マイ「艦これ」(みほちん)
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第23話(改1.3)<遭遇>
前書き
視察団が来る前日、急に日本海が慌ただしくなり敵潜水艦の目撃情報が相次ぐ。索敵を出すとき私は、ある艦娘の存在に気づく。
「ここに日向がいるのか?」
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マイ「艦これ」「みほちん」
:第23話(改1.3)<遭遇>
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「演習中の駆逐艦隊より入電」
大淀さんが叫ぶ。
「美保関の東北東8000の海上にて所属不明の潜望鏡を確認。交戦には至らず、哨戒班が追跡するも相手は海中に逃亡。別海域で再び潜望鏡を確認。複数の潜水艦が潜航中と想定されます」
私は壁の海図を見た。
「大丈夫なのか」
「今のところ我々に攻撃してくる素振りは見られません 」
続いて祥高さん。
「隠岐で昨夜、敵の偵察部隊が攻撃されたから潜水艦を使っているのでしょうか」
私は腕を組んだ。
「多分そうだな。複数の潜望鏡を確認したから山陰沖全体に展開しているだろう」
「失礼します」
そこに大淀さんが割って入った。
「軍令部中央情報室から現在把握している敵の動向を逐一知らせよと暗号電文が届いています」
「ええ?」
そりゃまた面倒な命令だ。
彼女はメガネをかけ直した。
「暗号電文の機密度が高くなっていますので送受信に時間が必要です。私の判断で逐一報告を送信して宜しいでしょうか?」
彼女なら大丈夫だろう。
「基本、それで頼む。特に重要なものがあれば私に報告してくれ」
続いて祥高さん。
「司令、索敵機を飛ばしますか? 空軍が協力的とはいえ寛代や地上の電探の索敵は限界があります」
私は壁の駆逐艦の一覧を見た。
「そうだな」
続けて大淀さんが補足する。
「相手が潜水艦なら、やはり空のほうが発見が早いです」
私は祥高さんを振り返って言った。
「昨夜の演習で軽巡が何人か大破しているが、まだ飛ばせるのか?」
「はい、重巡利根が居ます」
「そうか。では利根に練度の高い駆逐艦をつけて出してくれ」
「はい」
そのとき、寛代が呟いた。
「敵の……通信」
直ぐに大淀さんが振り向いた。
「寛代ちゃん、これ!」
接続ケーブルを受け取った寛代が別のアンプに接続する。
無線のスピーカーから雑音混じりの何か呟く声が聞こえた。
残念ながら途切れがちで重要な情報は得られない。私は言う。
「大淀さん、敵の交信も念のため情報部に報告を上げてくれ」
「はい」
緊迫する情報が増えた。朝日が昇ったせいか作戦司令室は暑くなってきた。鳳翔さんが気を利かせて飲み物を持ってきてくれた。
水分を摂って少し落ち着いたので私は所属艦隊のリストを眺めていた。
「おや?」
ふとある艦に目が留まった。
「ここに日向がいるのか?」
以下魔除け
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後書き
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※これは「艦これ」の二次創作です。
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サイトも遅々と整備中~(^_^;)
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最新情報はTwitter
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PS:「みほちん」とは
「美保鎮守府:第一部」の略称です。
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