ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神
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第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change2:水着乙女は恐ろしい。byシン&イッセー~Governor-General and aircraft~
『それでは、新しい歩兵時の装備のテスト『ガントレット』をはじめるわ。準備はいいかしら?』
「ああ、はじめてくれ」
今俺は、新しく作った歩兵時…つまりスレイヴ変形外の戦闘装備のテストをするところだ。この日は学校が臨時急行だったため行うことができた。
『ますは新しく追加されたヘッドユニットの使用からよ』
新しく追加された装備のひとつ『ヘッドユニット』俺の頭の左右についている高感度センサーユニットだ。このユニットは普通の視点に加え、熱感知、赤外線、放射線および放射能、そして魔力検知を可能にするユニットだ。
そして俺はヘッドユニットを顔の正面にもって行きフルフェイスマスクにする。
するとあたりの景色の配色が少なくなり壁や建物と背景が緑色になる
『しっかりと動作しているようね。次はジャンプキットとウォールランを試して頂戴』
「了解」
俺の返事とともに訓練施設の床が変形し複雑な地形が形成される。
そして俺はスタート地点からその地形を翔ける。
俺はジャンプキットとウォールランを駆使し普通の人間では移動できないところを移動していく。
そして無事ゴールに着いた。
『記録は25秒66ね。なかなかいい記録じゃない。次射撃と軍需品の訓練よ』
そして景色と地形が変わり森林をバックにしたさy劇場が展開される。
『装備はアサルトライフル『R-201カービン』一丁、サブマシンガン『オルタネーター』二丁、対魔物兵器『チャージライフル』、軍需品『ファイアースター』4個、『電気スモークグレネード』4つよ。それでは初めて頂戴』
俺はまずアサルトライフル『R-201カービン』で的を早撃ちしていく。
精度と威力のバランスがよく中距離線では大いに使えるな。
次にサブマシンガン『オルタネーター』二丁を使っていく。
威力は『R-201カービン』だが精度が悪い。特に横ブレがあるな。しかもサイトを覗いての撃ち方に適していないな。だから二丁なのか。
次に対魔物兵器『チャージライフル』。これは、アサルトライフル及びサブマシンガンでの対処に困ったときに使うレーザー式のスナイパーライフル。
チャージすればするほど威力が上がるようになっており何より俺から直接エネルギーを供給しているためリロードがないのがいい。だが遅めのセミオートなので乱戦時には使えにくくなる。
まあ狙撃か強襲用だな。
『重火器については問題ないわね。次は軍需品よ。さそっく試して頂戴』
電気スモークグレネードは、まあ文字通り煙幕として使える代物。そしてさらに電撃がスモークと同じ時間発声し相手を殺傷することができるのでかなり使い勝手がいい。
ファイアースターはどうやら新し化学反応で起こしたテルミットを発生させる手裏剣状のもので投擲もグレネードよりも飛距離が稼げる。しかも時限雷管がついており衝撃発生以外で発動させることができる。
『これでガントレットは終了よ。どうだった?新しい装備の使い心地は』
「かなりよかったな。これならあいつの変わりどこらかそれ以上の結果が出そうだ」
『あら意外とあさっりしているのね?てっきりまだあの十字架のついて未練があると思った他のだけれど・・・』
未練…か。
そういえば、あいつらは今どうしているのだろうか…。
「……」
『ご、ごめんなさいね…。変なこと思い出させてしまって』
「いや…別に大丈夫だ。それにこのキットや銃たちはあいつから出てきたものだ。別に乗り換えたわけじゃない、受け継いだんだ」
『へぇ~以外にロマンチストなのねあなたは』
「以外って…こんな体しているが一応思考は人間のままだぞ?」
『そうだったわね。それで一応テストは終わったけれど、まだ続ける?』
「ああ、それにまだ試していないやつがひとつだけあるからな」
『わかっわ。では付き合いましょう』
こうして俺は今日一日訓練に没頭した。
―○●●●●○―
「どうイッセー?私の水着は」
「あらあら、私のも見てください。イッセー君」
さて現在俺は駒王学園のプールにいる。
なぜかというと昨日ソーナ会長がオカルト研究部に来てプール掃除の以来をしてきた。
正直俺たちオカルト研究日は、何でも屋みたいなことはしていないのだが掃除が終わったらプルを使って良いの一言でぶちょうが完全に乗り気で承諾してしまった。
ちなみに掃除は終わり今はみんながそれぞれプールを楽しんでいるところだ。
違ったイッセーだけはリアス部長と朱乃さんの相手をしている。
