ドラゴンクエストⅢ アルスと愉快な仲間達
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第11話 チョコ賢者になる
早速だがチョコ、お前にはダーマに行ってもらう
「は?なんで私がなのよ」
甲板でチョコを呼びつけ俺はそう言った。
「第1なんで私が行かなきゃ行けないのよ?オニギリやアイスに行かせればいいでしょ」
当たり前の反応が返ってきた。
予想はついていたからなんとも思わない。
「オニギリやアイスだと悟りの書がないと賢者に転職できないが私の場合なくても出来るからって?」
っという理由で君にはダーマに行ってもらいたい。
「本当は嫌だけど今日は私の機嫌がいいから聞いてあげるわよ。感謝しなさいよ」
安定のツンデレっぷりを見せてくれるチョコさん
チョコをダーマの近くに下ろした後俺は部屋にある椅子に腰をかけた。
おいロリ神見てるんだろ、出てこい
「おぃぃぃぃぃす!ロリ神です」
オフ0YouTuberの挨拶と同時にロリ神は俺の前に姿を現した。
ほんとこいつ元気だな…
「んでわしに何のようじゃ?」
お前が透明になる理由を教えろ
「透明になってなにするんじゃ?まさか女風呂に…」
んなわけねぇよ。確かに覗きたいけどいまはチョコの方が大事だ
「否定はしないあたり流石じゃな…チョコを透明にさせるのか?」
ちげぇよ、あいつ目を離すとなにするかわからんだろ、だから俺が透明になって後ろからつけるんだよ
「なるほどの、それなら最初からチョコについて行った方が…」
んな御託はいいからはよ透明化あくしろよ
(こやつ…確かツンデレ嫌いと言っておったの…もしかして同族嫌悪か?)
っというわけで俺は現在ダーマ内の祭壇でスタンバっている
あの野郎…念には念を入れてと言って透明化の期限を2時間に設定しやがって…
「ここは転職をつかさどるダーマの神殿。職業を変えたいものが来るところじゃ」
独り言をブツブツ言っている間にチョコがあらわれた
「してどの職業をのぞむ?」
「賢者で」
「ふむ…お主は遊び人だったな、よかろう」
あれ?予想以上に早くおわりそうだぞ…?
「まって、その前に何個かききたいことがある」
「なにかね?」
「賢者になったらなんかメリットでもあんの?」
あ、その事について説明するの忘れてたわ。
「えっと…君は何のために来たのかね?」
「バカ勇者に行けと言われたからきた」
「うぅむ…ちょっと待ってくれないか?」
そういうと神官の人と何人かの上級職らしき人たちが円陣を作り出した。まじすんませんダーマのみなさん…
「なによあいつら私のこといきなりほっぽり出して」
お前がそうさせたんだろ…
いや確かにちゃんと説明しなかった俺も悪いけどこの場合どちらかと言うと俺が1割で9割がチョコが悪いよな?
っとまぁ独り言をブツブツと言っている間にダーマの神官たちが戻ってきた。
「おほん!えっと君は本当に賢者を望むんだね?」
「勿論よ」
「ではチョコよ賢者の気持ちになって祈るが良い!」
掛け声と共にお馴染みのエフェクトを思い出したがやはりゲームの世界に入っているせいかエフェクトはあらわれなかった。
「へー、これが賢者ねぇ…思っていたより薄着なのね」
「ほれ賢者になったんだから早く勇者のもとに戻るんじゃ」
「ねぇ一つ質問なんだけど呪文ってどうやって出すの?」
なんかすんげぇ嫌な予感がするぞ
「そんなの簡単じゃよ。こう念じれば……」
「こんな感じ?」
チョコはそういうと大神官目掛けてメラを放った
「ちょ!?君何して…あち!?あち!?てめぇら何笑ってるんじゃ!早く火を消せ!」
「なるほど何となく掴めたわ、んじゃあ私は帰るわ」
「一生来んな!!」
やっちまったよあいつ…
もう転職出来ねぇじゃねぇかよどうしてくれんだよあいつ
帰ってきたら説教だな
「ただいま〜、どうしたのそんな疲れきった顔して?」
お前のせいだよ!っと突っ込みを入れたくなったが我慢だ我慢…
「えっなに?ここに座れって?どうしたの急に真剣な顔して」
賢者になったということはつまり元からある馬鹿力は転職のお陰できっと人並みになってるはず…なら勝てる!(多分)
(なによこいついつもならここら辺で話しかけてくるはずなのにまさか…こ…告白!?)
それにしてもこいつ遊び人の時は気づかなかったせいか胸が意外とあるな…
(そんないきなり言われても…でもアルスなら…)
C…いやDはあるよなあれ
俺的にはやはりでか過ぎず小さすぎず手のひらにフィットする形が一番だよね
「もしかして私を転職させたのって薄着にさせて胸のサイズ測るためだったの…?」
あ、やべつい口が…いや違うんですよチョコさんこれには深いわけが
「最低」
あぁ来世はもう1度人間がいいな
俺はそう思いながらチョコに殴られたのであった。
っというかあいつ馬鹿力健全だったぞどういう事だよ!?
後書き
投稿が遅れた理由としては疲れからか黒塗りの(ry(すみません本当はサボっていました!)
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