魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
4部 闇の書事件
3章 クリスマス
話し合いは戦闘
「変身」
毎度おなじみ一回転をして服装と大人バージョンになった。
黒き咆哮に余裕をかましている相手ではない。
多分格闘技術では言えば餓狼達のほうが上かもしれないが
破壊力、頑丈さは圧倒的に黒き咆哮の方が上だ。
当たり前といやあ当たり前
餓狼は一応現代であり影技はファンタジーなんだから・・・
この差はやはり大きいと思う。
頭蓋骨割れてても動くしね
「最後に聞く、どうしても避けられない」
「はい、僕は彼女たちを信じそして僕も彼女の幸せを望んでいます。
そして最大の障害はあなただと思いましたから、、僕がここに来ました。」
「なぜと聴いても良いかな?」
「あなたは知りすぎている、この世界にはクルダは無いのに、あなたは知っていた。
そして格闘術は高いうえに、僕たちの魔導師に近い魔法。
まるで我らの最高の存在でもある紅と同じような方ですので
影技 ガウ・バン行きます」
そう言いながら、ほほに刀傷の化粧をしながら名乗りを上げた。
「ウイザードの南條 綾
話で分かってもらう方が楽なんだが、通してくれそうもないから実力で通してもらう」
ガウがダッシュしてきた瞬間
視界からガウの姿が消えた。
元々スピードを生かす戦い方をするのがガウの戦い方の一つ
俺は予想して力ある言葉を発する。
『跳空転移(ディメンジョナル・リープ)』
今いた場所から、人二人分ぐらい前にしゃがんだ状態で瞬間移動
しゃがんでいる状態だから一瞬分からなくなるはず
そこからアッパーカットをする。
ガンダムより強いと言っていた
ガラのパンチ技
「スカッドボンバー」
そしてガウを浮かした瞬間もう一度力ある言葉を発する。
『跳空転移(ディメンジョナル・リープ)』
俺はD・Bをまねして人差し指と中指を額にあて
ガウの上空に瞬間移動をし、かかと落としをくらわす
「刀身 斧重」
当たった瞬間にまた
『跳空転移(ディメンジョナル・リープ)』
瞬間移動をしてガウが落ちてくる場所に行き
突進の中断突き
「銃弾 牙追」
それがガウにもろに当たり
向こうに吹っ飛んだ
勢いあまってビルに突っ込んでだ。
凄い音を立ててビルの壁も破壊されていった。
ん~さすが全威力に魔力もこめてるだけはあるな
そしてカウンターでもあり魔法を使用しての格闘技3つを使ったんだから
これで終わるだろうと思ったら、瓦礫の向こうから音が聞こえてきた。
ふらつきながらも立ち上がってきた。
「本気、もう倒れてた方がらくだと思うよ?」
「たって戦うこれがエレ姉に教えてもらったことでもあり
そしてたって戦えるクルダの傭兵は一騎当千であり無敵だ!!」
ちょっと不利だよな
さすが字持ち
奇襲で倒して終わらせたかったんだけどな
それにやつ早いんだよね
七鍵守護神(ハーロ・イーン)みたいな呪文
詠唱中にやられてしまうから
先手必勝で魔力ダメ込みの必殺技で攻撃したのに
あちらもなんだかいやな反応しているし
なぜだ?
