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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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サントアンヌ号
船上にて、、、





ヒロシ:「早く戻らないと、、」



先に船上に着いたヒロシは
真っ暗な海を眺め、カツラ達の到着を待った。




ヒロシ(シンジが発電所に。、、以前
ニドキング達の件があったからガードを
固めたのか、、。)



しばらくすると、カツラ達が
やって来た。




カツラ:「お待たせ」



マリナ:「さっきは助かったわ、、ありがとう」



フブキ巡査:「ヒロシ君!全てが片付いたら
警視庁で表彰式を開くわ!」



ジロウ:「でも実際、世間から見たら
俺達のやっている事は犯罪ですよ」



ヒロシ:「とにかく、サトシ達の
場所に向かいましょう!」



ヒロシ達が
サトシ達の元へ行こうとすると、、、




カッ!(照明)



ヒロシ:「!」



カツラ:「むっ!」


船全体の明かりがついた。



そして、、、



ワタル:「そこまでだ!」



ヒロシ達はワタル達に見つかった。



ヒロシ:「くっ!」


マリナ:「まずいわね、、」



ヒロシ:「、、、」

スッ(ヒロシのモンスターボール)





ヒロシは
モンスターボールを取り出した。




しかし、、






カンナ:「出て来なさいっ」




ポーンッ


ルージュラ:「ジュラッ」



ヒロシがポケモンを出す前に
カンナがルージュラを繰り出した。



カンナ:「くろいまなざし」



ルージュラ:「ジュラッ」



ヒロシ:「なにっ!?」



ルージュラは”くろいまなざし”を発動した。



カンナ:「逃げようとしても無駄よ。
貴方たち、以前のポケモン強奪犯よね?」



ヒロシ:「!」



カツラ:「なんじゃと?」



カンナは以前のポケモン強奪作戦の
首謀者がヒロシ達だと見抜いていた。



ワタル:「グループの中に
特徴のある喋り方で、以前聞いた事のある
声の持ち者がいたからな」



ジロウ:「特徴のある喋り方、、」



ヒロシ:「、、、まさか」



ワタル達を含め
皆は一斉に同じ人物をを見た。



その人物は、、、





カツラ:「、、、ワシの事かの?」



カツラであった。



カツラは以前ポケモン強奪作戦の際
トラックの中から
ワタルと話をした事があった為、
ワタル達は同一人物だと確信したのだ。



マリナ:「はぁ、、」(タメ息)




カツラ:「人違いではないかの?」




ワタル:「モンスターボールを持っている者は
全員ボールをこちらに渡せっ」




惚けるカツラをよそに、ワタル達は
話を進めた。

 
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