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マクロスF~天使の翼~

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#01 クロース・エンカウンター後編

 
前書き
第1話目の後編です。 

 
フロンティア船団新統合軍護衛艦隊のグァンタナモ級宇宙空母
(アームドタイプ)より新統合軍の可変戦闘機VFー171ナイトメアプラスが発進準備を整えて次々出撃する。

『指令部より入電、リマー8に続き無人邀撃隊も撃墜された。敵の詳細は不明、強力な電磁妨害をかけてくる為プロテクトレベルをセブンに変更』

「どこの奴等だ」
「未確認らしいですが」

「進路クリア!発進システムスタンバイ、発進システムスタンバイ。」
「リニアカタパルト展開!」

「『ブラボー小隊』発進どうぞ!」

「了解だ!ブラボー1、ブラストオフ」

『グッドラック、ブラボー2』

「サンキュー!」

その頃、シェリルのライブ会場の天空門ではライブが始まりヒロ達アクロバットチームが飛ぶ

『私の歌を聞けぇ~』

(♪♪♪)

「バックアードエアブレイブ」

「遅れてるぞ二番機!」
「そのまま行けよ!」

『重力反比例♪火山みたいに光るfin♪♪』

『♪♪♪』

同じ頃、発進しよた新統合軍のバルキリー隊が、『アンノーン』を射程にとらえる。その攻撃隊のパイロット達はほとんどが実戦経験が無い者が多く、あまりの緊張で呼吸が、乱れある者、コックピット内の計器に家族の写真を張り、それを見て家族の名前を呟く者達が、中隊長指揮でミサイルの安全装置を解除ターゲットをロックオンする。

「ハァーハァーハァー…」
「エレナ、ジョニー…」
「目標確認、安全装置解除!」

そして、新統合軍のバルキリー隊がアンノーンに向けてミサイルを発射しパイロット達が着弾をモニターで確認しているとミサイルは、ターゲットに命中せずにそれ爆発し前方から熱源が多数接近してきてバルキリー隊が撃墜される。
新統合軍指令部CICのレーダーから、出撃したブラボー小隊の『ブラボー1』と『ブラボー3』のIFFが、ロストして更に、バルキリー隊に被害が出て指令部に混乱が走る。
そして、新統合軍の司令官が慌てて誰かに連絡を入れる。

「ブラボーリーダーより各機へ、攻撃開始」
「「「了解」」」

「なぁ!」
「ミサイルが!?」
「熱源接近…うぅわぁぁ」

『ブラボー1、3、撃墜されました。』
『コールク7、被弾!緊急帰還します。』

『事実なのかね、アンノーンがゴーストやミサイルの制御に干渉したと言うのは?』

「はぁはい、大統領閣下!すでに第一防御ラインを突破されました。」

『何としても、そこで食い止めろ。こちらでも手を打つ…全艦に避難命令を!』

その電話の相手はフロンティア船団の大統領ハワード・グラス
だった。ハワード大統領は補佐官であるレオン・三島に訪ねると電話を手にしてある人物に電話をかける。

「軍では押さえ切れないか」

「恐らく」

「うむ、私です。ミスタービルラー遂に『奴ら』が来ました」

そして、S.M.Sのブリーフィングルームでは、オズマ達がくつろいでシェリルライブ中継を見てるとランカの姿が映りオズマがビックリして珈琲を噴き出すとギリアムがオズマに聞くている時に急にアラートがなり緊急を知らせをボビーが報告さるとジェフリー艦長から装備の使用許可がでる。

「ブゥ~、ラ‥ランカ?」

「これですか、ミシェル達がバイトで飛んどるてのは」

「あぁあ、そうだな」

「ん?」

「何?」
「演習?」

『大統領府より、S.M.Sに出撃要請!全小隊スクランブル!ミッションコード・ビクタースリー!繰り返すビクタースリーが発令された!』

「ビクターて…マジかよ?」

『諸君、残念ながらこれは演習では無い!全機にスーパーパックを装備、隊長機にアーマードの使用を許可する!』

それを聞きオズマがギリアムにミシェルの呼び出しを頼みカナリアに出撃指示をしてオズマが呟く

「ギリアム、ミシェル達にもコールを」

「了解!」

「カナリア!でるぞぉ!」

「ランカ、ついに来たぞ」

その頃、格納でエンジェル小隊が戻ってきて機体の整備を頼んでいる時に、アラートが鳴り状況を知らせられてアイリがツグミ達に指示を出し機体に搭乗する。

「嘘、実戦なんてぇ…」

「落ち着きなさい、ヒナ!」

「だって、さっき偵察から戻ったら実戦ですよ!」

「分かってるわ!だから、慌てないの、ナギサを見なさい落ち着いてるでしょう!哨戒の時に隊長も言ってたでしょう」

「『貴女は小隊の目』だて索敵と情報分析が担当なんだからしっかりしなさい!貴女は私がちゃんと守るから安心しなさい!」

「はい…」

「オホン…二人ともう良いわね!」

「「はい…」」

「なら全員、機体に搭乗!エンジェル小隊出撃するわよ!」

「「「了解!」」」

一方、シェリルのライブ会場天空門のバックヤードでは…アルトのスタンドプレーのせいで大事故につながるところだったがどうにかライブを続けられのだが終わった後ミシェルとアルトが争う形になりさらにユウナが首を突っ込むからまたややこしくなりルカとヒロが止めにはいる。

