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『育児Diary』

作者:零那
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『1歳』



9500g、75.5cm、45.5cm。
ホンマ早いっ!!この1年、大変だった。陣痛来て産まれるまでも長かったけど、笑ってくれるようになる迄とか、喋ってくれるようになる迄とかも長かった。

産まれて3ヶ月迄が最も大変だった。意志の疎通も図れんし表情も伝わらんし、気持ちを読みとるのが困難だった。

正直、辛かったし怒ったことも泣いたこともあった。色んな事があったけど、結局、君が笑ってくれると其れで救われることが多かった。
そんな綺麗事じゃ済まんくらい苦しいこともあったけど...でもやっぱり君の安心しきった寝顔を見てると、落ち着いてる自分が居る...。

1日1日が必死。余裕なんか無かったけど...。改めて思い返すと素晴らしい日々の積み重ねなんやなぁって...。

本当に綺麗事じゃないってのは2度目の育児で痛感してる。
娘の時は君ほど大変じゃ無かった。男の子の方が手が掛かるし大変ってのはよく聞く話。でも、こんなに違うものかと...君が特別大変なんじゃないかって、どっかおかしいんかなって...だいぶ悩んだ。

でも、どんなに悩んでも結局、君は君でしかなくて、ママはママでしかなくて、それは変えようのないことで...。
ありのまんまを受け止めて、その上で考えながら対処してくしか無くて、壁にぶつかる都度、悩んで泣いて苦しんで向き合って、そうして日々過ぎてくんだなぁと...。

楽しいことや嬉しいことも此処からだんだん増えてって、笑顔もきっと増えてって...それでもまた泣くことがあって...それが生きてく、生きてるって事なんだなぁって...。

当たり前なことなんかもしれんけど、そぉゆうことに改めて気づかされたのも事実で。
だから...
『産まれてきてくれて本当に本当にありがとう...♪』


 
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