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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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覚醒

「ふう、宿題も終わったしお風呂にでも入るか」

風呂の準備をして下に降りる。すると

「総刃、今からお風呂か?」

「はい」

「それじゃせっかくだし一緒に入るか」

「いいですよ」

という事で風呂に入ろう

「引き締まってるな」

「まぁ鍛えてますから」

腕立て伏せとか腹筋してるしな。

「それいつもつけて入ってるのか?」

多分ブレスレットの事だろう

「はいつけてられる間はつけてたいので」

よし、電気をつけてと

「...え」

「ほえ?」

なんでイリヤがお風呂に?掛札は入ってませんだったよな?士郎さんも一緒だし...てことは

「わ、悪い!悪気はなくて、電気も消えてたし上がったものかと」

「い、」

「さ、叫ばないでくれ!」

「いやぁあああああ!!」

「うおっと!?」

何か飛んできたから某映画のように体を後ろに倒してっと...あ

「フガッ!?」

士郎さん忘れてた

「お兄ちゃん!?」

「士郎さん!?」

[いやー避けられちゃいましたか、結構なスピード出てたんですけどねぇ]

「...しゃ」

「「喋った!?」」

[あ!そこの貴女!魔法少女になりませんか?]

「ナンパに誘う感覚で言うな!」

[ナンパじゃありませんよ~、正真証明本物の魔法少女ですよ。]

う、胡散臭い

[あー!今胡散臭いと思いましたね!?貴女も貴方も!]

「えっと...はい」

[うう、嘆かわしや、最早魔法少女に憧れる都合の良い少女は絶滅してしまったのでしょうか]

今都合の良いつったぞ。コイツ腹黒だな

「そ、それより士郎さんから降りてくれないか?痛々しいから」

[お優しいだけではモテませんよ?]

うるさいなぁ、どーでもいいんだが

[...ふむ、ふむふむ、なるほど...えい♪]

「えいじゃねぇええええ!?」

「ぶっ!?」

腰に巻いていたタオルを盗られた。直ぐに奪い返して腰につける

「変態ステッキ!」

[すみません、出来心で、おっと鼻血が]

「もうなんなんだよ...」

イリヤと何か言い争っているが...

[あ!判りました!好きな方はこの殿方で]

「うわぁああああ!?もう出てって!」

...イリヤ?投げるポーズで固まったぞ?

[フッフッフ!これを待っていました!]

「イリヤ?大丈夫か?」

「から...だが...うごか...ない」

「は?」

[乙女のラヴパワーも滞りなくいただきましたし。それではお名前を教えてもらいましょう!]

「おい、止めろよブッ!?」

殴られた。ステッキに

「イリヤ...スフィール・フォン...アインツベルン!」

[いやっふー!ロリっ子ゲットですよ!]

[魔力反応検知!やっと表に出られたぜ!総刃!行くぜ!]

「は!?」

なんだ?頭の中に何か流れ込んで...ええい!

「ゼロ!セットアップ!」

眩い光がお風呂を包みこんで

「は?はぁああああ!?」

俺の姿は青と赤が基調の服に変わっていた。そしてイリヤもピンクのフリフリの服に

「「何これぇえええ!?」」

俺たちの声が木霊する 
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