月に寄りそう乙女の作法希望の子
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第1章桜小路が太陽照らす
桜小路が太陽照す7
「桜小路貴様本当に謝るべき相手は俺か?」
ジャックはタバコ吸いながら言った。
ルナははっとして本来今謝るべき相手理解した。
「カイト……」
ルナは自分の部屋飛び出してカイトの部屋の扉を開けた。
中ではカイトは夜空見ていた。
「カイトすまない私が悪かったこのとおりだ」
ルナはあの時あった事を頭を深く下げて謝罪した。
カイトは無言のままルナに近づき
「ルナ今はお前が悪いだからお仕置きするいいよな?」
カイトは今ルナにあまり見せない顔しているしいていえば怒りだ。
「なんだ」
「眼をつぶれ」
「ああ、わかったちょっとまてなにするきだも……もしかして不純な事か?」
ルナは顔じゅん真っ赤になりまたポカポカ殴りした。
「ルナ今お前俺に言い返せる立場か?」
ルナは一瞬考えて眼をつぶった。
その時カイトの声で聞こえた。
「俺は桜小路ルナが好きだだからその返事は1年は待つから」
カイトはルナに告白して頬にキスした。
「かかか……カイトもしかして私に告白したんじゃ」
ルナはさっきカイトが告白した事聞いたが
「そ……そんなわけあるかあっはははは」
バカでもわかりやすい笑いだ。
「じゃあ今度は私だ私と同じこれやってくれ」
ルナはカイトに言うが頷いて眼をつぶった。
「その告白私は受け入れるカイト私もカイトと付き合いたい」
ルナ場合は頬ではなく唇にキスして後ろ向いた。
その時ふたりとも今この空気どうにかしたくなってどうしよもなかった。
その時少女と朝日が来た。
「お兄様お久しぶりですね」
少女がカイトに挨拶する何故かカイトの事を《お兄様》と呼ぶ。
「真奈!?」
カイトは少女のいること驚いている。
彼女の名前は銀牙真奈カイトの妹だ。
青い髪に赤い瞳に黒い服に白いミニスカート履いている。
「お兄様、お父様からの伝言伝えます」
真奈は右ポケットから手紙取り出した。
「約束きたらお前の初恋なんて関係なく大蔵のスイス人と結婚してもらうてことですてお父様からその約束てことて今年じゅうに付き合うことですね多分ヘタレお兄様じゃあ無理ですね」
真奈はクスクスとカイトに笑うがルナが
「カイトは私に告白さっきしたぞ義妹」
真奈は今ルナ言ったこと理解できなくなって逃げるように走って行った。
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