詩集「Variationen」
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Forget me not
駅のホームで見つけた君の後姿
僕は声も掛けられず黙って見ていた
だってさ…別の世界の人みたいだったから…
僕と君は違うんだね
なんか心に隙間があるみたいに
静かな風が吹き抜けて
涙が零れそうになったよ
帰り道で見つけた君の後姿
自転車に乗って通り過ぎて行く
きっと僕のことなんて忘れているんだね…
人って なんか哀しい生きものだね
どこまでが友達でどこまでが違うのか?
時と言う残酷な流れの中で
気付かないうちに…涙が溢れた…
Forget me not
失った時の断片(カケラ)
確かに君と話してたんだ
僕は君を忘れない
Forget me not
輝ける暁の星
いつまでも想ってる
君の笑顔と優しさを…
君と過ごした四季に想い馳せる
もう届くことのない言葉は
まるで小さな棘のように
今も胸の中…刺さって痛む
Forget me not
心はいつも傍にある
自分勝手な言い方だけど
僕はずっと…君が好きだよ
Forget me not
ささやかな願い届け
天(ソラ)高く舞い上がり
大切な君のもとへ…
ー幸せであるようにー
僕のこと…
忘れないでね…
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