またいつか空に響かせて
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3話 pastofpromise
前書き
街を抜け出し海奈は父や朱音と昔よく来たある場所に差し掛かった、その場所を見てある約束を思い出す、その約束とは…
「あ…懐かしいな…ここ、よく来たっけ…」
そこは海だった、海奈は仕事が休みの日は朱音や父とよくこの場所を訪れ夏もこの海を訪れていた。
「そう言えば…ここでしたんだっけ…あの約束」
それは父が亡くなる4年前の事
『海奈は将来の事決めてるの?』
「私ね…歌手になる!」
『そっか…なら私は海奈のマネージャーにならなきゃね?アンタいつ無茶するか分かんないから傍で無茶しないように見張ってないと…』
「あはは…朱音は相変わらず手厳しいね…ならその時はよろしくね?」
『任せといて?絶対に海奈を売れっ子にさするから!』
こうして海奈は事務所に入り歌手として活動を始めた、その結果を誰よりも喜んだのは他でもない朱音だった。
「はぁ…お父さん、私歌いたい…でも…今の私が歌っても…誰も幸せになんて…」
海奈は悩んでいた今まで歌う理由があったのに今は歌う理由もなくただ歌えば歌うだけの機械になってしまうのではと考えていた。
「でも…私はやっぱり歌いたい!ファンの為に!」
空に向かって大声で叫び決意を固めマネージャーに電話をして明日にライブをする事を伝えた、
「明日はかなり久々のライブ…頑張るっきゃない!やるぞ~!おー!」
決意を込めた声は今まで路頭に迷い父の死を嘆き悲しんでいた少女の声ではなくなって、いつもの歌姫海奈がそこにはあった。
後書き
次でキリよく最終回にしまーす(歓喜)
どうせこんな誰も読まない小説終わった所で…ね?って感じですわ(白目)
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