サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
372
そして陽は沈み、研究所は再びよるを迎えた。
PM:21:00
研究所にて
(テレビ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャスター:「最近グレンタウンを騒がせていた
連続詐欺グループが、本日午後3時頃、
海岸沖の埠頭で逮捕されました。
犯行グループは、、、」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カツラ:「そろそろ
あの2人(サトシ・ヒロシ)も
帰ってくる頃じゃろうか、、、」
ヒカリは研究所に戻った後
広間でポケモン達の特訓をし、
マリナは部屋で古代書の解読をしており、
リビングにはカツラが1人コーヒーを
飲みながらテレビを観ていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャスター:「グレン署の話によりますと、
犯行グループは町から離れた工業地帯で
被害者の女性から現金の入った封筒を受け取り
埠頭付近を逃走した所を、先回りしていた
警察官に確保された模様です。、、また、
捜査方法に関しては犯人グループと遭遇した
駐在所の巡査と一般の観光客が、、、」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カツラ:「グレンタウンも物騒に
なったのう、、、」
ズズッ(コーヒー)
カツラがテレビを見ていると、、、
ガチャッ(ドア)
サトシ:「ただいまー」
ヒロシ:「ただいまー」
サトシとヒロシが帰ってきた。
カツラ:「おお、帰ってきたかっ」
サトシ:「すいません遅くなりましてっ」
カツラ:「それで、、、土産は?」
ヒロシ:「ちゃんと買って来ましたよっ」
2人はカツラに頼まれた海鮮缶詰と
グレンハンバーグをテーブルに置いた。
カツラ:「おぉ!それじゃそれじゃ!」
ヒロシ:「とりあえず、他にも
お土産買ってきたからみんなで食べようっ。
今日の話も伝えたいしっ」
サトシ:「そうだな!」
サトシ達はヒカリとマリナを呼びに行き、
リビングに全員集合した。
ページ上へ戻る