」

「ん~なのはちゃんがお姫様の方がやる気がある人が増えるし、このあらすじを見るとなのはちゃんの方があってる気がするよ」

 はやてとアリサが書いたお姫様
守られるだけのお姫様ではなく、所々魔王を止めるように何度も説得するとあったりする。
俺もきちんと読んでなかった。
魔王とお姫様の距離が近くなるけれど、最後まで自分を曲げずに騎士と戦い散っていく。
俺ははやてとアリサを睨み付けるとしてやったりな顔でこちらを見た。
どれだけの策をかんがえていたんだろう。
末恐ろしいわ
劇の方はディベート大会が終わってから少しずつ行うということで本日の授業が終了した。


帰宅途中

「はやてとアリサはタヌキとキツネだよね、」

「だれが」

「アリサとはやて、だけどまとめたのは2人じゃないでしょ」

「そうなの綾」

「フェイト企画をたてて全員に言ったのは多分はやてでしょう」

「うん」

「企画をたてたのは修学旅行か昨日のどちらか」

「綾ちゃん知ってたの?」

「なのは知るわけないじゃん、でも話す時間それしかないし、なのは達仕事で忙しいじゃん」

 相変わらず、魔導士組はワーカホリックと言いたい。

「話は戻るけど、最初の要望だと賭に負けたんだから受けると考えたのだと思うよ、でもそれを逆提案すると考えた人がいた。違う?」

「降参、その通りよ」

「外枠ははやてとアリサだけど、最後まで読んだのはすずかって所、みんなが話したのて役が決まってたのは私だけって話、じゃなければなのはとフェイトが驚く必要もないけれど裏ではそれは決まってたって所かな」

「綾ちゃん当たりや」

「最初の話だと魔王にここまで当たってなかったと思う、ここまで焦点を当てたのはすずかかな」

「当たりだよ、綾ちゃん、これならどっちを受けても綾ちゃんが目立つと思って」

「三人に聞きたいどうしてここまで」

「あ~私、なにかみんなで真剣に作って思いでを作りたいと思ったからじゃ駄目」

「わかったそれ以上は聞かないでおくわアリサ」

「ありがと」

「やるからには本気でやらせてもらうね、私はこっちだから」

綾が立ち去り残った4人は全員こう思った。
そこが男前だよねと 
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