サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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翌日、、、
サトシ達はタケシの家から荷物を運んだ後、
リビングで昨夜のオーキド研究所での
話をカツラに話した。
PM13:00
研究所にて
カツラ:「ふむ、、、オーキド博士がのぅ」
ヒロシ:「はいっ、、盗まれたデータ
ポケモン消滅事件、もしくは
カントー新時代計画と何か関係が
あるんじゃないかと思いまして、、、」
カツラ:「波動か、、、」
マリナ:「おかしいのは、研究データが
盗まれたのに誰も発表する人が
居ないって事よね」
タケシ:「確かにっ。、、、出来上がった
データを盗んだなら、発表しない人は
居ないと思うんだけどな」
ヒロシ:「ただ、盗んだ後にあの事件が
起きたから、発表する必要がなくなったって
言う考えもある、、。そうなれば、
盗んだ訳じゃなくて単純に、オーキド博士が
誰かにデータを預けただけかも知れないんだ」
マリナ:「そこがわからない以上、
チーム・スワットの研究がシルフと
関係しているのかもわからないって事ね」
タケシ:「うーん、謎だな」
ヒカリ:「、、、そう言えば、サトシも
波動を持ってなかったっけ?」
サトシ:「え?」
タケシ:「そう言えば、
そんな事もあったような、、」
ヒロシ:「本当か?サトシっ」
サトシ:「うーん、、まぁ、確かに昔、何回か
波動を感じた事があったけど、、」
ヒカリ:「悪い奴らに連れ去られた
リオルの居場所を波動で見つけたじゃないっ」
サトシ:「でも、それ以降は全然感じないぜ?」
カツラ:「謎じゃな」
ヒロシ:「とにかく、まだ事件との
関連性はあまり感じないから、
この件に関しては俺個人で調べてみるよっ。
カツラさん、今日はどうしますか?」
カツラ:「そうじゃな、、。とりあえず、、、」
サトシ:「とりあえず?」
カツラ:「タマムシ・ヤマブキシティの
偵察じゃな。テレビで動きが見られない以上、
奴らはヤマブキシティ内で何か準備を
しとる可能性があるからのっ」
ヒカリ:「偵察ですねっ!」
カツラ:「そうじゃっ。で、夜は
タケシ君の歓迎会じゃっ!」
サトシ:「おっ、いいですね!」
カツラ:「時間は夜の7時、
場所は”MUSASI”じゃっ」」
タケシ:「ありがとうございます(嬉)」
ヒカリ:「良かったわねタケシ!」
タケシ:「あぁ!(嬉)偵察頑張るかっ!」
(二次会はスナックに行ってと♪)
サトシ:「じゃあ早速偵察に行くか!
マリナさんはどうします?」
マリナ:「あたしは残るわっ。
古代書の解読もあるし、偵察なら
みんなに任せるわ」
タケシ:「みんな偵察は頼んだ!
俺はマリナさんの手伝いをする!」
サトシ:「タケシの役割は俺達と一緒だぜ?」
ヒロシ:「じゃあ、二手に分かれて
偵察しようっ」
ヒカリ:「グッパで決めましょ!」
サトシ:「そうだな!」
サトシ達は手を出した
ヒカリ:「せーの、、タケシも手出してっ」
タケシ(しゅん)
スッ(タケシの手)
ヒカリ:「せーのっ」
四人:「グーっパ!」
サトシ(グー)
ヒカリ(グー)
ヒロシ(グー)
タケシ(パー)
サトシ:「よし!じゃ行こうぜ!」
タケシ:「なにっ!?」
ヒカリ:「違うでしょーっ?」
ヒロシ:「もう一回っ。せーのっ」
その後、グーを出したサトシとヒロシは
ヤマブキシティ、パーを出した
ヒカリとタケシはタマムシシティに
それぞれ分かれ、偵察する事にした。
カツラ:「皆、くれぐれもシルフに
捕まらんようにのっ」
サトシ:「わかりました!」
ヒカリ:「行ってきまーす!」
タケシ:「マリナさんの、、で、、、が
マリナさんと、、」(ブツブツ)
ヒロシ:「タケシ、どうしたんだい?」
四人は街へ出た。
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