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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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前書き
前にFatekaleidlinerリリカルイリヤでやってた作品です 

 
夢を見た。いつも見るのとは違う夢だった。それは
あるものは竜を退治する夢

あるものは鬼を退治する夢

あるものは王を作る夢

あるものは軍を率いて駆け抜ける夢

あるものは殺人鬼の殺戮の夢

あるものは王に反逆する夢

あるものは世界を救おうと戦った盾を持つ少女の夢

あるものは

あるものは

様々な夢を見た。それは...きっと儚く尊いものなのだろう

「...目覚めはよろしくないな」

涙を流していた。それは感涙か、心が痛くて泣いたのか

「止め止め!考えてたらキリがない!」

パンパンと頬を叩き気付けをする。そしていつもつけているブレスレットに目を通し

「いつか俺の過去が判る日が来るのかな...さ!学校に行こう!」

着替えて部屋の外に出る

「おはよう」

「おはようございます」

「おっはー」

「こらリズ!そんな挨拶してはダメです!」

「あはは...イリヤはまだ起きてきてないのか。起こしに行くか」

上に戻りイリヤの部屋の前に来た

「イリヤ、起きてるか?」

...返事がない、ただのしかば...ゲフンゲフン
仕方ない、入るか

「失礼しまーす...イリヤ、起きろ」

「ん、ソウ...」

「お、おい!イリヤ!」

大きな声を出したからかイリヤは目が覚めて

「ソ、ソウ!?どうして私の部屋に」

「起こしに来たんだよ!放せ!」

「わわわわわ!これはその」

「何を見ていたか知らないが行動に移すくらいの大事な夢だったんだな」

「そ、そんな事ないよ!それより出てって!着替えるから!」

「お、おう」

なんか悪い事したな、さて、イリヤは起こしたし後は朝ご飯食べるだけだな

「おはようお兄ちゃん」

「おはようイリヤ、なんか騒いでたけど大丈夫だったか?」

「ほえ?大丈夫だよ」

「そうか、総刃も気を付けろよな。イリヤはもう年頃の女の子なんだから」

「はーい」

「ねえ、今日届くかな?」

「んー多分?」

「あ!リズ!また貴女は先に食べて!」

「あはは...いただきます」

さっさと食べる

「イリヤ、今日俺日直だから先行くな」

「ダメ!私もすぐいくから待ってて!」

はぁ...しゃーなしだな。待つこと4分、イリヤが玄関にやってきた。士郎さんもだ

「「「行ってきます」」」

俺たちの住む街冬木市は海鳴市の隣で冬が長いことから冬木という名前がついたそうだ。お、

「おはよう」

「オッス!」

「おはよう総刃くん」

美々はちゃんと返してくれるからいいよな。その点コイツらはダメだ。見た目だけ可愛いだけだし。あ、そういう目で見てないからな

「俺日直だから急いでくれ」

「はーい」×4

「うん」

学校に着く、学校は穂群原学園と言って小中高 と一卓になってる学校だ

日直の仕事も済ませて席に着く

「おっはよー!みんな!元気かな?」

「先生の方が元気ですね」みんな

「いやー!それほどでも」

(褒めてねぇよ)みんな

今日が始まったと実感できる一瞬でもある
帰りは

「ソウ!早く!」

「はいはい、今用意するから」

せっせと帰る用意をする。鞄を背負いイリヤと一緒に歩いて帰る、すると

「あ!お兄ちゃーん」

「ん?イリヤ、総刃も、今帰りか?」

「はい」

「じゃ、一緒に帰るか」

「うん!」

並んで歩くのはマナー違反だしと士郎さんの後ろを歩いてる。イリヤは前

「ねえ!競争しよ!」

「?いいけど俺自転車だぞ?」

「大丈夫!私走るの得意だから!」

「俺には聞いてないのな、んじゃ行くか!」

「「って!お兄ちゃん」士郎さん大人げない!?」

「うお!?速い!?悪い悪い、ゆっくり行こうな」

スピードを落とした士郎さんと一緒に帰る

「「ただいまー」」

「お帰りなさい、あら士郎も一緒でしたか」

「校門前で会ってな」

「そういえばイリヤさん、お昼に荷物が届いてましたよ。確か中身は」

「ほんと!?」

走って居間に行くイリヤ、なんだ?何か待ってたのか?

「あー!リズお姉ちゃんズルい!先に見てる!」

「だってお金出したの私だし」

「う、そうだけど」

「何かと思えば」

「アニメのDVD...」

「ああ、イリヤさんもすっかり俗世に染まってしまって」

「アニメのDVDくらいいいじゃないか」

「なんですって!?アニメのDVDくらい?もう不良少女ですよ!」

いや、そこまでイリヤは悪い事しないと思う

「いやでも」

「だいたい義理とはいえ兄である貴方がちゃんとしてないから」

「なんでさ!?」

ああ、長いな。さっさと上に戻ろう。俺はこの時思ってもなかった。今日、運命に出会う事を 
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