「アルト!さっきのパフォーマンスはなんだ!お前のワンマンプレーのせいで大事故が起こるとろだったんだぞ!」

「誰もケガしてなかったんだ問題ないだろ…お客も喜んでたし」

「アルト!!」

「アルト君、そんな言い方無いでしょう!結果的に怪我する人出なかっただけで、もし怪我人出たらどうなってたか分かるよね!アルト君だって元は役者さんなんだから」

「なぁ、今は関係ないだろ!」

「舞台の事一番知ってるじゃない」

「それは…」

「落ち着いて下さいよ、三人ともまだライブ中たんですから」

「そうだぞ、落ち着けよ三人とも熱くなりずきだて…」

すると、フロンティア行政府から緊急事態の艦内放送が入りライブは中止になりシェリルが女性軍に手を引っ張られステージ袖に連れて行かれると客達が動揺する。

『マクロスフロンティアフロン行政府よりお知らせします。全艦に避難警報が発令されました。市民の皆さんは速やかに最寄りシェルターに避難しください。繰り返します、避難警報が発令されました。……』

「え、ちょっと、なによ!どういう事!?」

「いいから、忙しいで早く」

「なんだ!?」
「シェリルが!」
「だよ、良いときに!」

そしてミシェルにギリアムからのコールが掛かりルカとヒロに指示を出しその場を離れるとアルトが呼び止めるがそのまま三人は会場出る。

「了解、直ちに戻ります。」

「行くぞ、ルカ、ヒロ」

「分かりました」
「了解だ」

「お、おい!ミハエル、ルカ!…何が起こってやがる…」

すると途中でユウナがミシェル達に気づいて後を追いヒロの腕を掴み止めるとミシェルがそれに気づき声をかけるがヒロがミシェルに先に行くように言う。

(あれて、ミシェル君にルカ君それにヒロ君まで)

「ヒロ君、待ちなさい!」

「うぁ、ユウなんだよぉ」

「『なんだよぉ』て、こんな非常時にどこ行くつもりなの?」

「おい、ヒロどうした!」

「すまないけど、二人とも先行ってくれ」

その言葉にミシェルが返信をしてルカと先に行きユウナがミシェルとルカを止めようとするとヒロがユウナを落ち着かせ説明する。

「分かった!先行くぞ、ルカ」
「分かりました。」

「ちょっと、ミシェル君、ルカ君待ちなさい!」

「ユウ、待て話すから落ち着けよ!」

「はぁ~、そうね…それで何処に行くの」

「バイト先から呼び出しがあってそれで今から行く所なんだよなぁ…」

すると、ユウナがキレてヒロに言うとヒロがらちが明かずないと思いユウナの腕を掴みバイト先に向かう。

「こんな時に、呼び出すバイト先なんて無いでしょう普通!ワケわかんない事言って無いでシェルターに…」

「ああもう~、ユウ!黙って一緒に行くぞ!」

「 ちょっと、シェルターは」

「シェルターより安全だよ!お前を連れて行く所はなぁ」

「はぁ、言ってることわかんないよ!」


そんな頃、新統合軍のVFー171ナイトメアがアンノーンと戦うも背後から弾を喰らい殺られたり、機体にと取り付きコックピットを尾のようなもので突き刺されパイロットを殺られたりと次々と撃墜されていると一機のナイトメアがアンノーンに追われてあと少しで捕まり殺られそうになるとアンノーンが突然爆発してパイロットが驚く

