詩集「Variationen」
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Recollection
過ぎ去った風と時の狭間
取り残された幼い自分
いつまでも笑っていたかった
ただ…それだけなのに…
何も変わらない草原の中
一人ぼっちで蹲る
哀しみに耐えきれない弱い魂(ココロ)
虚空を満たす様に流れる GARNET CROW
いつまでも君と過ごしたかった
夢の中…君は微笑んでるのに
現実は逢うことすら儘ならない
抱きしめたかった…抱きしめられたかった
それを願うことさえ許されなかったんだね
愛してるって言いたかった…言われたかった
全てを失っても…現実(イマ)が壊れたとしても
君と一緒に歩きたかった…
それでも愛せて良かったと
そう思える君との記憶…
だから僕は笑うんだ
今まで泣いた分を
精一杯 笑うんだ…
君に出会えた偶然を
僕は一生忘れない
楽しくて 辛くて
儚なくて
とても愛しかった…
だから君は幸せでいて
これは僕の我儘だけど
またいつか出会えたら
僕は笑って話したい
君の笑顔が
好きだから…
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