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『在った証』

作者:零那
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『神』



激しく泣き出した空は、どんなにあやしても泣き止んではくれない。何がそんなに哀しいの?私が一体何をしたっていうの?

『どうして私ばっかり?』私ばっかりじゃ無いのは解ってるのに、そんなことばっかり思う。まるで悲劇のヒロイン?嫌だ、絶対になりたく無い、そんなものになんて。

そう、私より不幸な人は吐いて捨てる程いる。大丈夫、生きてる限り良いことは起こる。そんな夢物語を考える。

遥か遠くの空の果てに神様とやらは居るのだろうか...居たとしたなら何を祈るのだろうか...もしくは罵ったりするのだろうか...


 
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