「木場君、泳ぎで勝負してみない?」
「ええ、望むところですよテュールさん」
ちなみに俺が作った義手のおかげでこうしてテュールは普通に生活できている。
今では買い物も行くようになり。よく俺と出かけたりする。ちなみにこのプール清掃にも手伝いに参加してくれている。
なぜか木場と競泳を始めてしまったようだが…。そして水着は白のラインが入ったオレンジ色のビキニだ。
ちなみに羽衣も来ている。
「シンさん。隣座ってもいいですか?」
「ああ、大丈夫だ」
俺がプールサイドでみんなを見ているとアーシアがとなりで座ってきた。
まあ、イッセーがリアス部長と朱乃さんに挟まれていたら入る隙間はないからな。
ちなみに俺はウエットスーツを着ている。
「シンさんは泳がないんですか?泳げない私が言うのもなんですが…」
「あ、ああ。別に俺は泳ぐ気はない。それに俺が泳いだところで誰も得にはならないからな。特にイッセーからは妬まれそうだしな」
「そうですか…それにしてもシンさんの水着は変わっていますね。イッセーさんのとは違い全部の部分を隠す水着なんですね」
はやり変か…。でもこれしか着れないんだよな。特に上半身は見られたくないからな。俺のある意味秘密が露見する可能性があるからな。
「まあ、あまり人前に俺の体をさらすのは抵抗があるんだ。それに俺の体はあまり見ていいものじゃないからな」
「あ、すみません!!気に障るようなことを言ってしまって・・・」
おっと、つい辛気臭くしてしまったな。
「別に気にしなくていいさ。ほら小猫がアーシアのこと呼んでいるぞ。行ってきな」
「ありがとうございます。シンさん」
アーシアはそのまま小猫のほうに向かった。
「どうやらあいたようじゃのう。隣失礼するぞ」
すると今度は羽衣がアーシアに変わるように隣に来た。
というか、俺の隣は電車の席かよ…。
羽衣は普通にビキニでもなくこの学校の指定のスクール水着を着ている。
「お前は泳がないのか?」
「何を言っておる。知っているだろうおぬしは。妾は基本水泳の授業は休んでいたろうが」
「ああ、そうだったな。すまんな羽衣。」
確か俺が一年のとき、羽衣は一度も水泳の授業を見学していたな。明確な理由が本人の口から出てこないとなると俺と同様に見られたくないものでもあるのだろう。
「それにしてもやはりここは平和じゃのう」
「そうだな…と言いたい所だが………」
ドゴォォォォォォォンッ!!!!
ドガアァァァァァァン!!
「イッセーはあげないわ。卑しい雷の巫女さん」
「可愛がるぐらいいいじゃない。紅髪の処女姫さま」
「あなただって処女じゃない!」
「ええ。だから今すぐにイッセー君に貰ってもらうわ」
「だめよ!!先に私がプレゼントするのよ!!」
現在進行形でリアス部長と朱乃さんがイッセーの取り合いで大暴れをしています。
イッセーも顔面蒼白にしている。
「あら?一緒に住んでそしてキスまでもしたあなたが彼に手を出せていない処女姫様がそんなことできるのかしら?私なら○○プレイや○○の処女だってあげられますわ」
「私だってそんなこと余裕でできるわよ!!それに私はそれ以上の野外○○○や○○プレイだってやってみせるわ!!この淫乱巫女」
・・・・・・。
「羽衣…正直に言っていいか?」
「同感じゃな。妾もちょうど一言もうしたいところだ」
そして一拍あけて…。
「「会話と格好下品すぎる(のじゃ)」」
まったく持って喧嘩の内容はくだらないわ、口喧嘩の内容はイッセー並みに下品過ぎる。しかも部長と朱乃さんの格好は上の水着を着ていない状況だった。
これが三大お姉さまといわれている二人か?下級生の羽衣のほうが今の状況を見る限り一番お姉さまっぽい気がするぞ……。
『乙女はね…。恋になるとときに己を捨てて下品にも淫乱にもなるのよ』
そうなのかスカーレット?
『ええ、同じ乙女だもの』
ロボットがロマンとか人の先頭装備に余計なものをくっつけるお前がか?
『趣味と乙女心は別よ』
そうなのか……
それにしても女って怖いな…。
「だいたい、朱乃は男が嫌いだったはずでしょう!」
「そう言うリアスだって男なんて興味ない、全部一緒に見えるって言ってたわ!」
「イッセーは特別なの!」
「私だってそうよ!イッセー君は可愛いのよ!」
ついに魔力を使った喧嘩に本格発展したな……。
しかも心なしか俺が前みた二人の攻撃力が上がっている気がする…。
「すいません、部長、朱乃さん!」
ついにその場の殺伐とした状況に耐えれなくなったイッセーが二人に一応の形で断りを入れてその場から逃げ出した。
「こうしてもきりがないわね…」
「確かにそうですわね…」
どうやら喧嘩が最終局面を迎えたらしい。できれば掃除したばかりのプールはか…汚してほしくないものだな。
まあ、すでにジャンプ台が三個ほど半壊しているが…。
「こうなったらどちらがイッセーにふさわしいか、イッセーの親友でもあるシンに答えを出してもらいましょうか」
―――――え?