「くそ、この野郎~…なぁ」

「メイデー、メイデー、ヒィイ、グァ」

「くぅ、ハァ、ハァ、ヒィイ…?」

すると背後から先行出撃したオズマが指揮するスカル小隊とアイリ達エンジェル小隊のVFー25メサイアが現場に到着して統合軍の援護に回る。

「S.M.Sスカル小隊リーダーオズマ・リーより新統合軍機へこの宙域は我々が引き継ぐ!」

「りょ、了解」

「ふん、腰抜け共に戦える相手では無い!」

「コード・ビクダー!隊長が言ってた例の?」

「行くぞ!」
「了解!」

「エンジェルリーダーよりスカルリーダーへ、私達は新統合軍機の離脱をサポートしますのです前衛は任せます。」

「こちら、スカルリーダー了解だ!こちらは任せろ。」

そんな感じで戦闘が始まる一方ではS.M.Sの格納にユウナを連れて来たヒロがパイロットスーツを着たミシェルに怒られる。

「おい、ヒロ!どういう事だ」

「すまなん…ミシェル、なかなか話がまとまらないから直接連れて来た…」

「はぁ~お前、後で隊長とツグミさんに絞られるぞ!」

「分かってるよそんなのまあともかく、オレも着替るからコイツに簡単に説明しあげてくれ」

そう言うとヒロは取り合えずパイロットスーツに着替えに行くと混乱しているユウナにミシェルが説明する。

「了解だ!」

「何なの?最新鋭のVFー25メサイアに…パイロットスーツ着た ミシェル君とルカ君が居て何なのいったい??」

「ユウ、混乱てるが時間が無いから手短に説明するがいいな!」

「うん…」

「ここは、S.M.Sフロンティア社の地下格納庫だ。」

「地下格納庫!?でも、S.M.Sて言うと民間軍事会社だけど、主な仕事の内容は、民間の引っ越し手伝いとかあとは、ボディーガードとかやる会社だよね?」

「あぁ、表向きはそうだが、裏では統合軍への支援行動をしたり新型機のテストなどをしてる要は軍の下請けみたいなもんだよ」

ミシェルが簡単に説明し終わるとヒロがパイロットスーツに着替え終わりミシェルに声をかけユウナを近くに居た整備士に頼み機体乗り込み機体を起動させ発進カタパルトに機体を走らせる。
そして、ユウナが心配そうな目で発進しようとするヒロの機体を見つめていると整備士の女性がユウナを仕事の邪魔にならない場所に誘導する。

「お待たせ、ミシェルもう出よう!隊長が今いないから指揮を頼むよ」

「あぁ、そうだな、スカル小隊出撃するぞ!」

「「了解」」

「あと、ユウはここで大人しくしてくれよ!大丈夫、ここは安全たからさぁ!」

「…うん」

「すみませんが、この子をお願いします。」

「分かった!さぁ、こっちに来てくれる。」

「はい…」

その一方では、アンノーンが、新統合軍とS.M.Sのバルキリー隊を振り切り最終防衛線の艦隊の砲撃やデストロイドの対空攻撃を交わしウラガ級護衛宇宙空母、ノーザンプトン級ステルスフリゲートなどを何隻か撃破してアイランド1に近づいて行く。

「うぁぁ、メイデー、メイデー後ろをとられた…助けぇグァ」

「追い付けねぇ!」

『主砲撃てぇ、弾幕を張り何としてもアイランド1に近づけるな!』

『バーミリオン小隊とパープル小隊は、何をしている!』
『敵が速すぎて追い付いて無い状況です。』
『パープル1、ロスト! 浦賀が大破、グレンデイルは被弾』
『艦長、アンノーンより高エネルギー反応、攻撃来ます!』
『何!?回避だ、回避するんだ。』
『間に合いません…きゃあぁ』

「なんて、奴らだ!?」

「ギリアム、街を守るぞ!!」

「言われなくたってぇ~」

『パープル、バーミリオン小隊壊滅!』
『最終防衛ライン突破されました!』
『アイランド1に取り付かれます!』

『くぅ、シールド展開!』

そして、『スカル4』ギリアムの機体がスロットル全開で『アンノーン』を追いかけ58mmガンポッドを『アンノーン』に撃ち込むが弾丸は弾かれるそして『アンノーン』は巨大な腕でアイランド1のシールドを破り内部に侵入される。そして、アイランド1の緊急補修ジェルで穴の空いたが分が塞がろうとしてるときにギリアムは装備していたスーパーパックをパージして内部に突入する。
その頃、『デルタ1』から作戦変更の指示を受けてエンジェル小隊は新統合軍の突破された防衛線の穴を埋めの為、アイリの指示で迎撃フォーメーションに切り換え『アンノーン』との戦闘を開始する。

「貴様らぁ~」

『デルタ1より、エンジェル1へスカル小隊がアイランド1に侵入した敵を掃討する為、艦内に入りました。エンジェル小隊は最終防衛線の空いた穴埋めて防衛線の内側の敵を一掃願います!』

「エンジェル1了解、エンジェルリーダーよりエンジェル各機へ作戦変更!これより敵の迎撃に入るフォーメーションは[ウイングアタック]私とツグミで先攻して敵を撃破する!ナギサは、狙撃地点を確保して援護しなさい!ヒナは、デルタ1と戦術リンクして敵の行動パターンを把握し私達に報告しなさい!行くわよ!各機、アタック!」

「「「了解」」」

そして、エンジェル小隊は散開してアンノーンの迎撃に向かい、アイランド1内部では、ギリアムが侵入したアンノーンと戦い大変な事になり早乙女アルトの物語も始まり、もう1人の少年の運命も動き変わろうとしていた。 
 

 
後書き
次は、頑張って戦闘を入れて見ました。
 
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