レインボークラウン
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第四百九話
第四百九話 家の中で
美樹も牛乳を飲む、今彼女が飲んでいるのは学校の給食の時だ。その時に給食の飲みものである牛乳を飲んで一緒に食べているクラスメイト達に言った。
「こうして一杯飲むとよね」
「そうそう、骨が強くなるのよね」
「カルシウムが多いから」
「あとタンパク質もあって」
「とにかく栄養があるのよね」
クラスメイトの娘達も美樹に言う、女の子達が六人で集まって一緒に食べているのだ。
「だから給食でも出てるのよね」
「ジュースじゃなくてね」
「身体にいいし」
「まさに理想の飲みものね」
給食に出るにはというのだ。
「野菜ジュースよりもいいのね」
「果物ジュースよりも」
「とにかく身体にいい」
「このことは間違いないわね」
「私お昼だけじゃなくて」
美樹は給食のパンを牛乳と一緒に食べつつ述べた。
「朝もおやつの時も飲んでるわ」
「いつもなの」
「そうしてるの」
「あとお外でもね」
「牛乳飲んでるの」
「ジュースやコーヒーじゃなくて」
「そうなの、炭酸飲料よりも」
それよりもというのだ。
「牛乳なの」
「牛乳好きなの?」
「だからいつも飲んでるの?」
「そうしてるの?」
「うん。特にコーヒー牛乳が好きよ」
こちらがというのだ。
「あれがね」
「ああ、あれね」
「あれは美味しいわね」
「甘ったるい位甘いわね」
「あれがいいのよね」
「うん、あれがね」
美樹は笑顔で話した。
「牛乳の中でも好きなのよ、けれど甘いでしょ」
「あんまりにもね」
「あの甘さじゃね」
「歯に悪そうだから」
「あまり飲まないの」
「そうしてるの、とにかく牛乳は好きよ」
パンを食べ終えてからも言う。
「それでお外でも飲んでるの」
「だから背も高い?」
「そうなのかしら」
クラスメイト達は美樹の背も見て言った、とにかく美樹は牛乳が好きでそれでだった。今も美味しく飲んでいた。
第四百九話 完
2017・1・5
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