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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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番外編 3 夜天クエスト結末
夜天クエスト
  お話

 散々周囲から否定されていて我慢の限界
もう銀英伝最強の言葉を発してやりたくなりましたよ
「それがどうした」ってそんなわけでこの夜天クエスト企画倒れになった。
残念
出来ませんでしたで済めばいい話なのだが、今回は人命がかかっている以上そうもいかない。でも今には居たくない。

「はいはい私が悪うございました。」

 少しうんざりになって席を立った。
だって、こっちは良かれと思ってやった事なのに
こんなに不満が起こったらやる気もなくす。

「もういいよね、疲れたから帰る」

 俺は部屋から出て、自分の家に帰るのもいやだったから、いつもの河川敷で横になった。
絶対に駄々をこねた風に見えただろうなぁ
大人げない。
方や10代にもいかない少女達
俺はというと実年齢40代半ばというのに同じふうに感情をあらわにするなんてそう思いながら草のにおいを感じながら横になっていた。


「綾 ちゃん」

私は綾ちゃんの背中を見た時に悲しい思いをした。
確かに独断が多かったけれど、
綾ちゃんは人一倍リーンフォースさんを治そうと思っていたのに私は追いかけようとしたが、足が動かなかった。
なんだか背中から突いてくるなと言われているような気がしたから

「リーンを治してくれるのはほんまありがたいんだけどなぁ」

「危険という事はある程度把握していましたが、フェイトさんのことや綾さんの能力使用不可とかさすがに今の段階では許可はできません」

「でも綾ちゃんのこのシステムはすごいものだと思います。
あと少し改良するだけですごくいいものだと思います」

 リンディさんとはやてちゃんの言い分にすずかちゃんがそういっていた。

「ごめんみんな私がとらわれていたから」

「フェイトが誤る必要ない、そういう使用だったんだから、私達もスタートダンジョンの中だったんだし」

 綾ちゃん大丈夫かなぁ
そんななのはの心配をよそに綾はふてくされていた


「不良娘どうした」

「前も言いましたが、下から声かけるのはセクハラですよ」

「すまないな、どうしたんだ」

「別に」

 俺はそっぽを向いていた。
どうせ聞いたところで恭也さんもなのはの味方でしょ。

「俺は魔法を使えないから手を貸せないかもしれんが聞く事ぐらいはするぞ」

「恭也さん」

 そんなふうに言われたら甘えたくなってくる

「どうした」

「じつは・・・・」

俺はこと詳しく伝えた。

「まぁたしかに綾ちゃんも悪いが・・・」

「はぁやっぱりですか」

 俺は多分顔に出るぐらい落胆していたんだと思う。
実際離さなければよかったと思ったぐらいだったから

「まぁまて最後まで聞くんだ、みんな少し綾ちゃんに頼りすぎている感があるな」

「?」

 頼りすぎている?

「気分悪くしたらわるい、綾ちゃんは独断でやりすぎたって事、
この件に関してはまぁ綾ちゃんも悪いところがあったと思う。
それは理解しているんだろう」

「まぁ」

 そんなことは言われなくてもわかっている。
話は最後まで聞いてみよう。

「基本綾ちゃんは出来ることが多いと思っている。
そして今回の件はすべて綾ちゃんに全てを任せている
どれだけ能力があろうと9歳の女の子にだ
そして文句だけはしっかりと言っていると来たものだ困ったものだ」

「くす」

「どうした。いきなり笑いだして変な事を言ったか?」

「この兄にして妹ありって感じですね。
やっぱりなのはのお兄ちゃんです。
そういう風に包み込む力は半端ないです。
少しだけ救われたような気がします」

「ありがとうな」

「お礼を言うのは私の方でってでも計画はいったん凍結かなぁ
あのまま独断で一人でやろうとすると予定でも8か月ぐらいかかっちゃうしどうしようかな」

「またそこで悩む。でも先ほどよりはいい顔になったな」

「たよえるお兄ちゃんに相談しましたから」

「そうか」

恭也さんは俺の頭をなでなでしたが不思議といやな感じがしなかった。

「今日はどうしたんですか?」

「忍のところからの帰り道でな」

「なのはそろそろ帰ると思いますよ」

「そうか」

「はい、」

「それじゃ父さんや母さんが喜ぶな
休み中はあちらでの研修やらで家にいないこともあったから」

「恭也さんは?」

「もちろん俺もうれしいさ、あとどれだけ同じ屋根の下で生活が出来るかわからないからな」

「どういうことですか」

「深い意味はないよ、なのはも成人したらミッドチルダの方に行くと思うし、俺も忍のところに行く予定だからな」

「あぁそういうことですか」

「綾お前も帰っているのか久しぶりに早く帰ったらどうだ。親御さんが心配しているぞ」

「ありがとうございます。私の場合はまだ親に言ってないから」

家に帰ってきて両親にかまってもらえたのは結構癒しになったかも
以前の人生なら絶対に味わえなかったもの
結構うれしいっていうのがわかる

[ティア難しいね]

[なんか会話するの久しぶりのような気がします綾様]

[だっけ]

[ええあのシステムでかなりの時間かかっていましたから、それでどうするんですか?]