クロノのおかげで終わっているはずなのに・・・
猫姉妹と爺さんはリタイアなのになぜ魔力がどんどん上がっている。
多分最悪の事が起き始めているのに・・・
そう、一瞬あちらの方に意識を取られた隙に俺の眼前からガウの姿が消えた。
「くっ」
気づいたときはローキックが見えたので飛ぼうとしたらそれもかなわなかった。
何故ならふっとばす蹴りではなく残る蹴り。
俺がしゃがんだ隙に渾身のストレートが飛んできた。
「クルダ流交殺法 表技 滅刺」
今度は俺がもろにくらいあさっての方に吹っ飛ばされてしまった
何とかティアのガード
盾のおかげで致命傷だけは逃れた感じだけど
まさか口から血が出るとは思わなかった。
顔を上げ正面を見るとガウが立っていた。
「よくもやってくれたな、手加減なんてくそくらえだ
ぶっ殺してやるよ望みどうり」
俺は体中から魔力を出し立ち上がってそういった。
丁度距離が開いたので俺は長い詠唱なしの呪文を放つ
『獄炎爆烈弾』
ガウに向かって無数の火炎球が放たれていった
これは怒龍爆炎獄(ナパーム・デス)の上位呪文でもあり
一発の怒龍爆炎獄(ナパーム・デス)でさえ強力な呪文防御を誇るスフィンクスを倒すぐらいの威力でもあり
この呪文は軍団用呪文でもあり対象者を避けても追いかける呪文でもある
それをガウはコブシ、蹴りではじいたりしていた。
おいおい人間じゃねえだろう。
人間が雷より早く動けるか試してやらぁ
『鬼働雷撃雨(バン・デラー)』
豪雨のような落雷がガウに落ちて行った。
それをすんでのことで回避して少しずつこちらに向かってきた。
あぁかわすのは何となく知ってたよ。だが沢山の雷ですぐには来れねえだろうが・・・
俺は琰魔焦熱地獄(エグ・ゾーダス)の呪文の詠唱に入った。
「ブー・レイ・ブー・レイ・ン・デー・ド
血の盟約に従いアバドンの地より来たれ ゲヘナの火よ 爆炎となり 全てを焼き尽くせ 」
『我は無敵なり、わが影技にかなうものなし
わが一撃は無敵なり』
ガウの武技言語の終了と同時に呪文の詠唱も終わり俺は力ある言葉を発する。
『琰魔焦熱地獄(エグ・ゾーダス)』
琰魔焦熱地獄(エグ・ゾーダス)に向かってきてとび蹴りをかなしてきた。
本日2度目の琰魔焦熱地獄(エグ・ゾーダス)流石に疲れてきたってえの
「これで終わりだ~」
「終わらせません。影門最源流死殺技 神音」
すごい音が響き俺とガウは吹き飛ばされたみたいだ。
振動波が俺の体を通ってきている。
俺の体の周囲の防御フィールドを貫通してきやがった。
俺がふらついて立ち上がってきていると
ガウのやつもふらつきながら立ち上がってきた。
おいおいいくらティアの制御で非殺傷にしているからって言ってもエグゾーダス食らって立ち上がるなんて化け物かよ
覚悟を決めたその瞬間
海鳴総合病院あたりからすごい破壊の音と壮大な魔力があふれかえっていた。
ここでガウと戦っていても意味なしか
「ガウ、ここは休戦にしないか?」
「関わらないでくれるんですか?」
「んなわけないだろうが、あれを見てみ」
「何ですがあのまがまがしいプレッシャーは」
「出来るかどうかわからんし、何が起きているのか正確にはわかってないが猫の手も狩りたくなってきた。
ガウにも手伝ってもらう」
「何が起きているんですか?」
「『飛翔』今ガウに飛翔呪文をかけたからこれで飛べるはず
飛びながら説明をしてやるよ!
それぐらいの時間はありそうだから」
そして俺は黒鳥嵐飛(レイ・ヴン)の呪文を使い
ガウのスピードにあわせて今までのことを説明をした。
以前貰った笛を吹いてみたが何も起こらない
[サイツ・・・ちっ妨害がかかっている。手伝ってほしかったんだけどなぁ]
「言うことは今まで僕たちがしていたことは」
「うん、勝手な思い込みでいろいろしてくれたということ」
「すみません」
「間違いで殺されたらしゃれにならないし、無駄に魔力も減らされ、身体もいたい
嫁入り前の女性に此処までしてくれたんだからまぁ、死ぬ気で働け」
まぁ結婚する予定は全くないのだけどね
「あの~、綾さんって男みたいなしゃべり方するんですね」
「今まで戦闘中で手が抜けない相手だったからね。もう金輪際クルダの傭兵とは戦いたくないな」
「僕もあなたとは戦いたくはありません」
体が痛いので飛翔中にリジェネをかけながら空を飛んでいた。
ガウまぁたぶん大丈夫じゃない
最初の5分ぐらいは不恰好に飛んでいたが
今は普通に飛んでいる
さすがにセンスがいい
そろそろ居目的地に着くと思う
そろそろ現場付近に到着だ
ページ上へ戻る