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IFもしも、ラインハルトに双子の妹がいたら。

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子供編
  父上‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎


「父上‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎お酒は良い加減やめてください‼︎
家計に響きます‼︎
この間電気止められましたよね!
ですから、禁止です‼︎
こんなに飲んだら病気になっちゃいますよ!」
言いました。言いましたよ‼︎私。
ずっと、気になっていたんです。ええ、ずっと。
ぶっちゃけて言えば、母が亡くなった時から。
あれ?何で3人とも惚けているんです?
私、当たり前のことを言っただけなのですが?
「ふふふっ。くくくっ。はははっ。」
父上が、突然、笑い始めました!一体何故⁈
私、一体何をしてしまったんでしょう⁈
オロオロしている私を見て笑いを抑えしかし微笑みながら
「すまないな。クラウディア。クラリベルにそっくりだったものでな。
一瞬、クラリベルが、怒っているように見えてな。
そんなことあるわけないのにな。
だが、ありがとう。眼が覚めた。
これからは、ちゃんとする。
クラリベルは、お前達を残してくれたからな。
ありがとう。クラウディア。」
と愛しくて愛しくて仕方がないといったような表情で私達、アンネローゼ姉上、ラインハルト兄上、そして、私を順に見回して、そっと抱きしめました。
久しぶりの抱擁は、とても暖かったです。
アンネローゼ姉上は、ダイヤモンドのような涙をポロポロと流しラインハルト兄上は、恥ずかしがりながらぎゅーっと父上のことを抱きしめています。
私ですか?それは、秘密です。
ですが、とても幸せだったとだけ言っておきます。
大好きです‼︎父上♪



それから、何やかんやあって、お屋敷を売り払い、下町に引っ越しました。
父上の事業はうまくいっているらしく、ニコニコと笑いながら、私とアンネローゼ姉上、ラインハルト兄上の演奏や、合唱を聞いたりお菓子パーティに参加してくれます。
とても幸せです‼︎
そうそう、お菓子といえば、ラインハルト兄上に初のお友達が、出来ました‼︎
私ですか?もちろん、たくさんいますよ。
ラインハルト兄上のお友達は、ジークフリード・キルヒアイスです‼︎
お姉ちゃん曰く夫にしたいランキング第1位の。
ラインハルト兄上は、キルヒアイスと呼んでいますが、私とアンネローゼ姉上、父上はジークと呼んでいます。
それに7歳の時、ラインハルト兄上に嫌がらせをしていた1人である下級貴族のレオン・フォン・ツァーベルが、ミューゼル家にやって来て遊び、たまーに喧嘩しながら、2年が経ちました。
でも、その、幸せが、崩れる時が、やって来てしまったのです。 
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