恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
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403部分:第三十二話 孔明、妹を得るのことその十二
第三十二話 孔明、妹を得るのことその十二
そして屋敷に帰るとだった。
「おかえりなさい」
「さああ、こっち来て」
劉備と馬岱が二人を出迎えてだ。ある場所に連れて行った。そこは。
「お風呂?」
「どうしてここに」
「いいからいいから」
「今入れたばかりだからね」
劉備と馬岱は笑顔で二人の服を脱がせる。孔明も鳳統もまだ幼い身体をしている。下着は白でそれぞれの白い肌に実によく似合っている。
その下着も脱がされてだ。一糸まとわぬ姿になる。そしてだった。
劉備と馬岱も服を脱いでだ。四人で風呂に入るとだ。
「おお、来たか」
「待っていたのだ」
まずは関羽と張飛だった。そして。
皆いた。そこに。
「ほう、二人共中々奇麗な身体をしているな」
「ああ、肌も白いしな」
趙雲と馬超も言う。
「これは将来が楽しみだな」
「そうだな・・・・・・ってまたそっちかよ」
「だから私はおなごでもだ」
「そのネタはあたしか愛紗だけにしとけ」
「おい、何故そこで私が出る」
三人は風呂場の中で裸のまま言い合う。三人共胸がやけに目立つ。
「全く。大体だな」
「うむ。何だ」
「星も翠も最近特に悪ノリが過ぎるぞ」
「あたしはそんなのしてねえ」
馬超がこう反論する。
「星だろ、問題があるのは」
「いや翠御主もだ」
「あたしは星に振り回されてるだけだっ」
「しかし何だかんだでいつも乗っているではないか」
「乗らせてるのは誰なんだよ」
こういい合う二人だった。そしてだ。
黄忠は笑顔で孔明と鳳統に対して声をかけてきた。無論彼女も全裸である。
「いらっしゃい。待っていたわよ」
「うわ、凄い・・・・・・」
「黄忠さんの胸って」
二人は彼女のその胸に唖然となる。
「大きいですね」
「どうやったらそんなに大きくなるんですか」
「そうよね」
劉備も言うのだった。
「黄忠さんの胸って本当にね」
「いえ、劉備さんの胸も」
「確かに」
二人は劉備の胸も見て呆然となっていた。
「大き過ぎます」
「本当に」
「そうかな」
劉備は二人の言葉を受けて自分の胸を見る。そのうえで自分の両胸を触ってみせる。触るとそれだけで弾力がはっきりとわかる。
「そんなに大きい?」
「大きいでしょ」
「私達も人のこと言えないかも」
神楽とミナもいた。
「あまりにも大きくてね」
「目のやり場に困るわ」
「ううん、特に気にしたことはないけれど」
そうしたことへの自覚は乏しい劉備であった。
「とにかくね。孔明ちゃん、鳳統ちゃん」
「はい」
「一体」
「背中流してあげるね」
にこりと笑ってタオルを出してきた。そうしてだった。
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