恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
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498部分:第四十話 曹操、華陀に会うのことその三
第四十話 曹操、華陀に会うのことその三
曹操はだ。彼等の名前を言ってみせた。まずはスキンヘッドの男からだった。
「パトリック=ファン=ヒディングだったわね」
「そうだ」
「そして宋玄道」
「そうです」
まずは二人だった。
「李烈火に八角泰山」
「はい」
「その通りです」
「それとつむじ風の臥龍にハヤテ=ジョーね」
「臥龍でいい」
「俺もハヤテでいい」
最後にこの二人だった。その彼等が曹操の前に来たのだ。
そして曹操はだ。彼等にすぐに問うた。
「あの、一つ聞きたいけれど」
「ああ」
「何だ姫さん」
「一体何がありましたか?」
「貴方達は皆抜群の健康を誇っているわね」
こう彼等に言った。
「それはね。それでなのだけれど」
「それで」
「一体何なんだ?」
「普段何をしているのかしら」
また彼等に問うた。
「それでだけれど」
「それで?」
「それでとは」
「何が一体」
六人はそう言われてもわからない感じだった。
「それだけではわかりませんが」
「そうだな」
烈火とジョーが言った。
「申し訳ありませんが」
「何が何なのかな」
「まず身体は鍛えているわね」
曹操が言うのはこのことだった。
「身体を常に動かして」
「当然だな」
パトリックが答えた。
「それはな」
「そうよね。確か身体を動かすことは」
曹操はパトリックの話からまた述べた。
「身体によかったわよね」
「その通りです」
宋が答えた。
「それはです」
「確かにね。そちらの世界ではそれははっきりしてるわよね」
また言う曹操だった。
「身体を動かすと健康になる」
「そしてです」
今度は烈火だった。
「食べ物も大事ですね」
「あっ、それはね」
曹操は烈火の今の言葉に目を向けて述べた。
「それについては私の世界でもわかってるわ」
「医食同源でしたね」
泰山も言った。
「確か」
「ええ、そうよ」
その通りだと返す曹操だった。
「それはね。私達のこの時代、この世界でも同じよ」
「なら食べ物にも気をつけるんだな」
臥龍が曹操に告げた。
「というかあんたはそれに気をつけてるだろ」
「まあね」
その通りだと答えはした。
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