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魔法少女リリカルなのはエトランゼ番外編1 FATAL FURY

作者:南條 綾
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1部 サウスタウン
1章 出会い
  とうとう来てしまったサウスタウン

 アメリカ南東部
フロリダ州最南部
出島貿易都市 
世界企業
ハワードコネクション本部がある町
そして総帥が格闘技が好きということで
毎年キングオブ・ザ・ファイターズ(KOF)が開催される都市
サウスタウンのイメージであった。

 俺達一家は出島のある場所ではなく
アメリカ大陸にある
サウスタウンペイの住宅街に降り立った
穏やかな雰囲気でいい場所だと思う

 父親からは
ポートタウンに行かないようにと
親たちも外国ということもあり治安のいい場所と悪い場所を情報を得ているみたいだった。
日本とは違うから人通りの少ない場所には行かないことを約束された。
俺自身も何度も荒事に巻き込まれたくないから自ら行くということはしたくない
 もうすぐ
格闘技の祭典KOFが開催されるから気をつけてとの事
初日のみ飛び込みがいいらしいので腕自慢が集まるそうだ。

 俺は返事だけよくしてから目的地の場所に向かう
せっかくアメリカに来たのだからどんな場所か探検して来よう

 母親に夕方には多分戻るからといって外出
公園はやはり富豪が暮らす場所だからか
凄く広くてきれいな公園があり
そこのWCで大人モードになり
着替えはいつものバトル服
へそだしタンクトップに
赤のショートスカート
黒のレギンス
ストッキング

小型のバックを持ち
出発

目的地は
人口島
イーストアイランド
目指すはギースタワーを見学に行くことに決定
非常に遠いので
バスなどを使って移動
1時間ぐらいかかった

バスから降り立って少しした瞬間

「きゃ~ひったくり誰か~!!」

「女~怪我したくなければどけ~」

 俺の方向に犯人らしき人が刃物を振り回して走ってきたので
回避して攻撃に入ろうとしたら

「ぐふぅ!!」

犯人が横に吹っ飛んだ。

「人様のものを取るのはよくないんだぜ!」

身長180ちょっとぐらい
赤い帽子に、赤いジャケ
そしてデニム
いかにもアメリカの青年風の人が俺の前に立っていた。

財布は男の手を離れ空に飛んだところを俺がキャッチ

「あ~助かりました。」

俺が男の人に言うと

「いや、気にしないでくれ、相手が刃物を持っていたんでね。間に入らせてもらった。」

 おれは夫人に財布をわたし、彼に

「一応助けられたので、お昼を一緒にいかがですか?」

「おっ美人の女性からのご招待謹んでお受けするぜ」

「っということは容姿が今一なら受けないの?」

「基本みんな美人さ」

流石レディーファーストの国そんな風に返された

「食事に行くのに自己紹介をしていないなんて
私の名前は綾です」
 俺は彼にファーストネームだけ名乗った。

「すまない、俺の名前はテリー、テリー・ボガードだ。
よろしく綾さん」

「綾でいいよ、みんなからそういわれているから」

「O・K」

「実は今日来た所だったからどこかいい場所知っている」

「あぁ美味いホットドッグを食わしてくれる場所があるんだ」

「へぇ~本場のホットドッグ興味あるわね」

「じゃ行こうぜ!」

 着いたのは
パオパオカフェ
喫茶店化と思ったら、
中に入ると、普通の喫茶店とは違い
大きなTVに
ステージがあり
どうやら格闘ステージのようだ

「どうしてここに?」

 少しだけ疑問に思った
知らない女性をここに連れてくるとは思えなかったからだ

「あぁさっきも言っただろ
ここのホットドッグは美味いんだぜ
俺も数年ぶりにここに帰ってきたから
あまり知らなくてな、
そして身のこなしから何か格闘技を好んでいる
いう事で格闘家がよく集まるここにご招待したわけさ」

「なるほど」

TVには今CMでギース・ハワードが出ていて
そのときに少しだけテリーの雰囲気が変わったが
そこには触れずに来たホットドッグを食べていた。

「本当においしい」

「だろ!・・・ギースにどうすれば会えるんだろ」

きっと無意識に出た言葉
「優勝すれば良いんじゃない」

「優勝?なんの」

「あれよ」

俺はTVを指差すとちょうどKOFのCMが流れていた。

「KOF?」

「そう、あれの優勝した選手っていつもギースさんが優勝者にトロフィーを渡すしね」

俺自身格闘も好きだから毎年KOFは見ていた。

「ナイス、ありがとう」

「事前に登録か初日のみ飛び入り参加も良いらしいね」

「詳しいんだな」

「格闘技に興味があったら調べるし、
毎年のようにやっていればね
それにこれはプロじゃなくても出れる大きな大会だし」

「なるほど」

 それからたわいない話をしていった。
どうやらテリーはハワードエリアにあるタン老子のところに居るとの事

そろそろ帰ろうと思いテリーに別れを告げ
帰宅途中に道に迷ってしまった。
少し裏道に入ってしまったようだと感じた瞬間
後ろに男が4人、サイドに男が2人待ち受けていた。

「何かよう?」

「金目のもの渡せっていいたいところだが
一日遊んでくれたら何も怖い思いしずに帰らせてやら」

は~、うざい

「リーダーやる気みたいだぜ」

「俺は気の強い女は嫌いじゃない」

「無駄な時間取りたくないからどいてくれないかな」

 俺も無法者を呼び込む質なのかな

「集団であそぶか?やれ」

 俺が構えをしたときに
男が一人ぶっ飛んだ
あれデジャブ?
殺気も同じような場面があったような

「男が寄ってたがって女一人に恥を知れ」

これまたブロンドのオールバックの男性がそういっていた。

「邪魔するなやっちまえ」

「色男さんそっち頼むね」

「大丈夫なのか」

「ええ」

 背中合わせで男達を退治したんだけど、噂通り少し離れるとこんな感じなのかそれとも日本が治安が良すぎるのかどっちなんだろう

本日2回目の

「本当に助かりました。」

「いえ当然のことをしたまでです」

「御礼をしたいのですがもう帰らないと家のものが心配するので
私は綾といいます」

「ご丁寧に俺は、アンディ・ボガードといいます」

「ボガード?テリーさんの兄弟か親戚ですか?」

「兄さんを知っているのか」

 さっきの出来事を話して

「何かと縁があるみたいですね」

「まったくだ。まさかこんなに早く兄さんのことを聞けるとは思わなかったよ」

「私もまさか兄弟に合えるとは思いませんでした。後日お礼をいたしますので」

 俺はアンディさんにお礼をしつつ家路についた。

 俺は18時ぐらいに帰宅してからなのはにメールをした。
そしたら時差っていうのを忘れていていま日本では丁度朝8時ぐらいでみんな学校の時間なので3人から返事が来ていた。

 アリサからは
「相変わらずトラブルをまきこむわね」
 すずかからは
「危ないことはしないでね」
 なのはからは
「無事で帰ってきてね」

 俺自身すごくうれしい
俺からも
「もし何かあればすぐに呼んでね
すぐにそちらに行くからと」

あれ、でもボガードってつい最近聞いた苗字だったんだけど、
どこで聞いたんだろ
 
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