[多分、あのシステムは流れになると思う、それでも数パーセントは崩したからよかったんでかど、やるっていった以上やらないとね]

[結構な容量ですよ]

[だよね、あれ凍結したんだから仕方ないんじゃない]

[でも・・・]

[後1年あるからゆっくりじっくり行うよ、もし無理ならその時はね・・・]

[わかりました。そんな日が来ないことを祈ります]

[だよね、闇が来たとしても負けるつもりはないのだが]

それから数日俺は学校に行かずに部屋で作業をしていた。
親には風邪と言って病欠をしていた。
そんな矢先にお客様が来た。

「綾ちゃ~んお見舞いに来てくれたけど大丈夫」

「大丈夫だよ」

「「「「おじゃまします」」」」

 声で分かるみんなか、でもなのはの声が聞こえないな
今は会いたい気分じゃないけれど、会わないわけにはいかないか

「あぁ、聖小5大美女のみなさんいらっしゃい」

「なんかトゲがあるじゃない」

「そんな事ないよアリサ」

「えっと、お加減大丈夫」

「見てのとおりずる休みだから大丈夫だから」

 俺は机に向かって作業をしながら話をしていた。
さすがに親が来るときはベッドに向かうのだが、皆にはいいでしょ

「ちょっとこっち向いて話しなさいよね」

「今取り込み中、見てわからないのアリサ」

「あのなぁ綾ちゃんやってもらうのは嬉しいんや、でも無理しとったらあかんやろ。最悪私も覚悟はしているんよ」

「はやておまえが成功を望まんのなら成功するもんも成功しないだろうが」

「でも」

「俺はやるっていったらやるし、ねぎらいに来たの?それとも邪魔しに来たの?」

「そんな言い方ないでしょうが」

 アリサ五月蠅いな
本当に作業の邪魔

「綾あのね、なのはは今日来てないけれど、そんな綾を見ていると心配すると思うんだ」

 フェイトもうるさいな

「すずかならわかるでしょ、何かを作っている時にこういうのがあると駄目だって」

「う・うんごめんね」

「すずかが誤る事なんてない、勝手すぎるこいつが悪いんでしょ」

「俺が勝手なのは今に始まったことじゃない。
勝手な俺にいろいろとやらせているのは誰だ、帰ってくれ」

「ねぇみんな今日は帰ろう。綾ちゃんなにか出来ることがあったら言ってくれると嬉しいよ」

「「「う・うん」」」

やっちまった。
好きでやっていて良かれと思ってやっていたのに何でか反対の結果になっている。
すずかには迷惑かけてるな

「もうなんなのあいつは」

 先ほどの綾の状態を見て帰り道でアリサは不満の声を上げていた。

「多分上手く言ってないんだと思う、それで私たちが否定な事言ったから・・・」

 すずかはみんなのフォローもしないといけないと思いそうはいってみたのだが、綾の事も心配で綾の部屋の方をちらっと見ていた。

「でも言い方ってあるでしょ」

「多分綾も疲れていただけだよ・・・・」

 そうフェイトが締めの言葉を出していたら先になのはがこちらに向かって歩いていた。

「「「「なのは (ちゃん)」」」」

「あ、みんな、綾ちゃんどうだった。」

「もう、意固地になって駄目ったら駄目すぎる」

「でもあれは買い言葉に売り言葉だったのかも」

「そうだったんだアリサちゃん、すずかちゃん」

「なのはどうしたの?」

「フェイトちゃんあのね、今日お兄ちゃんに言われちゃって少し考えていたらここまで来ちゃってたの」

「なのはちゃん、恭也さんになに言われたん」

「うんはやてちゃんえっとね」

 それは少し前高町家の縁側で

「という事があってお兄ちゃん」

「そうか、だが少しみんな綾ちゃんに頼りきってないか?」

「なのはにしろ、みんなにしろ、その年でそれだけの考え方はすごいと俺は思っている」

「うん」

「最近思うんだ、みんな綾ちゃんにおんぶに抱っこしてないか」

「そんなことは」

「最後は困ったら綾ちゃんが何とかしてくれるって心のどこかにある気がする様に感じる」

「そんな事ないよ、いつだって出来る事を全力前回で」

「ならしっかりと話を聞いてみたか?」

「それは綾ちゃんが秘密主義で」

「質問って俺はとても必要だと思う」

「私達も質問はしていたよ」

「なら質問の仕方がまずかったのだろう」

「なのはも俺に言えないことはあるだろ」

「うん、でも・・・」

「それは悪い事じゃないんだ、兄妹だから家族だからって全部を話せなんてない、特にあの子は話せない事のオンパレードだから」

「どういうこと」

「多分秘密がいっぱいあるって事だよ、だからこそ質問は大事なんだ。わかるかなのは」

「う・うんでもしていたよお兄ちゃん」

「また尋問と質問を間違えたらいけない」

「う・うんでも」

「俺も詳しくは知らないが、せっかく作ったのを全否定されたらなのははどう思う?」

「それは悔しいし、怒って来ると思う」

「俺も盆栽をしているだろう」

「うんあれだよね」

 恭也はいたずらっ子のような顔で言葉をつないだ

「やっている人に言われたらアドバイスかなと思うけど、美由希が言ってきたらそれはこんな風にしてしまうだろう」

 木刀が当たる瞬間交わして合い気でなげとばした。

「もう恭ちゃんひどいよ」

「無言で後ろから木刀で殴るのはひどくはないのか愚昧よ」

「隙だらけだったからあたるかなぁって」のは

「まだまだ見たいだから今日の修行はいつもの5割り増しで行くか」

「え~」

「馬鹿弟子は置いておいて、しっかり冷静に話す事をお勧めするぞなのは」

「ひどいよ恭ちゃん」

「うん、ありがとうお兄ちゃん」



「いう話をしたの」

4人とも言葉がなく沈黙していた。
確かに否定しかしていなかった事
最初っから5人同時だったらおきなかった事かもしれない
ばらばらにおきた不幸っていえば不幸かもしれない

「だから私がお話にしにいこうと思うんだ」

「なら綾ちゃんのことはなのはちゃんにお任せするわ?」

「うんはやてちゃん、しっかり話を聞いてみるよ 
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