魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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番外編 3 夜天クエスト結末
夜天クエスト
ohanasi
「綾ちゃん」
会いたくないのに今日は千客万来らしい
「今度はなのはか?見ての通り忙しいんだわ」
珍しく俺はなのはに冷たい言葉を吐いて作業していた。
なんか体が重いんだよね。
「ごめんね」
「意味わかんない、何のことで誤っているのかわかんない」
こんなこと言いたいわけじゃないのに
「もう私たちのこと呆れちゃったの?」
「そんなことない」
俺はキーボードを打ちながら答えた。
呆れたのならこんな面倒な事はしない
それに呆れているのはなのは達の方でしょ
一応来てくれたのは義理か何かだと思うし
「こっちを向いて話してほしいな」
「次はうまくやるから安心して」
この時の俺の思考はもう失敗したくないのと
みんなが俺を嫌いにならないでほしい事で頭がいっぱいだった。
「ごめんね綾ちゃん」
「なのはが誤ることなんてないじゃん、私のミスでみんなああ言ってくれたんだし」
「ねぇ」
「次は完成させて必ずリーン達を再生させるから」
「もう、どうしたの」
「なにが?」
「ねえってば」
「上手くやるから」
「そうじゃなくて」
「大丈夫だから、嫌いにならないで」
「話を聞いて綾ちゃん」
「どうしたの、まだ作業している最中に大声出さないで」
なのはは少し迷っていた。
何故なら先ほどと今のセリフのつながりがないから、どうしたらいいのだろうそう思っていたら無意識的に綾の方に向かっていった。
パンとなのはは手をたたいたので綾はすごくびっくりした。
「もう何?」
「私と摸擬戦しよう」
「なぜ」
「私が勝ったらいうことを一つ聞いてもらう、綾ちゃんが勝ったら綾ちゃんの言うことを聞くから」
「今忙しいといっても」
「もし負けたらもう口出ししないから」
「は~なのは私に勝てると思っているの?」
俺自身に勝てる自信があるのなら俺に修行のプランを考えてなんていうなよ
「足りないところはレイジングハートと戦略で補うよ」
「セメント」
「セメント?」
「ごめん本気でやるわけね」
「うん。私の全力全開で綾ちゃんに解ってもらうから」
「なのはが望むなら」
「本気ならそれなりの覚悟をしてね。今封鎖結界したから」
なぜ勝ち目がないのにしようとするのかわからないけれどなのはが望むのならこれっきりだけどやろうとこの時は思った。
もしかしたら俺自身決別をしたかったのかもしれない
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