サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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そして歩く事約10分
コジロウ:「おっ、何か明かりが見えたぞ!」
ヒロシ:「行ってみよう!もしかしたら、
あそこが最深部かも知れない!」
サトシ達が進んだ先には明かりが見え、
四人は明かりの見える場所に向かった。
すると、、、
コジロウ:「うわっ、、なんだここは、、」
ヒロシ:「この空間は、、、」
四人が着いた場所、そこはジム一個分程の空間で
床には時代を感じさせる石の柱の残骸等が
散らばっており、壁には火が灯されていた。
そして、奥には更に入れる
トンネルのようなものが数カ所あった。
スッ(ギャロップから降りるヒカリ)
サトシ:「”おつきみやま”に
こんな場所があったのか、、、」
コジロウ:「ここ、本当は何か
建物か何かあったんじゃないか?
見たところ、すげー古いって言うか、、」
ヒロシ:「古代の建物、、」
サトシ:「、、、」
ヒカリ:「もしかしたら、古代書と何か
関係があるかも知れないわね!
それにほらっ、奥にトンネルがあるわよ!」
サトシ達は奥に見えるトンネルを見つけた。
コジロウ:「もしかしたら古代の王冠が!
王冠〜〜!!」
ダダダダダッ!
ヒカリ:「あぁ、ちょっと!」
コジロウは
一目散に走りトンネルに入っていった。
ヒロシ:「行ってみよう!」
ヒカリ:「そうね!」
サトシ:「古代の建物、、か」
歩いてコジロウのいる方に向かうサトシ達。
サトシ:「、、、っ!!」
この時、サトシは立ち止まり、
再び頭の中で、昨夜見たような映像が流れた。
サトシの頭によぎったのは、
石を運ぶ太古の人々と、
人に力を貸すポケモン達だった。
ヒカリ:「カツラさんに連絡しなくて
大丈夫かな?」
ヒロシ:「調査が終わってからで
いいんじゃないかな?ヒカリちゃん、
カメラは持ってきてる?」
ヒカリ:「カメラならさっき洞窟に
降りる時サトシに渡したわっ。
持ってるわよねサトシっ、、って、
サトシーっ、何ぼーっとしてるのー?」
サトシ:「ん?、、あぁっ!」
スタスタッ
すると、、、
コジロウ:「うわっ!」
ヒカリ:「コジロウ!?」
ヒロシ:「中で何かあったのかも!」
サトシ:「コジロウ!」
三人はダッシュでトンネルの中に駆けつけた。
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