サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
380
そして翌朝、、、
サトシ以外は全員起きており、
朝食をとりテーブルを囲っていた。
AM8:00
リビングにて、、、
ヒカリ:「、、って言う訳なんですけど、
あたしとヒロシ君とサトシで
オーキド研究所に行ってもいいですか?」
カツラ:「オーキド研究所か、、。
確かに、行けば何か掴めるかも知れんな」
ヒロシ:「ただ、昼間は怪しまれるから、
オーキド研究所にはサイドンロボを使って
夜中に行こうと思ってます」
ヒカリ:「あぁ、そっか、、そうよねっ」
カツラ:「どっちにせよ、捕まらんように
気をつけておくれっ。オーキド博士が
不在である今、建物は他の誰かが
管理しているかも知れんからのっ」
ヒカリ:「大丈夫だいじょうぶ!
みんなで行けば恐くないわっ!」
マリナ:「オーキド研究所に行くなら、
私も行くわっ」
ヒカリ:「えっ?」
ヒロシ:「マリナさんも?」
普段、団体行動をとらないマリナに、
ヒロシ達は驚いた。
マリナ:「あたしもちょっと
覗いてみたいし、、前から興味があったのよ」
ヒカリ:「ふーん、、じゃあ、四人で
夜中に出発ね!」
ガチャッ(ドア)
サトシ:「おはよう!」
話をしていると、
支度を済ませたサトシが起きてきた。
ヒカリ:「おはようサトシ!」
ヒロシ:「おはよう!頭痛は治ったか?」
サトシ:「あぁ!二度寝したら治ったぜ!」
カツラ:「何かサッパリしとるのっ。
良い夢でも見たんか?」
サトシ:「まぁ、、ちょっと!」
ヒカリ:「ふふっ(笑顔)、、あっ、
そうだサトシっ、今日の夜中に
オーキド博士の研究所に行くわよっ」
サトシ:「博士の研究所に?」
ガタッ(椅子に座るサトシ)
ヒカリ:「そ!事件調査の一環としてね!」
サトシ:「へぇ、、いいかもな!」
ヒロシ:「時間帯は深夜の1時、
サイドンロボで行こうっ。マリナさんも
同行するからっ」
サトシ:「そうなのか!、、じゃあ
今日は夜中まで特訓だな!」
ヒカリ:「えーっ、ずっと特訓なのー?」
サトシ:「当たり前だろー?
せっかくカラカラが”ほねブーメラン”を
使えるようになったんだからな!」
ヒカリ:「さすがに
夜中まではないでしょ〜(呆)」
ヒロシ:「あ、カツラさんっ、
昨日のタクシー代の領収書ですっ」
マリナ:「あっ、あたしも」
スッ(領収書)
カツラ:「ふむ、、」
カツラ(みんなタクシー代使いすぎ)
リビングでやりとりしていると、、、
prrrrprrrr prrrrprrrr
突然、カツラの携帯が鳴った。
カツラ:「誰じゃ?」
スッ(携帯を手に取るカツラ)
カツラ:「、、、コジロウ君か」
相手はコジロウだった。
サトシ:「みんなそれぞれのポケモンで
合体技出来ないかな?」
ヒカリ:「あっ、それいいかも知れないわね!」
ヒロシ:「ポケモン三体の連携技か、、」
prrrrprrrr prrrrprrrrprrrr
ピッ
カツラ:「、、、もしもし?」
カツラは電話に出た。
ページ上へ戻る