「そうですわね。イッセー君とこの中で一番付き合いが長そうなシン君に答えを出してもらったほうが確実ですはね」
は?―――何で今までイッセーの取り合いをした二人が何で俺を唐突に巻き込む!?
そして今まで恋戦争という空中戦を繰り広げていた二人が俺の元に降下してくる。
「「私たちのどちらがイッセーに処女をあげるのはどちらがふさわしい?」」
二人とも普段の先頭や日常ではありえないほどの剣幕を張っている。
できればその気合を戦いのほうにまわしてほしいものだがな…。
だがそれよりも…。
「そんなの本人から直接聞けばいいじゃないですか…。それと俺は先に帰らせてもらいます」
俺そのまま帰ろうとするが二人に肩をつかまれる。
「だめよシン。答えが出るまで返さないわ」
「そうですわ。これは私たちにとっては死活問題ですわ。だからシンくんが答えを出すまでかえしませんわ」
どうすべきか…。
正直俺が帰ろうと思えば帰れるのだが、後々地獄を見るそうな気がするな。
だが俺には色恋沙汰とか性癖なんてもの興味はないから何もいいようがない。
ならここは羽衣に……。
「アーシアその調子じゃがんばれ」
「はい!がんばります羽衣さん!!」
あいつこれを予測して先に逃げたな…。
ならここは……。
「俺そういうの興味ないんで帰らせていただきます。それといつまで半裸でいるんですか?イッセーならともかく俺の目の前ですよ?」
「「いいから答えなさい」」
救援を求むスカーレット、主任。
『がんばりなさい。男の見せどころよ!!』
『いやいや、ご主人の今の状況が面白いから助けないよ?ギャハハハハッ!!』
こうして俺はリアス部長と朱乃さんに俺にとって平和の中にある地獄を体験させられた。
そしてイッセーもなぜかゼノヴィアに押し倒されるところをテュールと羽衣以外の参加女性に見られお仕置きという代名詞の地獄を味わったそうだ。
そして俺とイッセーはこの日をさかえにこう思った。
「「水着乙女は恐ろしい。そしてプールはこりごりだ」」
と、共感してイッセーの気持ちが少しわかった気がする。
ちなみにテュールと木場の競泳はテュールの圧勝だったようだ。
―○●●●●○―
プールの日から数日。俺は今公園のベンチでくつろいでいた。
いや…性格にはくつろいでいる風に装っていて隣の男性を警戒しているの方が正しいか。
「いやーいい天気だね、青年」
「そうですね」
俺は今隣にいる男性としゃべっていた。
着物を着ており金と黒の髪の用紙の…まあイッセーの言い方ならワイルドなイケメンだな。
人目見たときはただの物好きな外国人の男性と思ったがその考えはすぐになくなった。
「それにしてもこの公園子供がいないねぇ~」
「珍しいですね。いつもこの時間帯は子供たちが遊んでいるんですがね」
そう…。この公園イッセーがあのレイナーレとかいった堕天使に殺されるときに張られていた人避けの結界と同質のものが感じられた。
しかも先ほど俺が言ったとおりこの時間帯は本来なら書学生や幼稚園せいたちがまだ遊んでいる時間帯のはずだ。
そして何より一番この人から感じられる反応明らかに堕天使と同質、そしてあのコカビエルとは比にならないほどの魔力が感知できる。おそらく他の幹部クラス…いやそこまで幹部のクラスは大差ないはずだ。なら考えられるのは総督……か。
一応敵意はないみたいだが警戒しておくことには変わりない。
何せ今まで俺が見てきた堕天使乃イメージは最悪といっていい。
「それにしてもこんな人気がいない公園にいるなんて物好きなんだね君?」
「それはあなたもですよ。それに俺に何の用ですか?堕天使のお偉いさん?」
俺が言葉を返すと同時に本題に切り替えると、隣の男性は驚いた表情をしていた。
「おや~まさかもうばれているとはね。恐れ入ったよ青年…いや兵士のほうが会っているかな」
すると隣に座っていた男性はベンチから立ち上がりそして背中に漆黒の翼を駄科が俺の前に立つ。
「どうも異質な戦士殿。俺は堕天使の総督アザゼルだ」
どうやらまた一波乱が起きそうだな。
後書き
どうも革命者です。
さて更新が遅れてしまい申し訳ございません!!
最近また仕事の量が増えてなかなか執筆作業に入れずにいました。
後ギャグ展開は私は苦手な部門なんで今回の話はかなり難航しました。
ですがこれからも更新はしっかりしていくのでがんばります。
次回はかけなかったクロスキャラの設定と次回を連続投稿乃予定です。
それではまた次回のあとがきでお会いしましょう!!
感想、お待ちしています。それと『この作品とクロスして欲しい』などのリクエストがありましたら。感想に書き込んでくさい。またこのサイト『暁』で投稿されているSS作品とのコラボでもかまいません。そして誤字報告などもありましたらどんどんください!!
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